子安の鷲の湯は温泉と+100円でサウナも楽しめる高コスパSPA銭湯だった

よこはま月例マラソンの汗を流しに、横浜市神奈川区七島町にある天然温泉スパ&サウナ「鷲の湯」へ行ってみた。

スポンサーリンク

子安駅・大口駅からのアクセスが良好

鷲の湯へは京急線子安駅からが便利。距離約400m、徒歩約6分と近いのだ。

その他、JR横浜線大口駅からも鷲の湯は近い。距離にして約700m、徒歩約9分だ。

いづれも大口1番街というアーケードの商店街を抜け、第2京浜にぶつかったら横浜方面に向かってすぐだ。

子安の銭湯「鷲の湯」外観
町銭湯というより健康ランドみたい(2021年11月撮影)

無料駐車場あり!

鷲の湯の1階や店前は駐車場になっている。約50台分あり、無料で停められるのだ。第2京浜は中央分離帯があり、横浜方面からの左折入庫になる。

子安の銭湯「鷲の湯」入り口
階段を上りいざ入店(2021年11月撮影)
子安の銭湯「鷲の湯」看板
温泉と効能高そうなお風呂が楽しみだ(2021年11月撮影)

中2階は下駄箱。いきなり100円硬貨を要求される。無料コインバック式下駄箱だ。下駄箱は小さめ。小生のNIKE厚底ランニングシューズ28cmはギリだった。

玄関からさらに階段を登り2階へ。ちゃんと高齢者向けにエレベーターもある。バリアフリーだ。

フロント前に券売機が2台あり。1台は入浴券の券売機で、もう1台は食券機だ。鷲の湯には、カウンター席とテーブル席が3卓の小さな食堂がある。生中500円、カレー500円、おつまみや麺類などあり、お値段は標準的か、それよりリーズナブルだ。風呂上りに1杯もいいね。

スポンサーリンク

サウナは+100円で入れる!

さておき、チケットを買ってフロントに提出。入浴料金は神奈川県の銭湯料金490円。

サウナは+100円だ。

安い。

けど、時間がないからサウナはパス。そしてこの日はあろうことか、タオルを忘れたので貸しタオルもポチリ。バスタオル100円フェイスタオル50円だ。

入浴券と貸しタオル券をフロントへ提出し、タオルを受け取る。いざ男湯へ。

鷲の湯はデイシフトバスで日替わりで違う風呂を楽しめる

鷲の湯には「野天乃湯」「森林乃湯」という趣が異なる浴場が2種類あり、男女で日替わりなのだ。訪れた日はフロント向かって左側の「森林乃湯」が男湯だった。

度重なる100円玉の要求

脱衣所は壁伝いのL字にロッカーが配置されている。

ここでも100円玉を要求される。

玄関・脱衣所内に両替機はなし。両替はフロントのおばちゃんにお願いすることになる。

鷲の湯には予め100円玉2枚を用意しておいた方がよさそうだ。

両替機くらい置いたれや。

さて、ロッカーは4段構成で、大きさは正方形だが小さめ。こりゃ仕事帰りにはきついわ。ブリーフバッグは入らない。小生のサロモン・トレイルブレイザー20Lは収まったのでいいが。外壁側の下段は縦長ロッカーだが、数が少なく競争率高し。

中置きロッカーもある。こちらは3段構成で、背が高くない中置きロッカー。何故か隣におむつ交換台?みたいなのが置いてある。

ドレッサーが4席分あり、備え付けのドライヤーは3分20円の標準的な価格設定。綿棒が設置されてるのは、ウエットの小生にとってはありがたい。

脱衣所内には、背もたれなしの1人掛け用椅子が8脚前後が散らばっている。 
その他、デジタルの体重計と大塚製薬の自販機、浴用品置きラックとトイレがある。

ロッカーの鍵はカールコード。ゴム紐でないのはプチ潔癖の小生にはうれしい。100円玉を投入し、いざ浴場へ。

スポンサーリンク

シャンプー・ボディーソープの備え付けあり

「森林乃湯」の浴場は洋風のタイル風呂。中央に内湯があり、囲むようにカラン、サウナ水風呂など配置されている。

カランは22ほど。シャワー上にラックがあり、タオルなど置けるのがいいね。鷲の湯にはリンスインシャンプーとボディーソープの備え付けあり。2〜3席に 1セット配置。もちろん無料で使用可能だ。よって、貸しタオルもあるので手ぶら入浴が可能だ。なお、ハッカのシャンプーも場所によっては置いてあったりした。


中央の白湯浴槽へ。湯温は40〜41度くらいだろうか。中央に噴水があり、プールのように広い浴槽の一角は電気風呂になっている。 
叩き・押し・揉みの3パターンある電極が4つ設置されている。下肢を片足ずつ電極に放り出してマッサージしていたが、電極の前には立てば両足のふくらはぎをマッサージできることに気づき、やってみた。気持ちいいんだけど傍目から見て

フルチンで突っ立って何やってんだ?

