船橋競馬場そばの浜町浴場は入浴料金でスチームサウナに入れて露天風呂もあるバラエティ銭湯だ!
海老川ジョギングロードの汗を流しに船橋市浜町にある銭湯「浜町浴場」へ行った記録。
船橋競馬場駅と南船橋駅の両駅からアクセス可能!
浜町浴場は京成本線船橋競馬場駅から徒歩約7分、距離にして約550mと近い!
またJR京葉線・武蔵野線の南船橋駅からもアクセス可能!
こちらは少し遠くなって徒歩約15分、距離約1.2kmだ。
京葉道路のフェンス下、住宅街の中に突如現れる1階が銭湯の建物。
浜町浴場の営業時間は15時~23時30分。定休日は毎週火曜日だ。
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初めての使用体験!
玄関に入ると左手に傘用下駄箱がある。傘立てはない。以前も他の銭湯で傘用下駄箱を見たことはあったが、丁度訪れた日は雨で傘を携えていた。
初めて傘用下駄箱を利用する。(ドキドキ)ビニールのジャンプ傘だったが、無事収まった。長い傘でも意外といけるんだね。
で、風呂に入って帰るときに、雨が上がったから傘を忘れて帰る人が多いらしい。
よって、
「傘用下駄箱の鍵は下駄箱に靴と一緒に入れる」
よう、激しく書いてあった。
帰りに靴を履くとき、下駄箱の中の傘箱の鍵に気付くから忘れないだろうって論理だ。
いや、普通に鍵なしの傘立てにしたらよくね?
さて、靴の下駄箱は番号が99番まであるが、大きさは一様。ロングブーツは入らない。
傘箱の鍵はキチンと靴と一緒に下駄箱に入れたぞ。店の注意書きに従って。レトロな木札の下駄箱に。
店内に入ると左手がフロント。
おかみさんに入浴料金450円を支払う。
(千葉県もライバル埼玉と同じ入浴料金!しかも安い!)
ちなみに下駄箱の鍵は自己保管制だ。
フロントの奥に細長いロビーがあるが、男湯はフロントに向かって左。つまり入り口の玄関側なのでロビーは風呂上がりに探検しよう。
いざ男湯へ。
脱衣所にローラーベッドなるものが!?
浜町浴場の脱衣所に入ると、壁伝いにロッカーがL字に設置されている。ロッカーの上3段は一般用で、下2段は貸しロッカーだ。
ロッカーの番号の振り方は、上→下でなく左→右へと数字が増える珍しいパターンだ。
鍵はプチ潔癖の小生には嬉しいカールコードだ。脱ぎながら脱衣所内を見渡す。
昔ながらの秤式の体重計と扇風機、洗面所が壁伝いに配置されており、脱衣所中央にはスノコベンチが置いてある。また女湯とを隔てる壁には上半身を映す鏡と、ドライヤーが2機。3分20円と料金は標準的だ。
ここまでは他の銭湯でもよくあるが、浜町浴場には、
ベッドが置いてあるのが珍しい。
「ローラーベッド」なるもので、仰向けに寝てカラダをマッサージするベッドだ。料金は5分100円。
マッサージチェアは10分100円が多い中、まぁまぁ強気だなw。
ベッドの上に寝そべったら、ベッドそばにある砂袋を足首に乗せて固定して、ローラーにより背骨の周囲筋肉をほぐすマッサージ機のようだ。
「下着を着てからやれ」
と貼ってある。そりゃそうだ。
それでは浴場へ。
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リンスインシャンプー・ボディーソープの備え付けあり!
半自動ドアを開けて浴場に入る。
背景画はなし。しかし、通常背景画がある奥の壁から、直角S字クランク?
