橘湯(川崎市中原区)は500円でサウナも水風呂も外気浴も温泉も楽しめるコスパ最強銭湯!
古市場陸上競技場でのランニングや矢上川ランの汗を流しに、川崎市中原区苅宿にある銭湯「橘湯」へ行ってきた。
少し足を伸ばしてお風呂に入る価値のある銭湯だった!
平間駅と元住吉駅の両方からアクセス可能!
橘湯は、JR南武線の平間駅と東急東横線の元住吉駅の中間に立地しており、両駅からアクセスが可能!
平間駅からだと橘湯まで徒歩約13分(距離約1.0km)。
元住吉駅からの場合も、徒歩約13分(距離約1.0km) で同じ所要時間だ。
東海道新幹線の高架近くにあるまいばすけっと苅宿店の角を曲がれば・・

1階が銭湯、2階以上が集合住宅のマンションビル銭湯。
コインランドリーも併設されている。

駐車場も3台か4台分あった(記憶おぼろw)。
15時開店!火曜日定休!
橘湯の営業時間は、
15時~23時。
定休日は毎週火曜日だ!

L字の二面に配置された下駄箱のNo.は99まであった。
半透明の茶色の下駄箱は大きめ。
小生のNIKE社製厚底ランニングシューズ28センチ(コレ↓)は難なく収まった。
一番下の下駄箱は長靴・ブーツ用で縦が長い。
また、「サウナイキタイ」のステッカーを貼ってある下駄箱もあった。
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看板娘にドキドキ!
自動ドアを開けて店内へ入ると、ロビーがあり、
TVは大相撲中継を映し出していた。
(ハッケヨイ、ノコッタ)
で、TV上にはサウナイキタイのポスターが、ずらり3枚ほど貼ってある。
(結構サウナ推しみたいだ)
すると、フロントがある右側から、
「こんにちは ⤴ 」
の黄色い声が。
フロントにいた若め(?)の女性に、入浴料金490円(2022年1月時点)を500円硬貨で支払う。
※2023年5月時点の入浴料金は500円。
女性「10円のお返しですっ!⤴」
やはり声が若い!
マスクしてるから分からなかったけど、10代か20歳前後じゃないの?
てか、
若いのに大相撲なんか見んの!?
とか思ってたら、
女性「体温測ります⤴」
測る場所は手首じゃなくて、
おでこで。
(まぢか!?おでこを差出すとき、おじさん、ドキッとしちゃったよー)
っていう、橘湯の看板娘とのやりとり。
※2023年5月時点では、検温はなくなっていた。
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貸しタオル無料は終了!有料へ!
で、2023年5月に橘湯へ訪れた際、フロントカウンターに貼ってあったのが、
4月1日から貸しタオル無料が有料になる!
という内容。
今まで橘湯では、タオルを無料で借りられたが、昨今の燃料費高騰や物価高のため、下記金額で有料化にするらしい。
- フェイスタオル50円
- ミニバスタオル50円
(まぁ、しょうがない。銭湯に来るならタオル持参!)
フロントに向かって左側が男湯、右側が女湯だ!
ハイテク全自動トイレは座って用を足すべし!
暖簾をくぐると、目隠し的にロッカーの背面が眼前に現れる。
右方向へ迂回して脱衣所の中へ入る。
さて、最初に用を足しておこうと、トイレのドアには、
立ちション禁止!
座って小便するように!
と注意書きが貼ってある。
(大丈夫👍。我が家は座り小便だ!)
と、トイレに入ると
「いらっしゃいませ」と言わんばかりに自動で便器の蓋が開いた!
続いて用を足すと、
便器は自動洗浄!
銭湯のトイレにしちゃハイテクだ!!
