横浜市保土ヶ谷区の銭湯「喜久の湯」はアングラ感満載の銭湯だった!
アクセスは相鉄線星川駅から徒歩5分
相鉄線「星川」駅を降りて帷子川沿いに歩き、国道16号(八王子街道)沿いのマンションに菊の湯はある。距離にして約450m、徒歩だと約5分と駅近の銭湯だ。
ちなみに、看板の営業時間は14:30~0:00となっているが、神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合ウェブサイトを参照すると、15時~23時の営業、水曜定休となっている。
半地下の店内はまさしくアングラ
入店しようとすると、階段を数段下る。マンション1階、というか半地下の喜久の湯。奥に細長く、薄暗い入口はすごく妖しい雰囲気だ。
下駄箱にランニングシューズをしまい、勇気を振り絞って入店。
小ぢんまりとしたロビーがあり、漫画や雑誌がたくさん置いてるのが見えた。そして依然薄暗い。
第一印象はぼろい。
あかん、これは危険な香りがプンプンやで。
券売機はなく、フロントのおっちゃんに入浴料490円を現金支払い。500円玉を渡して、10円を返される。無言のやりとりだ。
ちなみに下駄箱の鍵は自己管理。左手の男湯へ。
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ここは漫画喫茶か?
すると脱衣所のロッカーの上に漫画がずらり。
種類はジャンプ、マガジン、サンデー、スピリッツ、ヤンジャン、チャンピオン・・・
こ、ここは・・・
漫画喫茶か?w
っていうくらいのバリエーション。
しかも雑誌ごとでなく、号数ごとに並んでる。
例えばジャンプの1→52号、マガジンの1→52号ではなく、ジャンプ・マガジン・サンデーの1号、2号・・・と並んでいるのだ。
ふつう、雑誌ごとやろww
いつのか見てみたら2020年のものだった。毎週毎週付け足すから、こんな並べ方なのかもしれない。
風呂入る前におしっこ、と思いトイレに行くと・・・
やばいで―(汗)公園の購入便所ばりの汚さや(怯)。
直感が的中。脱衣所に戻り周囲をチェック。
秤タイプの体重計は目盛りが手書き・・・。ドライヤーは20円だけど、コイン投入口が壊れているのか?ドライヤーを使ったらフロントで払え、という自己申告式。
そう、年季が入っている。
ランニングウエアを脱ぎ去り、怯えながら浴場へ向かった。
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直感は確信に変わり、諦めを悟る
お風呂場もところどころ黒カビ、そして水垢で清潔感に乏しい。そして脱衣所から浴室にかけてウナギの寝床のように細長く薄暗くてアングラ感満載。
いや、まさしくアンダーグラウンド。
排水溝にネズミやゴキブリが這っていてもおかしくない雰囲気だ。
さて、体を洗おう。どこに座ろうかと見てみると、シャワーヘッドが所々ない。
コロナ感染拡大防止のため、ソーシャルディスタンスをとるために間引いているのか?と思ったが、不規則にシャワーヘッドがないのだ。
単に壊れて外したのだろう。
悟ったよ。
修繕する気がないな。
内湯は、ミニマムなラインアップ。
- 電気風呂
- ボディマッサージの寝風呂
- 座風呂
- 薬湯
- サウナ
- 水風呂
- 立ちシャワー
上記の上から3つのお風呂は一つながりの浴槽。湯温は42度を示していた。確かに熱い。ちょっと寝風呂ではリラックスできないな。
隣の薬湯は、バスフレンドのラベンダーだった。こっちはぬるい。今はぬるめのお湯にじっくり浸かるのがマイブームなのだ。
サウナの扉には、サウナ料金払わず無断で入ったら罰金1,000円払え、と脅しが貼ってある。
このへんは民度が低いのか?
サウナは独房みたいな雰囲気で怖い。あまり入る気にはなれないな。
というわけで風呂から上がることにした。
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呪術廻戦を数話読んで帰った
脱衣所にはベンチ、テーブル、マッサージチェアが置いてある。
漫画や雑誌も置いてあるから、サウナも付けて長居できるかも・・・
したきゃなww
でもまぁ、折角だからジャンプの呪術廻戦を数話読んだ。渋谷事変の陀艮戦から漏瑚が虎杖に宿儺の指を飲まそうとするところまで。
で、読んでいる最中に、地元の常連みたいな客4名くらいが、風呂上りにテーブルを囲み、ビール飲んでノーマスクで談笑。
ないわー。
滞在中、店主は2回、消毒スプレーの散布に来た。コロナに対する意識は高いかもしれないけど、客の方はドキュソだった。
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私的銭湯評価 星0.5☆
営業年数が長ければ、設備の老朽は仕方ないが、修繕しないところが気にかかる。結果、衛生的に受け入れがたいところがある。
喜久の湯近辺(三ツ沢公園の近辺)には、他にも銭湯があるので、そちらの方がおすすめかもしれない。
強いてよい点を挙げるならば、漫画がたくさん・駅から近い、そしてネタになりそう、くらいかな。
了