多摩川サイクリングロード・ランニングガイド ー右岸ー
河口(海・下流)へ向かって右側が右岸。つまり日野や多摩などの東京の市と神奈川県川崎市側のルートやトイレ・給水ポイントをご紹介。
二子玉川~登戸駅
東急田園都市線「二子玉川」「二子新地」駅の多摩川緑地バーベキュー広場前から、小田急線「登戸」駅の「登戸の渡し跡」区間。
二子玉川あたりは賑やかで走っていて楽しい。右手に野球場やソフトボール場があり、子どもたち野球やってたり。
その次はパークゴルフ。トイレあり。
多摩川ランニングとは別に、宇奈根パークゴルフで遊びたい。
河川敷は道幅があるが、土手に上がると狭くなる。ウォーキングする人はもちろん、自転車が後ろから音もなく迫ってくるので、注意が必要だ。
イヤホンで音楽を聴きながらランニングしないことを推奨する。
東名高速をくぐると、右手にフットサルコート。球技を楽しむ人たちがいる。
フグレンコーヒーの前の通りを登戸方面へ少し行くと、公衆トイレあり。
登戸までは周囲がにぎやかで、走っていて楽しい。舗装もされているから走りやすい。
片道約5kmの区間。往復したり、橋を渡って左岸と右岸の周回コースにして約10km走ってもいいだろう。
ちなみに近辺の銭湯は、二子玉川の藤の湯がある。
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登戸駅~矢野口駅
小田急線「登戸」駅近くの「登戸の渡し跡」から、JR南武線「矢野口」駅近くの多摩川緑地公園までの区間。
登戸を過ぎ、かわさき多摩川ふれあいロードの土手を走る。だが、右も左も目ぼしいものは何もない。短調で殺風景で面白みがない、修行の区間。
しかし、多摩川の水を堰止め、二ヶ領用水に導く二ヶ領上河原堰堤は川幅が一気に広がり、ちょっとした瀑布のようで壮大。
京王相模原線陸橋をくぐると、菅多目的広場が現れる。野球場が広がり、また走るのが楽しくなる。
菅多目的を超えるとついに、神奈川県川崎市から東京都稲城市に入る。この辺りが県境だ。
登戸から矢野口辺りで片道約5kmの区間。多摩川原橋で左折し、右岸を離れればすぐJR南武線「矢野口」駅だ。コンビニやサイクリストが立ち寄るコーヒーショップなど、補給・トイレ休憩ができるだろう。
矢野口駅~南多摩駅
JR南武線「矢野口」駅近くの多摩川緑地公園から、是政橋を経由して、JR南武線「南多摩」駅までの区間。
先に言っておこう。
是政橋から先、
多摩川右岸は進めない。
道がない。
では、話を戻そう。多摩川緑地公園から。
また引き続き左右に何もない面白みのない区間。河川敷のトイレもなくなる。土手沿いに自販機やコンビニも乏しい。
向こう岸を見やれば、野球場などがあり、にぎやかな左岸に比べて、こっちは何もない。
しかし見方を変えれば、土手を歩いている人はそんなに多くない。舗装路で段差やアップダウンも少ない。自転車を減速させる意地悪な凸凹もない。
したがって、この右岸はサイクリストにとっては結構いいんじゃなかろうか?実際サイクリストは多かった気がする。
稲城大橋を超えると、また稲城市サイクリングロードの標識。こっちは大分錆びている。
利用時間は午前9時から18時30分まで。バスケコートは、受付なしの早い者勝ち・時間制限はないみたい。地元の青少年が占拠していた。
スケートパークは、稲城市役所かいなぎグリーンウエルネス財団で登録手続きが事前に必要。スケートパーク登録済証を携帯せよ、とのこと。
稲城北緑地公園あたりは走っていて気持ちよく楽しいだろう。
先に述べた通り、是政橋で左折。府中街道を南多摩駅方面へ。
是政橋より先の右岸は行き止まり。
よって、迂回して再び右岸を目指すのだ。
矢野口駅から南多摩駅までの、この区間は約4km。南多摩駅の近くには、「稲城天然温泉 季乃彩」というスーパー銭湯がある。
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番外編:是政橋より先の行き止まり地点はどうなってるか?
んな、アホな。
歩行者やったら、いけるんちゃうん?(半信半疑)
というわけで、進んでみる。途中、自転車2台とすれ違った。
やっぱ、いけるんちゃうん?
ホンマに、行き止まりやった!!
さっきのチャリ2台は引き返してきたんかー!
言えや!!行き止まりって!!
ほんま、人でなしやわー!
で、わしも引き返してる最中、チャリ2,3台とすれ違った。
・・・。
・・・。
(無言)・・・
これぞ負の連鎖。
みんな、「またまたー、ご冗談を」って半信半疑で進んでみるんだね。
引き返してる最中、抜け道ないか、注意深く見ながら戻ったけど、山とか崖で人が入れるようなスキはなかった。
なので、是政橋を右岸から左岸へ渡るか、公道を迂回して再び右岸に出るか、になる。
当記事では右岸のみを攻め続ける。
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南多摩駅~川崎街道で迂回して再び右岸を聖蹟桜ヶ丘駅まで
JR南武線「南多摩」駅前の府中街道を経て、川崎街道に入り、日野・関戸方面を目指す。
緩やかで長い登り坂。一山超えるといった感じだ。
ちなみに登り坂最初にある稲城市立病院隣りのオーエンス健康プラザに、自販機とトイレがある。
登り坂を終えたあたりで、右手には桜が丘カントリークラブというゴルフ場。これを過ぎると今度は下り坂。
大栗川の左岸へ降りたら、下流の多摩川合流地点を目指す。
多摩川右岸へ復帰するこの区間は約5km。山越えの中盤は人里離れる故、自販機やトイレがないので、注意が必要だ。
今回は、京王線下でフィニッシュ。追ってその他の区間を更新する。
続く