中嶋湯(小田原市|小田原駅)は歴史の街に佇む昭和レトロ銭湯!

城山陸上競技場で行われたマスターズ陸上の汗を流しに、小田原市中町にある銭湯「中嶋湯」へ行ってきた。

スポンサーリンク

小田原駅から徒歩13分のアクセス!

中嶋湯の最寄駅は小田原駅
東海道新幹線が停車するうえに、JR東海道線・湘南新宿ライン、小田急小田原線や箱根登山鉄道、伊豆箱根鉄道大雄山線も乗り入れるビッグステーションだ。

神奈川県西の要所、小田原駅の東口から中嶋湯までは徒歩約13分(距離約900m)だ!

でも、中嶋湯に一番近い駅は伊豆箱根鉄道大雄山線の緑町駅
徒歩約7分、距離にして約500mだ!

1時間に4~5本の運行だから、緑町駅は使えないことはないだろう。

小田原市の銭湯「中嶋湯」の外観
「中嶋湯」の看板があるし、低層住宅地に聳え立つ煙突が目印で中嶋湯だとわかりやすい。
(2023年10月撮影)

駐車場3台分あり!

小田原市の銭湯「中嶋湯」の駐車場
道を挟んだ向かい側に駐車場が3台分あり
(2023年10月時点)

スポンサーリンク

15時30分開店!閉店は20時30分で早いから注意!

中嶋湯の営業時間は、

15時30分~20時30分!

閉店が20時30分と早めだから要注意だ!

(小田原では普通なのかもしれないけど)

定休日は毎週火曜日に加えて、他は不定休らしい。

小田原市の銭湯「中嶋湯」の営業案内
2023年10月の営業案内。毎週火曜と隔週水曜が休みだった。(2023年10月時点)
小田原市の銭湯「中嶋湯」の外観
玄関入口からもう男湯と女湯が分かれる中嶋湯は、レトロな番台式だと窺い知れる。(2023年10月時点)。

こじんまりとした玄関・下駄箱!

左側の入り口が男湯で、右側が女湯

玄関のドア脇の壁に傘が掛かっていたが、ちゃんとした傘立ては玄関内にあったw。


ドアを開けると右の頭上からおかみさんの

「いらっしゃいませ。」

の声。(驚

番台が近い!

そして玄関が狭い!

新潟のさか井湯を思い出す狭さとレトロさだw。

左の壁に3列6段の計18足分の木札の下駄箱。(少ないうえに小さい下駄箱)

バネ式の鍵(ラッチ)で下足箱の扉を開けると、鍵(ラッチ)がぴょいと上に出る
だから鍵を掛けるには木札を下に押してラッチを引っ込ませる必要がある。

でもあれ?
鍵がかからない??

小さい下駄箱だから、オレのNIKE社製厚底ランニングシューズ28センチは扉が閉まらないのだ!

おかみさんに「(下駄箱が)小さくてごめんなさい。床に(靴を)置いてください。」て言われたけど、むしろオレの靴の方がデカくてごめんなさい。

床には、やはり入らなかったであろう先客の靴が置いてあった。

でも、グッと扉を押し込んだら鍵がかかった!

NIKEはクッション性も抜群なのだ。

スポンサーリンク

シャンプー・ボディソープ設置なし!

番台のおかみさんに、

入浴料金500円(2023年10月時点神奈川県銭湯料金)を現金支払い。

おかみさんに

「シャンプーやボディソープは置いてないけど大丈夫か?」

と聞かれたが、銭湯ランナーなので持参している。大丈夫👍。

※Amazonでミニシャンプー・ボディソープを探してみる。

中嶋湯でもリンス・コンディショナーを各30円、ボディソープは40円で使い捨てサイズを販売してる。

レンタルタオルはなく、販売してる。

タオルはレンタルではなく、販売のフェイスタオルが220円、ナイロンタオルは400円で取り揃えている。

鍵付き脱衣ロッカー少なめ

中嶋湯の脱衣ロッカーは、女湯側に2段6列の低いロッカーと、浴場出入り口脇に2列4段くらいのロッカーと、2箇所にある。

絶対数が少ないうえに、所々鍵がなくなっているようだw。

ロッカーの鍵に付くのはゴム紐だが、致し方ない。
(前客が使って湿ってるのが嫌だけど、鍵がかかるロッカーが少ないからしょうがない。)

ロッカーも小さめながらも、オレのサロモントレイルブレイザー20は余裕で収まった。
ε-(´∀`*)ホッ

ボトルキープならぬ桶キープ

中嶋湯に貸しロッカーはないが、脱衣所内の一角にある棚には洗面器がずらり

こ、これは桶キープやないけ!

常連たちが自己責任で風呂桶と浴用品を置いてる模様。
あと脱衣籠もあるので、鍵付きロッカーを使わない常連もいた。

ちなみに、トイレは脱衣所内でなく、店の前面にある縁側を出た横にある
室内でなく室外にあるので要注意。

ランニングウエアを、脱ぎ捨てたら風呂だ!

