徳の湯(横浜東白楽駅前)レビュー|+100円で蒸されて3拍子以上が揃って満足♪

2021年4月20日神奈川県の銭湯, 銭湯ラン

よこはま月例マラソンの汗を流しに、横浜市神奈川区西神奈川にある銭湯「徳の湯」へ行ったレビュー。

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東急東横線「東白楽」駅の目の前にある!

徳の湯は東急東横線「東白楽」駅徒歩1分
距離にして約50m!駅を降りたらもう目と鼻の先なのだ。

東白楽駅は各駅停車しか停まらないが、絶好のアクセスと言えよう。

また他の路線でも、徳の湯へのアクセスは良好だ。

JR・京急の東神奈川駅からもアクセス可能

JR京浜東北線・横浜線「東神奈川」駅まで距離にして約850m、徒歩約12分だ。

そしてもう1路線ある。京浜急行本線「京急東神奈川」駅だ。

距離にして約950m、徒歩約13分。いづれも距離1km圏内だ。

飲食店は東神奈川の方が多いので、打ち上げにも最適だ。

東白楽の銭湯「徳の湯」外観
ビル銭湯。1階2階が徳の湯だ。
(2020年8月撮影)

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日曜・祝祭日は朝9時から営業開始!

徳の湯の営業時間は下記の通り。

曜日営業時間
平日・土曜11~23時
日曜・祝日9~23時

日曜・祝祭日は、朝9時から営業しているのだ!

毎月第3日曜日に新横浜で開催される、よこはま月例マラソン終わりに立ち寄れるからありがたい。

なお、定休日は毎週木曜日だ。

東白楽の銭湯「徳の湯」の看板
徳の湯は男湯と女湯が日によって入れ替わる日替わり浴場
(2020年8月撮影)
東白楽の銭湯「徳の湯」の看板
お風呂の種類も色々ある。
(2020年8月撮影)

下駄箱の鍵は自己保管制。
右手にタッチパネルの券売機がある。

サウナ料金が100円!

東白楽の銭湯「徳の湯」の営業案内(2024年9月)
2024年9月時点の営業案内

徳の湯の入浴料金は、530円(2024年11月時点、神奈川県銭湯料金)。

そして徳の湯にはサウナもあるのだが、

サウナ料金100円は安いね。

※2024年7月時点

また、徳の湯はタオルレンタルもあり、

貸し小タオル40円、貸しバスタオル110円だ。

ちなみに、シャンプーなど付いた手ぶらセットもある。
入浴+サウナの手ぶらセットは850円、サウナなし入浴のみの手ぶらセットは750円。リーズナブル♪

チケットを購入し、フロントへ提出するのだが、サウナ客はフロントに下駄箱の鍵も預ける
代わりに、ワイヤーに繋がったサウナキーだけを渡される。

そう、徳の湯サウナにはタオルが付かない

でも100円だからリーズナブル!貸しタオルもあるしね。

サウナキーは手に付けるのでなく、首にかけるタイプ
また、ロッカーキーも渡されないから、入浴客同様好きなロッカーを選ぶシステム。

上述の通り、徳の湯はデイシフトバス
1階にある風呂は「市の湯」、2階は「徳の湯」と名付けられている。

1階「市の湯」

徳の湯1階のお風呂は「市の湯」と名付けられている。
「市場のように人が集まり、コミュニケーションが取れて、情報が得られて、徳をするお風呂」らしい。

コロナ下ではあかんなw。

黙浴!!

市の湯の入り口前は、こぢんまりとしたロビー。正方形の小さなマホガニー調ローテーブルを囲むようにL字のグレーのビニールレザー製ソファーが置いてある。座れるのは4人くらい?がマックスかな。

ロビーには大塚製薬の自販機も設置されている。見上げると液晶TVが置いてあったが、電源は切られていた。

またロビーを囲むように貸しロッカーも設置されている。洗面器の入るサイズがざっと72個。料金は1ヶ月500円。上下段は300円とのこと。結構名前が書いてあって、借りられてるようだ。

いざ、市の湯へ。

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小洒落た脱衣所

脱衣所の壁紙はレンガプリント。そしてニス輝くフローリングの床。おしゃれかつ清潔感がある脱衣所だ。

入って両サイドにロッカーが設置されている。つまり外壁側とフロント側にロッカーがある。
ロッカーは三段構成で上二段は正方形、1番下が縦長の大きいロッカー。縦長タイプは中にハンガーバーが渡され、ハンガーが1本ぶら下がっている。仕事終わりに徳の湯に立ち寄ってジャケットを吊るすことができる。

