遊湯 記念湯(横浜市西区戸部)は昭和レトロと洋風が共存する和洋折衷銭湯!
三ツ沢陸上競技場での汗を流すため、横浜市西区戸部本町にある銭湯「遊湯 記念湯」へ!
戸部駅から徒歩1分の駅チカ銭湯!
京浜急行本線「戸部」駅から徒歩1分、距離にしたら数十メートルの至近距離に「遊湯 記念湯」は佇んでいる!
ちなみに記念湯は横浜市営地下鉄ブルーライン「高島町」駅からも近い!
距離約550m、徒歩約8分だ!
いづれの駅も横浜駅から一駅(横浜駅の次の駅)、そして駅チカ銭湯とアクセス良好なのだ!
15時営業開始!
記念湯の営業時間は、
15時~23時30分!
定休日は毎週月曜だ!
サウナ料金値上げ(2021年9月)!
玄関に入ろうと思ったら、入り口にサウナ料金変更の貼り紙があった!
記念湯は薄茶の扉で鉄錠の下駄箱。
木札の次によくある下駄箱だ。
みんな同じサイズでブーツ用はないが、デザートブーツくらいの高さなら収まる大きさ。
小さめの下足箱だが、小生のNIKEの厚底ランニングシューズ28cm(コレ↓)は無事収まった。
下駄箱の鍵を持ち、自動ドアを開けてフロントへ。
ちなみに、「下駄箱の鍵を持っていくな」と注意書きが貼ってある。
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下駄箱の鍵はフロントに預けるシステム!
店内に入ると、手指の消毒器があるので消毒してフロントへ進む。
入浴料金490円500円(2023年3月時点)を女将さんに現金払い。
すると女将から下駄箱の鍵を渡せ、と促される。
そう、ここ記念湯は下駄箱の鍵をフロントに預けるシステムだ!
下駄箱の鍵を女将さんに預けると、代わりに脱衣所ロッカーの鍵が渡される。
女将さんのロッカーマネジメントテクニックが光る!
ちなみに、女将から渡された鍵はカールコードでなく・・・
ゴム紐⤵。
湿ってなかったからよしとしよう。
小生はプチ潔癖なのだ。
(だけど公衆浴場は入れる。)
ちなみに記念湯のサウナは3時間以内、黄緑のバスタオル付だ。
2021年10月、2023年3月に訪れた際は、フロントに向かって右手が男湯だった。
これからはフロント向かって右手の脱衣所・お風呂の様子を記述する。
脱衣所は昔ながらの高い格天井
記念湯の脱衣所は、サウナ室やフロントスペース、その他秘密の小部屋?が、脱衣所内に迫り出していて複雑な間取り。
筆舌に尽くしがたい( ノД`)シクシク…。
が、頑張る。
外壁側と店頭側の2面、つまりL字にロッカーが設置されている。
三段構成で1番下が縦長で収納力高く、上二段は正方形のロッカーだ!
小生に割り当てられたのは下段の縦長ロッカー!(*´▽`*)
女将、グッジョブ👍。
縦長ロッカー内は、ハンガーバーが渡されてハンガーが1本付いている。
ランニングウエアを脱ぎながら、脱衣所を見渡す。
脱衣所中央には、スノコベンチが2台隣り合わせに置かれている。
ロッカー脇には、ペプシSUNTORYの自販機がある。
自販機とロッカーに挟まれたデッドスペースには、マッサージチェアが1台置かれている。
マッサージチェアはフットマッサージなしのグレー色で、料金は100円。
そして脱衣所内に迫り出したサウナ室の壁沿いに、秤タイプの体重計と洗面台が設置されている。
一方、女湯側の壁にはフロントが迫り出してきている。
全身を映す鏡と上半身を映す鏡があり、上半身を映す鏡の方は、ドレッサーみたいになっていて小型ドライヤーが2機ある。
そして一人用の藤椅子が数脚置かれているが、椅子は低く、ドライヤーの台は高いので、座りながらドライヤーはできないけどw。
椅子は休憩用だね。
小型ドライヤーの年式は古く、料金は3分20円と標準的。
で、浴室への入り口ドアの脇には、スノコの3人掛けくらいのベンチが設置されている。サウナの休憩用かな?
