横浜関内・伊勢佐木長者町の銭湯「弁天湯」は、泡が特徴の昭和レトロな公衆浴場だ!
みなとみらいランからの汗を流そうと、風呂上がりのメシと帰り道のアクセスを考えて関内・伊勢佐木長者町まで。アクセス良好な「辨天湯」は趣深い銭湯だった記録。
伊勢佐木長者町駅と関内駅の2駅利用可能でアクセス良好!
JR・市営地下鉄の2線乗り入れの関内駅からのアクセスは、距離約550m、徒歩7分でたどり着ける。
横浜市営地下鉄「伊勢佐木長者町」駅に至っては、駅から地上に出て約180m、徒歩3分と超至近距離だ!
このように銭湯「弁天湯」は大通りに面しており、両駅からアクセス良好だ。
辨天湯の玄関の両脇はコインランドリーべんてんを併設。両脇?
で、右は野郎専用というわけ。
弁天湯の営業時間は、15:30~24時まで。毎月10日・11日・20日・30日が定休日だ。
昔ながらの番台スタイル。古き良き時代を回顧させるノスタルジー脱衣所。
いざ辨天湯に入店。向かって右側が男湯、左側が女湯。
女湯の下駄箱の番号が赤いから、デイシフトではないようだ。大体の銭湯が男が右で、女が左だよな。なんでやろ?
昔ながらの木札の下駄箱。男はブーツ用の高さがある下駄箱が3つあったが、女の方の下駄箱は全て同じ高さだった。
引き戸をガラガラと開けて入店。
番台のおばあちゃんに入力料金の490円を現金渡す。
ばあちゃん、耳遠そうだな。
コインランドリー使用中の男性客が「トイレ貸してくれ」って来たけど、3回くらい「トイレ貸して」って言ってた。でかい声で。
で、普通「番台」って風呂場を見渡せるような向きで座るけど、辨天湯の番台は風呂場に背を向けてる。
TOO SHY SHY BOYも安心だ。
弁天湯の脱衣所に入って右手には、コロナ感染拡大防止のためか空気清浄機と、手をかざすと自動で消毒液をピュッと出す機械がある。
けど手をかざしても、「カスッ」と少ししか消毒液が出ない。こりゃ消毒液が切れてるな。補充しなよ、ばあちゃん。
ロッカーは壁伝いに2面にある。
大きさは一種類のみで、正方形ロッカーのみ。でも、俺のサロモン・トレイルブレイザー20は入るからGood。下段は貸しロッカーのようだ。
脱衣所の中央には、長机1台と相対するように4シーターのベンチが2台。
女湯との垣根の上にテレビあり。この日はオリンピックを映し出していた。
ドライヤーが1機、ラドンイオン?の給水機、ぶら下がり健康器、一人がけの椅子2.3脚が脱衣所内に散らばってる。
トイレはもちろん和式。トイレ前にも2人掛けのベンチがあった。そして、秤タイプの体重計。
で、珍しいのは健康診断や保健室にある身長計があったこと。せっかくだからセルフで計測したところ、177.3cmだった。
こりゃ、親子連れでやるもんだろう。
親子で銭湯に来て、父ちゃんが息子の身長を測り、その成長を喜ぶという微笑ましい光景が、昔は見れたことだろう。
なんか、いいな、それ。
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関内だから?の泡(ソープ)風呂。
ランニングウエアを脱ぎ去り浴場へ。
弁天湯の浴室は少し薄暗い。ビルの1階を銭湯にしてるから、天高は望むべくもなく。かつベースの蛍光灯も2箇所消えてる。したがって、あまり広くも感じない。
カランの数は21くらい。
シャワーの水圧、温度はgood!
鏡は水垢で曇ってよく見えない。ま、髭剃りはしないから構わないが。
壁はどこかの白いお城のモザイクタイル絵。
カラダを清めたので、風呂に入る。
あっちー!!
水温計を見ると・・・
44度ー!
そりゃ熱い。
えーと、壁に蘊蓄が書いてあるぞ。ラドンイオンの風呂。人工泉だけど要は温まって身体にいいってことらしい。お子様の汗疹にも効くってことで、小生の膝裏にできている汗疹にも効果を期待して半身浴(熱いから)。
でラドンイオン風呂の同じ浴槽内の端っこに超音波マッサージ座風呂×2。
空気を含んだ微細の気泡ジェットが壁と床から発生している。
上質の泡が豊富なのだろうか。浴槽の縁には白い泡が溜まって、石鹸のソープが入っているのか?と見紛うほど、きめ細やかで豊富な泡だった。
ただ座風呂と言いつつ、段差がなく座席の形状をしておらず、体育座りだ。
隣の浴槽は白い泡風呂。隣の超音波マッサージ風呂よりは大きな泡が、床からブクブク生じている。先ほどの風呂と同じく、浴槽の縁に泡が豊富に留まってソープか?と見紛うほど。
これも説明書きが壁にある。同じものが店の入り口にもあったので写真を載せておく。
「白い泡がパチパチはじけるとき、超音波が発生し、疲れを和らげる。アワで健康と肌のマッサージ。温泉気分、いい気分!」だそうだ。
なんか、気まぐれオレンジロードを彷彿とさせるイラスト付きだ。まさしく昭和レトロを感じさせるデザインだ。
弁天湯はサウナ、水風呂はない、まさしく公衆衛生浴場。そのほか、立ちシャワーが1つある。水が出るので水風呂代わりに水を浴びることはできるだろう。
風呂を出たら、先ほどのコインランドリーの客が今度は「洗濯機が動かない」ってばあちゃんに言いに来てた。でかい声で。
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泡へのこだわりは関内という立地ゆえか?
脱衣所は清潔感があるが、浴室はさすがに歴史を感じさせる。
昭和レトロな公衆浴場なので、体を洗って衛生を維持するという目的は十分にかなう。
弁天湯の泡風呂へのこだわりは、関内・伊勢佐木長者町に近い立地だから?と勘繰らずにはいられない。
んなわけないかー。
おわり。