便器から離れて5秒後に水が流れ、25秒後には便座が自動で閉じるシロモノだ。
スゲェ。(◎_◎;)
ちなみに、「立ちション禁止&座りション推奨」の注意書きがトイレ内にも貼ってある。
尿ハネしない座りションで、トイレを綺麗に使いましょう、っていうことみたい。
で、脱衣所内は、壁伝いのL字にロッカーが並び、中央には2段の中置きロッカーが置かれている。
壁のロッカーは、日吉湯や反町浴場、池尻大橋の文化浴泉などでも見られる、4段ロッカーだけど上下2段ずつに分かれて、間が棚になってる代物。
棚に荷物を置きながら荷造りできるので、荷物の多い銭湯ランナーには使いやすい♪
背が低い2段5列の中置ロッカーも、天板の上に荷物を置けるから、同様に荷造りしやすい♪
が、橘湯のロッカーは小さめで、大きさは皆一様。
仕事帰りにビジネスマンが立ち寄るには、ブリーフケースは入らなそうだ。( ˘•ω•˘ )
ただ、コートやジャケットを掛けられるラックとハンガーはある。
さて、脱衣所内に液晶TVがあり、大相撲でなく民放ニュースを映してたw。
で、リモコンが置いてある。
好きな番組を見れそうだw。ヾ(*´∀`*)ノ
TV台には、子ども用のおもちゃ(お風呂のおもちゃ含む)もたくさん置いてある。
子どもと一緒に橘湯へ行くのも楽しくなりそうだ。
とまぁ、ここまで読み進めていただくとお分かりの通り、橘湯は昭和レトロ銭湯スタイルではないから、体重計も秤式でなくデジタルのヘルスメーターだ。
あと脱衣所内には、ゴザベンチが1台置いてある(その他の備品等は後述)。
ランニングウエアを脱ぎ捨て、ロッカーの鍵をかける。
鍵に付いているのはゴム紐でなく、
カールコード付きなのが、プチ潔癖としてはGoodだね👍!
(前の客が使って濡れたゴム紐は不快なのだ)
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シャンプー・ボディーソープは要持参!備え付けはない!
半自動のドアを開け、浴場へIN。
橘湯は、浴場の突き当りに背景画はなく、
2階へ登る階段がある!?
で、階段下には黒いお湯が揺蕩う(?)浴槽がある。
※後述参照
右側(女湯側)の手前に立ちシャワー×2ブースがある。
一方、左側(外壁側)手前にはサウナ室、左側奥には水風呂と白湯の大浴槽がある。
洗い場は女湯側の壁に6席、島カランは6席と5席だ。
サウナ室裏に4席あるが、うち3席は「使用禁止」の札が掲げられていた(2022年1月時点)。
使用禁止の3席は、サウナの整い椅子を置くために潰されたようだ。
うち1席はホースのシャワーが付き、整い椅子の汗を流せるようになっている(2023年5月時点)。
したがって、洗い場はトータル18席かな。
2023年5月に橘湯に訪れたら、
風呂椅子・風呂桶はスーパー銭湯みたいにカラン前に置いておくシステムになっていた。
なので、風呂椅子・風呂桶は出入り口に積んでいないし、戻すも必要ない。
(水回りはスーパー銭湯みたいな混合栓のホースシャワーじゃないけどねw。)
シャワーはホースでなく固定型。
お湯と水は別々のプッシュ型のカランだ。
橘湯にはシャワーとボディーソープの備え付けはない!
持参が必要だ!
ブルータイルの床で、壁はタイル使いの洋風風呂。
洗い場や床のタイルの目地などは黒ずんだりしているが、鏡やカランはピカピカ✨だ。
カラダを清めたら風呂だ!
白湯の広い浴槽
浴場の左奥にある白湯のエリアは広い。
マッサージエリアと浸かるエリアの半々かな。
浸かるエリアは5人前後は足を伸ばして入れそうな広さ。
もう半分に、奥には4種のジェットバスがあるリラクゼーションエリアがある。
ボディマッサージ風呂。
円柱状のブースの壁からジェット水流が出てるお風呂。
斜め前方・後方・真後ろの5方向から上下2条のジェットがわがままボディーに向けて噴射されている!
