世田谷246ハーフマラソン2020はオンライン開催!新しいマラソン様式は楽しめるのか!?
コロナ感染拡大防止下では新しいマラソン様式が必要だ
2020年はコロナウィルス感染拡大のため、軒並みマラソン大会が中止となった。そんななか世田谷246ハーフはオンラインマラソンになるという。「オンライン」?どんなものか出走してみた!
世田谷246オンラインハーフマラソンにエントリー
世田谷246ハーフマラソンとは、毎年11月ごろに世田谷区が主催するマラソン大会。
駒沢オリンピック公園総合運動場(駒沢公園)内の陸上競技場からスタートし、国道246→二子玉川→多摩川河川敷→目黒通り→駒八通りを経て、駒沢公園へ戻りゴールする。日本陸連公認のコース・大会でもある。
通年であれば応募は抽選で、高い倍率に負け落選続きであった世田谷246ハーフ。2020年はコロナ感染拡大の影響で、オンラインマラソンという新しい形式となり、かつ抽選から先着順となったことを契機にエントリーしてみた。
参加賞はnico and…の「NUMERALS」ラインのTシャツとネックゲイターがもらえる。アンダーアーマーやPUMAなどのスポーツブランドでなく、アダストリアが展開するライフスタイル提案型ブランドの「nico and…」とコラボしたアイテムは、青梅マラソン×BEAMSのようなファッション性の高さに惹かれた。
Tシャツはオーソドックスな白だが、前後ろに複数の2か所プリントがこだわりを感じさせる。
そして「NUMERALS」とはniko and…の機能ウエアのライン。機能性とファッション性が両立されたTシャツとネックゲーターが、エントリー料の2,000円(!!)で手に入るとなれば、参加しない手はない。
今回の世田谷426オンラインハーフマラソンは先着3,000名だったので、エントリー開始の9月7日にスポーツエントリーで急ぎエントリーした。しかし、エントリー期間が延長されたようなので、実際それほど脚光を浴びてはいなかったのかもしれない。
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世田谷246オンラインハーフマラソンの特徴
オンラインマラソンとなった世田谷246ハーフの開催要項を述べよう。
好きな時に走ってよい
2020年11月8日(日)から15日(日)までの1週間の期間内であれば、好きな時間で走ってよいのだ。朝でもいいし、昼でもいいし、夜でもいい。スタート時間、競技時間が決まっていないのだ。
各々のライフスタイルに合わせて走ることができる。
好きなコースを走ってよい
そしてコースも自由だ。21.0975kmを走ればいいのだ。
しかし、通常のマラソン大会のように公道をランナー占有ではない。歩道の歩行者や赤信号など十分に注意する必要がある。
計測はアプリを使用
通常のマラソン大会のようにICチップ計測ではない。それではどうやって計測するのか?
それはランニングアプリだ。ランニングアプリでトラッキングした結果をアップロードするのだ。
アプリの指定はない。Nike Run ClubやRunkepperなど主要なアプリを網羅しているから、普段使用しているアプリでOK。
計測には完走型と累積型がある
完走タイプは一度に21.0975kmを走り切らなければならない。
一方、累積タイプは複数に分けて累計で21.0975kmを満たせばOKだ。
各自の走力に合わせてオンラインマラソンの感想が可能だ。これはエントリー時に完走タイプ/累積タイプを選ぶ。
考えてみれば・・・PB更新したい場合は累積タイプを選択して、1000mを21本やってもいいんだよな・・・。
制限時間がない
ここまで読めばお分かりの通り。当然ながら制限時間は設けられていない。初めてハーフマラソンに挑む人にもおススメだ。
参加特典が魅力的
前述の通り、 機能性とファッション性が両立されたTシャツとネックゲーターが、エントリー料の2,000円(!!)で手に入れることができる。
エントリー料がリーズナブル
最後に繰り返しとなるが、エントリー料金が2,000円である。通常のマラソン大会であれば中止となっても返金されないため、金額が高いほどエントリーに躊躇しがちだが、このくらいであればエントリーもしやすいのではないだろうか。しかもオンライン開催のため、中止の恐れもないのだから。
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2020年11月8日、世田谷246オンラインハーフマラソンを走った。
自分はエントリー時、完走タイプを選択した。走る日とコースは11月8日に、実際の世田谷246ハーフのコースをトレースしようと思ったのだが、当日に一緒に走る仲間と相談して、駒沢公園→国道246→砧公園→国道246→駒沢公園というアップダウンの少ないルートにした。
本来の世田谷246のコースでは、瀬田の交差点から二子玉川まで急降下で坂を下り、平坦な多摩川河川敷を走る。そして下ったのだからその分、今度は目黒通りを等々力まで駆け上がる。それを嫌っての今回の砧公園コース。
ま、地味にアップダウンはあるのだがwww
駒沢公園を1周してから国道246へ。歩道を走るので歩行者に注意しながら赤信号でSTOP&Go。意外と世田谷246オンラインハーフの参加特典Tシャツを着ている人が多かった。
砧公園では約1.7kmのランニングコースを1周し、また国道246を使って駒沢公園に戻る。ここまでの走行距離が約14km。足りない分は駒沢公園内をぐるぐる3周ちょっと走って終了。
記録としてはPBには程遠い平々凡々なタイム。
ハムストリングスの故障があるにせよ、赤信号で止まらざるを得ないことと、狭い歩道での歩行者・自転車への注意、そして砧公園には歩道橋を渡る必要があることを考えれば、およそPBは狙えないのだが、オンラインマラソンを初体験できてよかった。マイペースで走れるのがよいね。
ちなみにPBを狙うなら、オンラインマラソンという形式を利用すれば、100mダッシュ×220本や1000m×21本+100mダッシュでもよいわけだ。
そこまでしてPB出したいか?(藁)
余談だが、世田谷246オンラインハーフでは、寝かせておいたNIKEズームフライで走った。
「寝かせた」というのは、購入早々、横浜月例マラソンの20㎞で履いたのだが、厚底ゆえか熱がこもり?、終盤に前足部が熱くなって走れなくなったのだ。
今回久しぶりに履いてみたが、やはり終盤は前足部の足裏が火傷したかのように熱くなって走れなくなってしまった。厚底は合わないのかもしれない。
身長が高くなるから好きなんだが(そこかいっ)
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大会評価は星2つ★★ですっ!
これまで抽選だった世田谷246ハーフに出走できた。記念品もオシャレ。オンラインはマイペースで走れるところがいいね。
しかし、本来のコースを走らなかった悔いが残る。そして本来のコースで自己記録更新を狙うには信号や歩行者との接触など安全を考えると難しい。沿道の応援もないため、充実感は劣るであろう。
来年はどうすっか?
検討。