スポンサーリンク

浴場もこじんまり。

中嶋湯は浴場も小ぢんまり

おそらく執筆時において、筆者史上最も小さなシンプル公衆浴場。

山梨県甲府の都温泉という銭湯を思い出したけど、都温泉より小さい。

島カランなしで女湯側に4席、外壁に4席とトータル8席の洗い場。
なにせ島カランなしだからねー。

番台でのやり取りの通り、中嶋湯にはシャンプー・ボディソープの備え付けはない!
持参が必要。

シャワーは熱めだった。(;´Д`)

シンプルレトロな中嶋湯の浴場には、浴用品を置くラックなどはないので、皆洗い場に置いて風呂入ってる。

他の銭湯ならこりゃ「場所取り禁止」と注意書きが貼られる事案だが、何もなしw。

ある注意書きと言えば、
「密回避のため黙浴の上、入浴は45分で済ませて」というもの。

とはいえ、開店後などタイミング次第では、座る場所がない問題は勃発するかもしれない。

立ちシャワー1ブースあり!

そんな時は、立ちシャワーが1ブースある

石鹸置きトレイはないが、据え付けのオーバーヘッドシャワー。

お湯も水も出るが、水は冷たくて気持ちいい!!

カラダを清めたら風呂だ!

スポンサーリンク

お風呂はシンプルに2種類!

中嶋湯には富士山のペンキ絵がある。

流石に小田原は美麗な富士山が見えるエリアなので富士山のペンキ絵は外せないだろう。剥がれなど少なく、綺麗状態を保ってると感じる。

さて、中嶋湯のお風呂はシンプルに2種類

浴槽を覗くと、箱根に近いからか温泉?黒湯?と思いきや、浴槽内のタイルが黒くなってるだけだったw。
(床タイルや壁タイルはキレイ。壁タイルにはハイビスカスの絵がある。浴槽内タイルだけが黒くなってるw)

小さい深風呂

浴槽は大小の2種類
まず小さい方の浴槽に入ろうと、壁の水温計を見ると、

46度!?

洗い場のシャワーが熱かったので、覚悟して入ると、

46度じゃないなw。

でもぬるくはない。

熱め

体感で42〜43度くらい?


で、小浴槽は段差があり深い
水深90センチくらい。

広さは先に1人入ってたら、2人目で入るのは躊躇う
痩身だったら2人は入れるだろうけど。

浅い大浴槽

一方、隣の大きい方の浴槽は浅い

広さは2人が横並びできるくらい。
うち半分は、床から勢いよくバイブラ気泡が沸き出ていて、気持ちいい♪。


小浴槽とを隔てる壁はくり抜かれてるので、水質・水温は同じ


中嶋湯の天井は宮作り銭湯みたいに凸型で高い
ブルーの天井・壁は剥がれなど少なく、キレイ。

また照明は、女湯とを隔てる壁の上にある白色蛍光灯2灯のみ。
昼間は外壁側の磨りガラスからの採光で明るいけど、夜はもしかしたらアングラ感が増すかもしれない。

サウナはない!!

中嶋湯にサウナ・水風呂はない!

けど、上述の通り、冷たい水が出る立ちシャワーが1ブースある。
熱めのお湯との温冷交互浴が心地よい♪。

ちなみに、カランの水も同じく冷たかった。


休憩はカラン前に座る。
席数少ないけど、客数が多くなかったからまぁいけたw。

でも「入浴は45分」て言ってるからサクッと風呂を出た。

スポンサーリンク

ビールにはおつまみのせんべい付き!

風呂上がり。

Panasonicの小型ドライヤーが1機あり、料金20円

レトロな茶色の革張りマッサージチェアが1台あり。
ドラえもんみたいな手が背もたれからニョキッと出てるw。
今も動くかどうかはわからないが、比較的状態はキレイ。

マッサージチェアの隣には、Panasonicの洗濯機が1台ある。
脱衣所内にコインランドリーがある銭湯はあるが、コインの投入口がない
番台で支払うんだろうか?。
(ちなみに乾燥機はなかった。)

あと、ローテーブル1台と丸椅子が4脚あるから、休憩もできる。

さて、中嶋湯にも冷蔵ショーケースがあり、飲料を販売してる。

例えば、オロナミンCが110円、瓶牛乳・コーヒー牛乳が140円、瓶コーラやHI-Cオレンジは100円、スーパードライの350ml缶が300円(2023年10月時点価格)

スーパードライには、三幸製菓の煎餅「新潟仕込み」の香ばし醤油味の小分け2枚入り袋が付いてる!

さらに本棚には漫画もあり。
うる星やつら、ろくでなしBLUES、ビーバップハイスクールなど。
ツッパリ好きみたい。


歴史の街「小田原」において、レトロ銭湯も文化遺産として末永く営業いただきたい。

万葉の湯に負けずに。

スポンサーリンク