さながら拷問器具のアイアンメイデン(鉄の処女)みたいな様相だw。
ジェット座風呂。
隣はジェット座風呂が1席分ある!
ふくらはぎ・腰・背中を左右2条のジェット水流がほぐしてくれる。
(足裏へのジェットはなし)
と思いきや、ジェットの水圧はマイルド~(TдT)。
また腰と背中は左右で水圧が違ってたw。
水枕付きの寝風呂。
ジェット座風呂の対面には水枕付き寝風呂がある!
背中部分から噴出される2条のジェット気泡で、菱形筋・肩甲骨周りをマッサージ♪
圧は弱く、左右の間隔が開いているから、痩せてる小生の脇から水流が抜けてくすぐったくも感じるw。
そして、水枕は冷たくないw。
ボディージェット(ハイパージェット)バス。
けど、1番奥にある、
ボディージェット(ハイパージェット)バスはよかった。
ε-(´∀`*)ホッ
後ろの壁から左右2条のジェットがボババッ!と出てる。
水深120センチくらいかな?
立って入ると、中臀筋・大臀筋にジェットが当たって気持ちいい♪。
身を沈めると、菱形筋・肩甲骨周りに当たり、これまた気持ちいい♪
ちなみに、白湯の広い浴槽では、湯温は42度を示していた。
あと、エメラルドグリーン色のタイルだけど、所々茶色くなってて、使用感というか歴史を感じさせる。
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天然黒湯温泉もある!
次に階段下にある黒湯が揺蕩う浴槽。
まさか橘湯で温泉に入れるとは思わなかった。
黒湯は透明度が低いうえに、浴槽内には段差があるので足元要注意だ。
気泡が沸き立ち、ブクブクと煮えたぎるかのように見えるが、実は湯温は40度w。
(子どもも入れるであろう、ちょうどいい温度♪)
で、階段下収納にあたる部分が繰り抜かれて、洞穴みたいになっている!
別の言い方をすると、
黒湯は凸の形をした浴槽で、階段下が凸の突起相当に当たる。
要は、階段下に穴蔵があるのだ!
反町浴場の穴倉風呂みたいに。
隅っこ好きとしては、この薄暗い空間で瞑想できるじゃん♪と思い、入ってみると、
ビリビリッ⚡!
痛いっ!!
何とこの穴蔵空間は電気風呂だった!
水面に触れただけで、ビリビリと衝撃が来て、電圧強め。
ビリビリタイプの電気風呂の良さは個人的に分からなくて、折角いい感じのアングラ感だったけど諦めた。
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サウナ無料(入浴料金で入れる)!!
さて、体が温まったらサウナチェック。
サウナ室ドアはキーなし。
「サウナ有料」の貼り紙もない。
そう!橘湯はサウナは無料で入れるのだ!
言い換えると、入浴料金でサウナも入れるのだ!
さて、サウナ室ドアの入り口脇にラックがあり、サウナマットが積まれている。
サウナマットを使うか、タオルをケツに敷くように、と注意書きが貼ってある。
注意書きにはその他、
- 水風呂の掛け湯で汗を流すのは禁止。
- 立ちシャワーで汗を流してから水風呂に入ること。
- サウナマットはサウナ室に置いたままにしないこと
- サウナマットを使ったら、汗を流して戻すこと。
- サウナ室内での談笑は禁止。
- 蒸されるのは1回15分以内。
など、橘湯ルールがあるようだ。
そして、ルールが守れない者は、
出禁を申し渡す!
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
それでは、ちゃんとサウナマットを携えてサウナ室内へ!
サウナ室に入ると、左奥にサウナストーブがあり、右側に2段の座席。
なんだかアロマのいい香り。
どこに座ろうか?と場所を探すと、
サウナ室内の中央にぶっとい四角の柱が立っている!