いやサイコロの展開図みたいに
四角い浴槽が4つ、浴室中央にかけて連なっている。
この内湯を囲むように、カランが壁伝いに設置。右側手前(脱衣所側)にスチームサウナ、反対の左側手前にはボディーシャワーが配置された間取りだ。そしてタイル貼りの洋風な浴場だ。
カランは島カランも数席あるが、合計で20席近くある。
さてカラダを洗うとするか。
浜町浴場には、
リンスインシャンプー・ボディーソープが備え付けされている!
しかも無料で使用可能だ!
貸しタオルもあるから、浜町浴場は手ぶら入浴が可能だ!
kurachieの業務用リンスinシャンプー&ボディーソープは2〜3カランに1セット置かれている。(争奪戦にはなりにくい)
年季の入ったカランにシャワー、そして鏡。シャワーは少し熱めで水圧は十分だ。
カラダを清めたら、内湯を攻めていくぞ。
オーバーフロー式!?
前述の通り浜町浴場の内湯は、 サイコロの展開図みたいに4つの浴槽が連なり、奥から手前へお湯が流れていく「オーバーフロー式」という造りだ(関西の銭湯に多いらしい)。
背景画の下に当たる部分から、お湯が滝になって浴槽に注いでいる。壁には
「ガリウム石温浴泉」
と書いてあり、どうやら特殊な石を浴槽に使用し、ラジウム温泉と同じ効能になっているらしい。
やるじゃん。浜町浴場。
(何様?ww)
で、
滝が注いでいる最初の浴槽は、ジェットの座風呂が2席分 。
水深が深く、100cmは超えているかな。お湯も熱め。壁の水温計は44度を示していたけどそんなに熱くない。
44度だったら熱くて入れんわっ!!
体感では41~42度?くらいかな。座ると半身浴になり、足裏・ふくらはぎ・腰・背中を2条の水流によるマッサージを施してくれる。
その次に注がれるのは、水枕付きのジェット寝風呂(2席分)。
水深は浅い。座椅子みたいに足を伸ばして背もたれに寄りかかって、水枕に頭をのせる。
お尻あたりの座面は「ブクブク」と気泡が沸き立ち、腰・背中に2条のジェット水流が当たる。
浜町浴場のジェット水流は柔らかタッチ。そして水面にはソープのように、きめ細やかな泡が浮かんで流れてる。
マイナスイオンやー。
ε-(´∀`*)ホッ
そして、
そのジェット寝風呂の次はブクブクのバイブラバス。
深さは同じく浅く、体育座りで丁度よくあったまる。それほど広くなく、男二人がマックスかな。
最後の一番脱衣所寄りの浴槽は、段差のある正方形の白湯。段差に座ると座風呂的にあったまることができる。
ここまで来ると水面にほとんど泡は浮かんでない。白湯と思いきや、心なしかお湯が黄色く見える。
なんでやろ?
臭いもせえへんし、浴槽のタイルは青色やし。
もしかしたらお湯には色が付いているかもしれん。
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露天風呂もある!
浜町浴場は町銭湯ながら、露天風呂もあるのだ!
露天スペースは外壁に沿って細長い。そして壁の下部分は石垣、上は白壁と城郭風。さらに住宅街に立地していることもあってか、トタンの壁も足されて高くなった壁に囲まれ、目隠し十分。
露天風呂に至るまでの外壁側には、小さな庭と水のみのカランが3つ連なっている。そして角丸長方形の露天風呂。
border-radius:50%ばりの。
分かりにくいわ、例えが!
岩造りの浴槽は洋風の内湯から一転して、和風な拵えだ。
そしてカランの反対側の壁には、3人掛けくらいのベンチも置いてある。
こりゃ~外気浴ができてイイね。
露天風呂に浸かる。壁の水温計は41度くらいを示していた。いい湯加減。
ところで「生姜風呂」って書いてあったけど、全然生姜の匂いがしなかった。バスフレンドなどの入浴剤っぽいが、湯船に揺蕩うお湯の色は緑色?に見えた。
ショウガって黄色だよな?
