横浜・石川町(元町)の銭湯「恵びす温泉」へ行ったら中華街ならではの警戒感だった

2021年5月21日

みなとみらいランからの銭湯ランで立ち寄った

みなとみらい周辺は人気のランニングスポット。終点の山下公園から近い「恵びす温泉」で汗を流すことにした。

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山下公園から約850mとアクセス良好!

山下公園からは恵びす温泉までは距離850m、徒歩にして約11分と、山下公園から一番近い銭湯になる。

電車だと一番近い駅はJR根岸線・横浜線の「石川町(元町・中華街)」駅
恵びす温泉まで徒歩5分・距離350mと至近距離だ。

次いで、みなとみらい線「元町・中華街」駅だ。徒歩8分・距離650mと十分近い。

というわけで、このエリアは公共交通機関が発達しているから恵びす温泉はアクセス良好なのだ。

元町・中華街の銭湯「恵びす温泉」の外観
中華街側からアクセス。看板があるから分かりやすい。
(2021年5月14日撮影)
元町・中華街の銭湯「恵びす温泉」の外観
この高野ビルの2階が恵びす温泉だ。
ちなみに1階はコインランドリー。
(2021年5月14日撮影)

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午前11時から深夜1時まで営業している!

恵びす温泉のエントランスは階段を上って2階のようだ。階段入口の案内を見てみると・・・

営業時間が午前11時から深夜午前1時まで

朝早くから夜遅くまで営業している。

深夜1時だともう終電もないのだが・・・。いや?観光地でホテルも多いから、広いお風呂に入りたいとなれば、これはこれでアリなのかもしれない。

元町・中華街の銭湯「恵びす温泉」の外観
長時間営業、お疲れ様です。しかも定休日はないようだ。
(2021年5月14日撮影)

ちょっと外観の写真など撮っていたら、どんどん人が恵びす温泉に吸い込まれて階段を上っていく。もしや繁盛店なのか?

元町・中華街の銭湯「恵びす温泉」の看板
階段の踊り場の看板。お風呂の種類も豊富だ。(2021年5月14日撮影)
元町・中華街の銭湯「恵びす温泉」の玄関
階段を上りきって右手が店舗への入口。
(2021年5月14日撮影)
元町・中華街の銭湯「恵びす温泉」の外観
今日の薬湯は「森林浴イヴタス」?だ。
(2021年5月14日撮影)

店内に入ってすぐ右手に券売機。入浴料490500円(2023年11月時点神奈川県銭湯料金)現金でポチッとな。

その後、ランニングシューズを脱ぎ、下足箱にしまい鍵をかけてフロントへ。

そしてフロントで入浴チケットと下駄箱の鍵を渡す。

そう、ここ恵びす温泉は下駄箱の鍵と脱衣所ロッカーの鍵が交換制なのだ。

向かって右が男湯、左が女湯だったが、男湯と女湯の間に登り階段があった。どうやら中2階はもみほぐし処のようだ。最近オープンした模様。

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脱衣所が広い!

恵びす温泉の脱衣所に入ると、その広さに驚いた。

ロッカーが壁沿いにコの字型に配置された通常の脱衣スペース+ロビー(休憩スペース)といった感じだ。そういや、フロントにはロビーがなかったからかな。自動販売機とTVもある。

ロッカーは正方形と縦長型の2種だが、基本設計が大きめ。正方形でも十分の大きさがある。

ちなみに、先ほどフロントに入浴チケットを渡そうとした際、ゴルフ帰りなのか?俺より先に入った客が、縦長のロッカーに変えてくれ、とフロントにロッカーの鍵交換を要請していたな。

洗面台は4つもある。それぞれ椅子付きで鏡も3面鏡みたいになっている。(男にゃあんま意味ないと思うけど。)団扇とヘアブラシも置いてある。あと綿棒もあればなぁ。

ドライヤーは2機あり、20円で3分と標準的。

休憩スペースはテーブル・ベンチが置いてある。雑誌もあればなぁ。

そして給水機も一つ置いてある。ラーメン屋にあるようなセルフ式でコップで押した分、水が注げるようなやつ。

でコップは?というと、カップが一つ置いてあるのみ。

そう、回し飲みの間接キスなのだ。

これは無理!おれ、回し飲み無理だし。

ましてや、コロナ感染拡大防止下においてはやめた方がいいだろう。(でも窓は開けて換気はしていた)

と、ランニングウエアを脱ぎ去り、恵びす温泉の広い脱衣所を後にした。

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バラエティに富んだ風呂!