天井を見上げると、昔ながらの高い格天井。
鳳凰が描かれた格子がある。
天井に照明器具がないので、脱衣所はやや薄暗い。
また、着物美人の浮世絵の額が飾ってあった。
天井だけ見れば、古き良き昔ながらの建築様式。
天井より下は今どきの洋風の内装だ。
一応、お風呂に入る前にトイレへ行っておこう。
記念湯のトイレは洋式。
けど、床がビチャビチャだった。
少し民度に不安が過ぎる。
ランニングウエアを脱ぎ去り、いざお風呂へ!
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シャンプー・ボディソープは持参が必要!
浴場に入ってすぐ右にサウナ室・立ちシャワー・薬湯、L字型に内湯。
対角線で洗い場と風呂が分かれるような間取り。
洗い場は女湯側に8席と、島カラン7席+7席=14席で計22席ある。
「どこに座ろうか?」と探すと、トイレでの不安は的中。
人がいないな、と座ろうとすると、浴用道具が置きっぱなし。
座れねーじゃん#。
民度が窺い知れる。
常連さんごめんなさいごめんなさい(-人-)
島カランの上はラックになっているから、そこに浴用品を置けばいいのに。
で、空いてる席があったのでそこに座る。
記念湯には、シャンプーやボディーソープの備え付けはないから、持参が必要だ!
記念湯のカランは使い込まれ、昭和レトロなデザインなものの、鏡は腐食がなく綺麗。シャワーの水温水圧は申し分ない。
カラダを清めたら、いざ内湯へ!
見たことのない珍しい洋風風呂がある!
記念湯の洋風のタイル風呂は、ひとつながりの浴槽で5種のエリア風呂に分かれる。
パッと見ると「なんだ?これは?」という変わり風呂が多い!
肩たたきリラックスバス!
最初に目に飛び込んできたのは、肩たたきリラックスバスという名の座風呂!
ジェットコースターの肩から胸にかけ体を固定するやつみたいなもの(安全バー?)が肩部分で切断され、その切断面からジェット水流が滝のように注がれている。
言い換えると、鎖骨の延長の肩の出っ張り(肩鎖関節?片峰?)の上に、背もたれから筒が出ており、その筒から打たせ湯、みたいな。
けど、この肩たたきリラックスバスは肩こりする僧帽筋に水流が当たらない!
水流が出る筒と筒の間に頭をいれなければならないから、両筒の間隔が広いのだ。
よって、首の付け根の肩こりでほぐしたい僧帽筋でなく、 鎖骨の延長の肩の出っ張りに水流が当たる。
骨に当たるからマッサージの意味がない・・・。
小顔の小生でも、両筒ジェットが顔に迫っていたから、顔がでかい人はこの肩たたきリラックスバスに座れないのでは?
背もたれから背中部分に2条のジェット水流も噴出されている。
さながらジェット座風呂と打たせ湯が合体した一石二鳥みたいな風呂だったが、なかなかほぐしたいポイントにジェットマッサージが当たらない、という欠陥品みたいな風呂だったwww。
ローリングバス!
隣には「ローリングバス」。
いわゆる寝風呂だ!
「ローリング」って何が転がるかはわからないw。
浅いリクライニングタイプで、足裏・ふくらはぎ・腰・背中に2条のジェット水流が当たる!
が、威力は弱くマッサージ効果は得にくい。
水枕は冷たくて気持ちいいが、高身長高学歴低姿勢の小生には居心地がよくなかった。
各個人の体型によって合う合わないあるだろう(小生はリラックスできなかった)。
エステジェットバス!
そして、「エステジェットバス」という名のハイパワーボディージェットが2人分ある!
左右2条の強力なジェットが壁からボバババッ!と出ている!
手すりに捕まらないと弾き飛ばされそうでやばい。( ゚Д゚)
水深1mくらいだが、起立姿勢でヒップにジェット水流が当たる!
ジェット系バスでは、このエステジェットバスが1番強力な水圧のため、ランニング後のマッサージが心地よかった♪。ε-(´∀`*)ホッ
雲梯付きバイブラバス!
さらに、エステバスの対面には、ぶくぶくと沸き立つかのようなバイブラバス。
気泡がボバババッと湧き上がる!
勢いが強すぎて飛沫が顔にかかって溺れそうになるわw。
そして、
なんと雲梯(うんてい)が設置されている!
(公園や校庭にある、あの遊具の雲梯だ。)
先ほどの「肩たたき風呂」と同じくユニークな風呂だ!