臭いもしないし、ま、いっかw。
露天風呂に覆いかぶさるようにトタン屋根があるから、雨でも安心だ。ちなみに露天風呂は3人横並びできるくらいの広さ。
それでは絶好の外気浴スペースが備わっているので、スチームサウナに行くとしよう!
無料のスチームサウナでゆっくり蒸される
浜町浴場のスチームサウナはサウナ料金なし!入浴料金で蒸されることができるのだ!
サウナ室ドア上の温度計は52度を示していた。またドアには
『右奥の座面の石が割れているから座らぬように』
とある。
まぢか。
ケツが切れて、4つに割れるかもしれんな。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
気を付けよう。
ドアの前には、一応サウナマット的な敷パッドが4枚ほどある。
(てことは定員4名かな?)。
小さめのマットで、これも年季が入ってる。一応持っていこう。
白い蒸気が立ち込めるタイル貼りのスチームサウナ室。たぶん4,5人くらいでMAX。そんなに広くはない。
テレビや12分計もないシンプルなサウナ室内。L字に座面がある。確かに右奥の席は割れているというか、ヒビが入っているた
タイルの目地が黒くなってたりもして、大分年季の入ったスチームサウナだ。
壁からは新潟の消雪パイプのごとく、お湯がチョロチョロと座面へ注いでいる。これで汗は洗い流してくれると思うけど、サウナマットも一応敷いて座る。
ドライサウナより温度が低いものの、
湿気による不快指数が襲いかかるw。
じんわり汗が出てくるのはいいけど、結局高い湿度で息苦しくなって、そんなに長くは蒸されることはできなかった。
水風呂はないがボディシャワーがある!
サウナから出たものの、浜町浴場には
水風呂がない!
その代わりにボディーシャワーがある!!
ブースの四隅から中央のMyワガママボディに向かって、上下2段のシャワーが噴出するやつだ。最近行った銭湯だと、成増の初音湯にもあった。
壁には、
「熱いお湯から出るから2.3回、空噴射せよ」
と物騒なことを書いてある。恐る恐る壁のボタンを押すと、お湯でなく水が出た。
よかった~。ε-(´∀`*)ホッ
でも冷たさはキンキンじゃない。しかも節水仕様。ぬるい水が数秒出る感じ。冷やすというより、汗を流すくらいかな。
そして、露天スペースでベンチに座って外気浴。これを3セット。整い度はあまり高くない。
水風呂がないのが誠に残念だ。(T_T)
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ロビーも必見だ!
細長いロビーには、液晶テレビと向かい合うようにソファーが置かれている。クッションなどのデザインを見るにTHE☆昭和。
あと同じくレトロな茶色の皮張りマッサージチェア(背もたれからドラえもんの手みたいのが出てるやつ)も置いてある。
そして珍しいのは、
TVの下にLPレコードがあったのだ。
見てみると演歌とかのレコードだ。すげーレトロ。
またTVはフロント前の壁にも小さい液晶テレビがかけてある。おかみさん専用テレビだな。ロビーとは違う番組を流していた。
こりゃおかみさんが見たい番組だな。
で、テレビ下にガラスのショウケースがあるのだが、通常はそこに浴用品を並べて販売している銭湯が多い。しかし浜町浴場では、フィギュアを陳列してた。
エヴァや呪術廻戦、鬼滅など。
誰の趣味やねんwww。
そして飲料水の販売機のほかに、アイスも販売してる。そして週刊少年ジャンプも置いてある。
浜町浴場は「子ども無料デイ」なんかもあるみたいだから、子どもと一緒に銭湯が楽しめる、アットホーム銭湯なのかもしれない。
内湯は熱めだがw。
(;´д`)ゞ アチィー!!
子どもには40度超えの風呂は、熱くて入れだろう。
もしサウナするなら一人で来るかな。
いや、
「父ちゃん、サウナ入るから、お前は先にお風呂あがって、ロビーでアイス食べながらジャンプ読んで待っててな」
なんてことができるな!!
ホンマかいな?
ちゃんと子どもは見となアカンよ。
おしまい。