ロッカーの鍵はゴム紐でなく、カールコード付き。プチ潔癖にはありがたい。

(潔癖は銭湯へ行かないだろう、という声は無視)


脱衣所にはコカコーラと明治乳業の自販機が設置されており、その上に液晶TVが映し出されている。

トイレは洋式。洗面台にはドライヤー1機あるが、持ち込みドライバー用のコンセントも用意されている。いづれも料金は3分20円と標準的。
フットマッサージ付きマッサージチェアが脱衣所の中央にドデンと1台ある。料金は15分200円
2人掛けくらいのベンチも1台、TV下に置いてある。TVを見ながら休憩できそうだ。

といった具合の徳の湯1階「市の湯」の脱衣所。
ランニングウエアを脱ぎ捨て、半自動ドアを開け浴室へ。


カランは外壁側に7と、島カラン7+7で合計21個。シャワーヘッドのレバーは、横浜市鶴見区矢向の「富士の湯」と同じ、右から左へ180度回すやつ。カランや鏡などは暦年の使用感が否めない。けどシャワーの水温・水圧は申し分なし。

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プールみたいに広い内湯

カラダを清め、お風呂へ。
徳の湯1階「市の湯」の内湯は広い!複数のジェット系バスが一繋がりなんだけど、広い。ブルーのタイルの広い浴槽は、プールみたい。白湯のエリアは小さい子どもが泳ぎたくなるだろう。

水温は41度を指していたが、おそらくそれよりぬるく感じる。体感38~40度くらい?


ジェット系バスを攻めていく。まず歩行風呂。長方形の四隅からジェット水流が出て流れるプールみたいになってる。下に小石が敷かれているから足ツボ刺激も得られ、健康に。浮力があるから、足つぼもそんなに痛くないけどね。水深120cmと深いから、子どもは要注意の風呂だ。

続いて座風呂は2人分ある。座面からバイブラ気泡がぶくぶくと沸き立つ。水枕付きでリラックス。

そして寝風呂は3人分。こちらも水枕付き。肩・背中・尻・下腿に2条のジェット水流によるマッサージ。下腿のジェットは足を伸ばせば膝の裏、膝を立てれば足裏にヒットして気持ちいい。この寝風呂は気に入った!

電気風呂は電極が相対して2つ付いている。電気が強い!不用意に足を突っ込んで痛かった。もみパターンなしのビリビリタイプ。


温冷交代浴をしようと立ちシャワーへ。1人分ある立ちシャワーはホースタイプ。自分の好きな部位にシャワーをかけられるからいいね。水も出るので温冷交代浴に最適。


サウナは鍵付き。鍵はフロントで渡される。サ室のドア上の温度計は92度を示していた。訪れたこの日はサウナに入らなかったけど、外から窺い知るに、二段のタワー式で広そうだ。10人くらい?は入れそう。+100円でサウナに入れるから時間があるときは、徳の湯のサウナにも入ってみたい。


サウナ室前の水風呂はキンキンだ。水温計は10度以下の一桁温度!?温度計、壊れとるな。3人くらい並んで入れる大きめの水風呂だ。効く~。


徳の湯1階「市の湯」の背景画は、富士山のペンキ絵。済には「20年」と、比較的新しく描かれたペンキ絵。相模湾?あたりからの富士山かな。
内湯は以上。

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露天風呂もある!

なんと徳の湯1階「市の湯」には露天風呂もある。
ドアを開けると、石造りの和風な露天風呂。

人工温泉だ。
硫塩泉でナトリウムなど含む人工温泉は、血行を良くして冷えなど改善。お湯に色や臭いはなし。

露天風呂も結構広い
徳の湯のお風呂は、基本大きめスペックでゆったり入れていいね。

露天風呂の一角は打たせ湯になっていた。

露天スペースは石の壁の上に、さらに竹囲いを設けて、外から覗かれないものの開放感はあまりない。けど空が全く見えないというわけではない。
また露天スペースには、2人は座れるベンチが置いてあるので、サウナ→水風呂→外気浴が可能だ。整う~。

2階は「仁の湯」

脱衣所は1階の「市の湯」とほぼ同じ

脱衣所のロッカーは下段が縦長で大きなリュックでも安心だ。
頭上にTVがあり、ベンチもあるのでサウナの休憩にも最適だ。

「仁の湯」浴場に入ると、左側に内湯浴槽、右側に掛けて洗い場・サウナ・露天風呂がある。

洗い場は、4席の島カランが3列ある。
うち2列は裏表の両面に洗い場があり、残る1列は片面だけだから、トータル20席の洗い場だ。

シャンプー・ボディソープの設置はないから、持参が必要だ!