雲梯にぶら下がると、強力バイブラの勢いで下半身が揺さぶられる。
キ〇タマもいっしょにw。
これはぶら下がり健康器とお風呂の相乗効果なのだろうか?
ちなみに、浮力により体が軽くなるので、懸垂しやすく筋トレにもなるw。
フルチンで風呂場で懸垂をする大人はいないと思うが・・・。
それはワタシだ。
で、一番女湯側にあるのはシンプルな白湯エリア。
一人くらいしか入れない狭さだが、ジェット風呂が占める風呂で静かに入れて貴重だからか、人気でいつも人がいた。
以上、これらの風呂は、浴槽としては一つつなぎの洋風タイル風呂。
2021年10月に訪れた時は、湯温は42度を指しており、少し熱めの温度。
2023年3月に訪れた時は、44度を差していたが、体感では40~41度で丁度いい温度だった。
記念湯の浴室内を見渡すと、床や壁は青・白色のタイル使い。
見上げると宮造りの銭湯らしく、高い天井に白い壁と青い梁。
最近、壁を白く塗ったばかりか?剥げているところはない。
結果、清潔感や明るさを感じる。
またサッシは一部開放され、また窓の外には遮るものがないので外光が入り、採光性がある。
背景画は横浜に立地していることもあり、明治か大正時代の横浜波止場の異人館通りを描いたモザイクタイル画!
記念湯は和風の昭和レトロな造りがベースだが、洋風のエッセンスも加え、港町「横浜」らしい銭湯だと感じた!
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薬湯もある!
さて、変わり風呂が居並ぶ洋風タイル風呂の隣に石造りの和風風呂がある!
洋風風呂は白湯だったが、和風風呂の湯は薄茶色で濁っている。
薄茶色に濁っている浴槽は薬湯!
ウイキョウやチンピなどの生薬配合の薬湯は、血行を良くしてカラダを温め、冷えからくる体調不良を改善する効果がある、という。
浴槽は段差があるうえ、透明度が低いので用心深く段差を降りようとしたら、
熱い!!
温度計は44度。
薬湯の水温計は壊れていないようだw。
段差を降りると意外と深くて1mくらい?
肩まで浸かると中腰にならざるを得ないくらいの深さだ。
ケツをついて座ると、潜ってしまい息ができないな。
こりゃちょっとリラックスしづらい・・・。
薬湯の水温は42度を示していた。
漢方っぽい匂いは少しするけど、イヤじゃない。
また、「あまり水で薄めるな」と注意書きがあった。
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サウナ・水風呂・たちシャワーもある!
さらに記念湯には、サウナと水風呂もあるのだ!
前述の通り、2021年9月1日からサウナ料金が300円へ値上げされた。
サウナ室ドアの上の温度計を見ると、92度を示していた。
ドアは鍵付きだから、サウナ料金を払っていない人はサウナ室へ入れない。
ま、その方がいいわな、民度を考えると。
常連さんごめんなさいごめんなさい(-人-)
サウナ室内は二段式で4人くらい横並びで座れそうな広さ(8人くらいいけるかな?)。
サウナ室の隣には立ちシャワーが一つある!
固定式シャワーヘッドだが、お湯の方のハンドルが取れている!?
そう、水しか出せないのだ!
修繕予定の有無は知らないが、小生が訪れた時は水専用の立ちシャワーだった。
サウナ室の対面には水風呂がある!
1畳くらいの大きさでコンパクトな水風呂。温度計はなかったが、体感で16〜18度くらい?
水シャワーの方が冷たかったかもしれない。
フロントに向かって右側のお風呂には露天風呂はないので、外気浴はできないが、脱衣所のベンチで休憩できそうだ。
というわけで、昔ながらの昭和レトロな造りと石造りの和風風呂と、洋風なタイル風呂やサウナ、そして文明開花の背景画と、和と洋が絶妙にミックスされた、開港都市「横浜」らしい銭湯だった!
風呂上がりにロビーへ。
テーブル・ソファーが置かれて、TVが映し出されていた。
何気に女将さんもTVを見れるような家具の配置になっていた。
飲料水やアルコール、浴用品も販売しているので、お風呂のあとに水分補給も可能だ。
ちなみにロビーに貸しロッカーもあり、1ヶ月500円だった。
何気に横浜駅に近い銭湯の記念湯。
横浜駅近くで銭湯に行くなら、反町の反町浴場か記念湯かな。
FIN