て感じになるからメンタル強い人は是非やってみてほしい。


また、電気風呂とは反対方向の一角はジェットバスエリアポイントマッサージ座風呂が3人分ある。足裏・ふくらはぎ・腰・背中を左右2条のジェット水流がマッサージしてくれる。気持ち良い。対面にはリクライニングタイプの座風呂が1人分。座面からバイブラ気泡がブクブク沸き立つ。水枕付きだったけど小生の座高とリクライニング角度が合わず残念。高身長だからね。

温泉ミックスの高濃度炭酸泉

白湯の浴槽の隣には、琥珀色のお湯が揺蕩う円形の浴槽がある。そう、天然黒湯温泉だ。鷲の湯はさらに人工の高濃度炭酸ガスをミックスした、鷲の湯独特の風呂だ。(温泉と炭酸ガスミックスは、センター南の「湯もみの里」もそうだったな)

浴槽内に段差があるので、段差に座って半身浴が可能な炭酸温泉風呂は、ご多聞に漏れずぬるめ。36度くらいかな?じっくり浸かって炭酸ガスを体内に取り込む。

北投石の湯がある

炭酸泉に浸かっていると、内湯の端っこに見える個室空間。「何ぞや?」と入ってみると木目調の壁に囲まれ、石造りの正方形風呂。ここは北投石風呂だ。

北投石とは、台湾の北投温泉と秋田県の玉川温泉の2箇所でのみ採掘される石らしい。ラジウムを含有しているため、あらゆる効能が期待できるそう。今は採掘禁止のため稀有だろう。

てか、見附市の「ほっとぴあ」にも北投石の壺湯があったけどね。

水深80cmくらいの北投石風呂には、水中に手すりが水平に渡してある。「何で?」と思ったら、手摺りに座って半身浴が可能だ。湯温は40度くらい?で熱くないが、北投石温泉のミストも噴出されているから、半身浴でじっくりと北投石の効能を受け入れることができる。

スポンサーリンク

水風呂も温泉だ!

この日は時間がなかったのでサウナには入らなかったが、サウナキーが必要なサ室内を外から伺い見ると、コの字型の2段式サウナだった。そんなに広くはなさそう?だ。

で、サウナの隣の水風呂は琥珀色。なんと水風呂も温泉だ。20〜22度を示す水風呂に浸り、温冷交代浴を行う。(そういや、最近行った武蔵小山の「清水湯」の水風呂も温泉だったな。)

ちなみに、立ちシャワーも2つあり、お湯と水が出るから、立ちシャワーで水風呂よりマイルドな温冷交代浴もできる。

露天風呂も温泉だ

鷲の湯の「森林乃湯」には露天風呂もある。露天風呂は和風な拵え。石垣に石灯籠があり、岩造りの露天風呂だ。軒先には吊燈籠が一つぶら下がり、夜は幻想的になるだろう。

そして、露天風呂も琥珀色の黒湯温泉だ。3、4人でMAXのそれほど広くはない露天風呂。ただ、露天風呂があるとううことは外気浴ができる?と思いきや、期待しない方がいい

露天風呂の前には小さなスペースがあるが、休憩用に椅子やベンチなどは置いていない。浴室から風呂椅子を持ってきて、3人くらいぎゅうぎゅうに座って外気浴していた(密やで)。あまり整わなそう。

ちなみに、鷲の湯の「森林乃湯」内にもベンチなどなく、浴槽の縁に座るかカラン前に座って休憩するくらいじゃないか?
なので+100円でサウナには入れ、温泉の水風呂もあるが、休憩スペースが乏しいのが残念だ。


ロビーには、マッサージチェア1台にカウンター席が4,5席。窓の外の第2京浜を行き交う車を眺めることができる。時間があればビールでも飲みたかった。腹も減ってたし。食堂では定食も販売してた。走った後にひとっ風呂浴びてビールと飯が食えるっていいね。漫画も置いてあった。温泉にも入れるし、銭湯にしてはコスパ良すぎだと思う。

スポンサーリンク

営業開始は午前11時から

そんな鷲の湯は平日は午前11時から営業している。また日曜日・祝日は午前10時から営業しているから、よこはま月例マラソン終わりにお風呂に入れる(少し遠いけど)。

営業終了は午前0時。定休日は不定休だ。デイシフトバスだから、次回訪れるときは、今回とは別の「野天乃湯」に入りたい。

てか、「森林乃湯」に「森林」らしいところ、あったか?

つづく。

スポンサーリンク