柱があることで座席スペースが減っている。
マックス8人くらい?座れそうだけど、柱がなければ、もうあと1~2人座れそうなのに。
文章で表すとなると、凹の形。
凹んでいるところが柱やね。
案の定、無料ゆえかサウナは混んでいた。
でも休日のある日に橘湯へ訪れた時、20時くらいだと空いてきた。
開店後より、夜遅い時間帯の方が空いているかもしれない。
サウナ室内にはテレビやBGMはなく無音。
己に向き合うのみw。
壁には12分計のほか、温度計があって90度前後を示していた。
で、蒸されていると次第にサウナの熱で、
ロッカーの鍵が熱くなって、
あっちっち!
なぜなら鍵部分(鉄)が剥き出しだから。
キーカバーがあればいいのに。
ちなみに、サウナ室ドア脇には浴用品を置けるラックと、S字フックがぶら下がっているバーがあり、サウナハットを掛けられるようになっている。
適度に蒸されたところでサウナを出て、目の前にある立ちシャワーブースへ。
立ちシャワーは2ブースあり、水も出る!
上述の通り、水風呂に入る前に、立ちシャワーで自身の汗とサウナマットの汗も流すのであった。
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水風呂で冷やす!浴場内でも休憩できる!
水風呂は2〜3人くらいが入れる広さ。
水温は18度!
冷たくて、手足末端が痛くなる温度だ!
橘湯は浴場内でも休憩できる!
水風呂の隣に、
オットマン付きのガーデニングチェアが2脚ある!
黒湯の浴槽前には、オットマンなしのガーデニングチェアが2脚ある。
続いて、最初から気になっていた階段を登ってみよう。
階段上の2階部分は露天風呂で外気浴もできる!
階段を上がり、引き戸を開けると、
黒湯温泉の露天風呂や!
お湯は内湯と同じで40度。
ここはいわゆるバルコニーかな?
上階の屋根付きで、目隠しの壁が高く、風景は楽しめない。
天窓くらいのスペースから青空が見え、外気が入ってくる。
で、
ガーデニングチェアが2脚あるので、サウナ後の休憩で外気浴も可能だ!
しかもオットマン付きだからリラックスできる!
ドライヤーは無料で使用可能!綿棒もある!
さて、風呂上り、洗面所にPanasonicのドライヤーが1機垂れ下がっており、「いくらかな?」と見ると、コインの投入口がない。
試しにスイッチを入れたら、
風が出る!
無料や!!
ドライヤーは無料で使用可能や!ヾ(*´∀`*)ノ
洗面所にはハンドソープの他、ヘアブラシと綿棒が置いてある。
個包装の綿棒は、「ごそっと持ってくな」と注意書きがある。
(耳垢wetな小生にとっては、綿棒が置いてある銭湯はポイントが高い!)
また脱衣所内には、
フットマッサージ&リモコン付きの黒の革張りマッサージチェアも1台置いてある。
「これはいくらかな?」と確認したら、10分100円だった。
そらそうや!
マッサージ機まで無料なはずあるかいな!
と自戒したm(__)m。
さて、ロビーにはTVのほか、ガラスのローテーブル1台と、テーブルを挟むようにソファーが置かれている。
で、TV台下には、週刊ヤングジャンプのほか、様々な足つぼマットが置いてある。
4種類ほど。
(こんなに足つぼマットって、ニーズがあるのか?それともマニア?ってくらいあった)
あと週刊ヤングジャンプがあったけど、2020年新年号だった。
(2023年5月時点の話だから、だいぶ古い)
またananとminiもある。
若い女性客も来そうだしな。それか看板娘が読むか。
と、帰り際に看板娘に挨拶したら、カウンター上に
猫がいた。
キュン❤
てなわけで、橘湯は
天然の黒湯温泉があるし、
サウナ無料だし、
冷たい水風呂あるし、
オットマン付きの整い椅子があるし、
外気浴もできるのに、
入浴料金の500円ぽっきり(2023年5月時点)で楽しめるなんて、
橘湯はコスパ最強銭湯だ!
橘湯の上階の第三橘コーポに住みたいわー。
つづく