大倉山の銭湯「しのぶ湯」の露天風呂はサイコーだった!
中山浴場がまさかの臨休!extra9km走って大倉山のしのぶ湯へ
この日、当初は中山駅(横浜線か横浜市営地下鉄グリーンライン)そばの銭湯「中山浴場」へ銭湯ラン。距離的に少し物足りないのと営業開始まで少し時間があったので、寄り道ルートで距離を稼いで11㎞くらい走り、中山浴場に着いたら、まさかの臨休orz(しかも2021/3/21で閉店だと)GoogleMapさんで調べて余計の9km走っていった銭湯が大倉山にある「しのぶ湯」だった。
大倉山駅から近く、アクセスはよい
東急東横線「大倉山」駅からは約750m、徒歩にして約9分と近い。ちなみに今回の小生のルート、中山浴場からのルートも載せておこう。
産業道路経由の方が400mほど近いが、アップダウンがあるのと風景を楽しみたかったから、鶴見川沿いのルートで走って、しのぶ湯へ向かったのだった。
昭和のような雰囲気を持つ昔ながらの銭湯といった佇まい、あまりにも周囲の住宅と同化していたので、気づかずに通り過ぎてしまったぞ。
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サウナが入浴料プラス100円で入れるのはお得でないか?
しのぶ湯の看板をチェックしてみた。入浴料金は
- 大人490円
- 小学生200円
- 乳幼児100円
- サウナ590円
- 手ぶらセット130円
神奈川県の入浴料金は490円なのは他と変わりないが、サウナ590円て安くないか?
営業時間は平日・土日祝日ともに午後3時から。よこはま月例マラソン会場から一番近い銭湯なのに、15時から営業というのは残念だ。ちなみに毎週水曜日が定休日である。
2021年2月28日現在、コロナ感染拡大防止のため、営業時間が短縮され21時までの営業だ。注意されたし。
それでは、入店するとしよう。ちっちゃな玄関だ。この日、男湯は左側だった。下駄箱にランニングシューズを入れる。鍵は自己保管制だ。
番台のおばあちゃんに入浴料金490円を、と。あれ?小銭がねぇ。しょうがねぇ、1,000円札1枚をおばあちゃんに渡す。おつりは100円玉×5枚で返ってきたよ、わーい。
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脱衣所・風呂場も店構えからのイメージどおり、昔ながらでこじんまり
脱衣所に入ると、すぐ左にエマニエル夫人が座ってそうな椅子の背もたれを小さくした藤の椅子が3脚と、テーブルが。テーブルには読売新聞や週刊少年ジャンプが置いてある。
で、脱衣所スペースはこじんまりしてるが、中置のロッカーやベンチがない分、そんなに狭くは感じない。でも壁面に据えているロッカーそれぞれの大きさはちっちゃかった。荷物が多いと入らないかな。
脱衣所内の設備は洗面台×1に、ドライヤーも1機(3分20円)。なくてはならない体重計も1台。そしてTVと自販機も置いてある。椅子とジャンプもあるからサウナーにもオススメだけど、コロナ感染拡大防止下では、長居は禁物だ。
さて、ランニングウエアを脱ぎ去り、いざ風呂場へ。
風呂場も店構えからの玄関、フロント、脱衣所を経て抱くイメージ通り。そりゃいきなり風呂だけ変わるまい。こじんまりとした内湯に、年季の入った内装だ。
カランの数は18と標準的。体を洗いながら見回すと、お風呂の種類も下記の通り標準的。
- 立ちシャワー×2
- ボディージェット×2
- バイブラバス
- サウナ
- 水風呂
ボディージェットのお風呂は水温計を見ると43度を示しており、熱かった。一方、隣のバイブラバスはぬるめ。さらにその隣は水風呂。そしてその対面はサウナ。衛生を保つための公衆浴場だから、これで十分だよね、と思ったのだが、水風呂のさらにその向こうには、外へ出れる扉が。
露天風呂も行ってみるか。
と軽い気持ちで扉を開けると、
なんやーっ!!これー!?
これまでのしのぶ湯の体験を一転、露天風呂は広い。全体的に15平米はあるだろうか?浴槽に限れば10平米?少なくとも10人が浴槽に浸かっていても、密に感じないほどの広いぞ!しのぶ湯の露天風呂!
露天風呂は岩風呂で、周囲を竹囲いが5,6m上まである。そして天井の半分は庇があって、青空少なめだけど広いからか圧迫感は皆無だ。
肝心の露天風呂の方がお湯が黒い。天然ラジウム温泉だ。水温計は湯温34度を示していたが、そんなにぬるくはない。体感で40度くらいはあるだろう。
風呂を囲む四方の壁の一面は、1.5m四方くらいの大きさで壁をくり抜かれていて、そのくり抜かれた先は小庭で、花がふんだんに生けてある。
お花畑や~(*’▽’)
さながら額縁のようだ。満開の花たちを描いた絵画のようだ。これはいい。露天風呂に風情が出て楽しくなる。
裸眼視力が悪いのと(風呂だから眼鏡してない)、お花の種類に詳しくないので、何の花を生けてあるのか分からないが、多量かつ種類も豊富で色とりどりに咲き乱れていた。くり抜かれた壁近くに飾られていた桜の枝に近づいて、よく見てみると、
造花やんけーっ!!
心眼も併用して低い視力でよく見てみると、どの花も満開だ。色の彩度も高い。咲き始めや萎んでいる花がないのだ。まるで俺が今日この日この時間に銭湯へ来るのを分かっているかのように、全ての花が色鮮やかに満開なのだ。
すげーな、オレ。花にまで崇められているのか。
違うやろ(ツッコミ)。きっとおそらく全て造花なのだろう。しかし!そのホスピタリティに感動した!素晴らしい露天風呂だ。サイコーだ。ベンチも置いてあるからサウナの外気浴も風流があってよさそうだ。
火曜日に男湯と女湯が入れ替わる?
いやー、露天風呂に浸かりすぎて、すっかりのぼせてしまった。脱衣所のエマニエル夫人が座る椅子の背もたれを小さくした藤椅子に座って、ジャンプを読んで休憩。
復活を待ちながら掲示物を見てると、「火曜日が祝日の場合は、男湯と女湯の入れ替えをしない」旨、書いてある。どうやらしのぶ湯は毎週火曜に男湯と女湯の入れ替えを行っているようだ。女湯の露天風呂はどうなっているのか?興味ありあり。
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私的銭湯評価は星2つ★★
何といっても、露天風呂が素敵だった。惜しむらくは土日の営業時間が15時からというところ。よこはま月例マラソン会場から一番近い銭湯になるので、第3日曜日の開催日だけは午前11時くらいから営業していただけると、個人的にとてもうれしい。
ちなみにコインランドリーも併設だ。
また、よこはま月例マラソン会場からのアクセスは下図の通り。近いのになー。惜しいなー。