浴室の自動ドアをあけ、いざ恵びす温泉のお風呂へ。

2歩進むと、床の感覚が・・・ない。いきなり段差だ。あぶねー、注意せよ。

ぱっと見渡せる縦長のお風呂。そして中2階があり、カランは1階中央、そして両サイドに内湯を配置した、立体的なプールみたいな作り。
そして奥の方は、ゲートで入浴エリアが隔てられている。

冒頭に続々と客が恵びす温泉に吸い込まれていくと書いたけど、そんなに混雑は気にならない(空いてもいないけど)。

カランの数は22。まぁ標準的か。
体を洗いながら、競馬のゲートのように隔てられている奥の風呂場には、どうやって行くのだろうとチラチラ見ていた。

どうやら鍵が必要みたいだ。入っていく人を見ると。
ということは施錠されているのか。

ま、いいや。先に入れる風呂に入って、もう少し様子を見よう。恵びす温泉の内湯の種類は下記の通り。

  • 立ちシャワー
  • 電気風呂
  • 薬湯
  • 歩行風呂
  • ジャグジー
  • マイクロバイブラバス
  • ジェットの座風呂

湯温は概ね40度を示しており、ぬるめでじっくりと浸かれる。

洗い場は前述の通り、一段低くなっており、内湯は階段を2,3段登り高いところに位置している。

片方には電気風呂と歩行風呂、もう片側に薬湯・ジャグジー・バイブラ・座風呂といった配置だ。

薬湯はお湯が真っ青だ。
そういえば、店の入口に今日の健康クスリ風呂は「森林浴イヴタス」とあったな。これか。
森林浴っていうと緑かとおもったけど、青なのね。

隣のジャグジーが一番高いところに位置する。
五角形で入口の辺を除いた四辺から、背中へ強いジェット水流が発生している。
だから、4人くらい座れるかな。
ライオンの顔付き。

ちなみに内湯はそれぞれ隔てられており、高さも違う。
高い風呂から低い風呂へお湯が滝のごとく流れ、注がれているのだ。

座風呂は2人分
こっちは足裏・ふくらはぎ・腰へジェット水流を当てマッサージできる。
水圧はジャグジーより弱めだけど、血行が良くなっちゃうな―。

そして、歩行風呂
回遊式でなく、人が一人歩ける幅の直線。つまり出入り口が2つある。どっちが入口で出口かの明記はないが、すれ違いがむずかしい幅だ。

歩行風呂に入ってみると、腰くらいの深さで両側から強めのジェット水流を当てられる。
そして床には凹凸がある。つまり足つぼを刺激するのだ。
浮力で体重が軽くなっているので痛くはない。手すりも付いているので、その場で足踏み。こりゃ血行が良くなっちゃうな―(二度目)。

電気風呂とバイブラはいたって普通。
バイブラバスに漬かりながら、例のゲートの出入り様子を窺っていると、ロッカーの鍵とはべつのオレンジ色の鍵を挿して開けているみたいだ(ロッカーの鍵は青)。裸眼だからあまりよく見えないけど。

中2階へも、ゲート先に階段入口があるみたいで、上に何があるかは今いる下からはよくわからない。

ゲートの向こうには何があるんだろう?
ちょっとロッカーの鍵が合うか試してみるか?とタイミングを窺っていたら、フロントのばあちゃんが男湯に入ってきた。

定時の清掃のようだ。意識高いな。

給水機の意識は低いけどw

よし、ばあちゃんも清掃を終え退いたので、行ってみるか!
ロッカーの鍵を鍵穴に・・・

さ、

ささらない

そりゃそうだよな、やっぱりー、と思いつつ引き返し別の風呂に入る。

たぶん向こう側はサウナだな(あと水風呂)。サウナは別料金だし。

となると、サウナ料金を払わずにサウナに入る輩がいるってことか?

さすが、中華街。

民度が低いかどうかは分からんが、異国情緒あふれる街だから、日本語も読めないかもしれないしな。鍵かけときゃ確実だしな。警戒するに越したことはない。

そういやあんまり貼り紙ないかな。外国語で注意書きを貼る手もあると思ったけど、効果ないかな。文化も違うし。

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恵びす温泉には、ランニングで疲れた脚をほぐしてくれるマッサージ効果の高いお風呂が揃っている。

そして午前11時から営業しているというところが銭湯ランナーにはうれしいポイント。

さらには、やっぱり横浜みなとみらいというランニングするには楽しいところに近い。

ということで恵びす温泉は・・・

星、2つ半です(巨匠風)

浴室内は段差が多いから要注意。

さて、鍵付きゲートの向こう側には何があるのか?サウナも付けた750円を払って恵びす温泉に再訪が必要かも。

続く?

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