風呂桶がスチールラックにあるのが珍しかった。
一方、風呂椅子は出入り口近くに積んであった。

お風呂の種類

2階「仁の湯」のお風呂の種類は、

  • 電気風呂
  • ハイパワージェット
  • ボディーマッサージ
  • ジェット座風呂
  • 檜風呂
  • 立ちシャワー×2
  • サウナ
  • 水風呂

大きな内湯浴槽が一つあり、その中でいくつかのエリアに分かれている。

ジェット座風呂

ジェット座風呂が3人分あった。

ハイパワージェット

水深が深いハイパワージェットは2人分あった。
片方は1条、もう片方は上下2条のジェットが噴出。

ボディマッサージ風呂

拷問器具「アイアンメイデン」みたいな丸いブースのボディマッサージ風呂は1人分。

電気風呂

電気風呂は両脇に電極があり、揉みパターンなしのビリビリタイプ。
電圧は割と強め。

そのほかは広めの浅風呂エリア。

内湯の湯温は38度を示していたけど、体感的にはもっとありそうで、40度くらいはあるんじゃないか!?ぬるくは感じなかった。

檜風呂がある

徳の湯2階「仁の湯」には、1階「市の湯」にはない…

檜風呂がある!

仁の湯には檜風呂がある。

ヒノキは浴槽全体に使われてはいない。石切りタイルで囲った浴槽の一番上だけ木曽檜を使ってる。
新しめで綺麗なヒノキはいい香りがする。

そしてざらっとした肌触りも心地よい。檜風呂は36度を示していたけど、やはり体感的にはもっと温度は高そうだ。
つまり、ぬるくは感じない。

露天風呂は洋風

続いて露天風呂。
2階「仁の湯」の露天風呂はタイル張りの洋風風呂だ。
1階「市の湯」は和風な岩造りの露天風呂なので、趣が異なる。面白い。

で、ライオンが口からお湯を吐いている
もとい、ライオンの口からお湯が注がれているww。

お湯は各地の温泉の成分に寄せた天然でなく人工温泉。お湯に色は付いていない。透明だ。

露天風呂は打たせ湯寝風呂になっている。
寝風呂で仰向けに寝そべって、頭上の青空を流れる白い雲を眺めていた。

湯温は42度を示していた。

もっと湯温が低ければ、もっとリラックスして空を見上げられたのになぁ。

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サウナ→水風呂→外気浴♪

100円だけど本格的サウナ

徳の湯のサウナ料金は100円と格安だけど、どんなサウナかな?

サウナマット(ビート板)なし

ケツとケツの間接キスがイヤなら、個人でサウナマットを持参だな。

※Amazonで折りたたみできるサウナマットを見てみる☞

サウナキーでドアを開けて、室内へイン。

11人くらい入れる広めサウナ

突き当たりにガスストーブ、両脇にベンチがある。
左側は1段ベンチ、右側は2段ベンチ。

収容人数はトータルで11人くらいかな?
詰めれば1〜2人プラスで座れそうだけど。

ベンチと床にタオルが敷いてある。

滞在中にタオル交換は来なかった。

テレビあり。

ストーブ脇にテレビがある。

いつもは映し出してるけど、この日は映してなかった。

12分計あり。

時間が分かるものとして12分計がある。
テレビ下に5分を測れる砂時計もあった。

高温サウナ

ある日、温度計は100度を示してたけど、いつもは120〜130度

(この日は風呂のジェットが停止してたし、なんかあったかな?)

それでも体感的には90度くらいだけどね。(サウナ室ドア上の温度計は90度だった)

冷たい水風呂!

水風呂は冷たい!

水温は15度を示し、手足末端が痛くなる温度。
さらに浴槽も広くて、4〜5人くらいは同時に入ってクールダウンできそう。

バイブラ気泡も湧き立ち、溢れる水の贅沢さよ。

露天風呂スペースで外気浴!

実は先ほどの露天スペースには、整い用ガーデニングチェアが3脚置いてあったのだ。
加えて、浴場から風呂椅子を持ってきて、合計5脚分のととのいスペースがある。

100円で広いサウナで汗掛けて、冷水風呂でクールダウンして、外気浴までできるなんて、コスパが良すぎる!

浴場も広いしね。

というわけで、徳の湯は駅チカ・デイシフトバスで趣違う風呂を楽しめる・サウナ+100円で外気浴も可能・営業開始が早い、と3拍子も4拍子も揃った素敵な銭湯だと思う。

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