関内・伊勢佐木町の利世館レビュー!辿り着くまでに別の風呂への誘惑に理性を保っていられるか試される!
みなとみらいランの汗を流しに、横浜市中区伊勢佐木町にある銭湯「利世館」を目指したのだが、辿り着くまでに関内ならではの誘惑に抗ったのだったw。
複数路線利用可でアクセス良好!
銭湯「利世館」へは複数の路線からアクセスできて便利!
横浜市営地下鉄ブルーライン伊勢佐木長者町駅と阪東橋駅のほぼ中間に位置する。
伊勢佐木長者町駅からの経路
伊勢佐木長者町駅から利正館までは、徒歩約8分(距離約550m)。
阪東橋駅からの経路
阪東橋駅からは徒歩約6分(距離約400m)。
日ノ出町駅からの経路
また、京浜急行本線日ノ出町駅と小金町駅の中間でもある。
日ノ出町駅から利正館までは徒歩約9分(距離約700m)。
黄金町駅からの経路
小金町駅からだと徒歩約7分(距離約600m)。
関内駅からの経路
さらにJRも利用可能だ。
根岸線関内駅からだと徒歩約12分(距離約950m)だ。
スポンサーリンク
大人のユートピアの中に利世館はあった!
このように利世館へのアクセスが良好なのは、その立地のため。
神奈川有数の風俗歓楽街エリアに、銭湯「利世館」はあるのだ!
利世館が建つ通りには、ソープランド(別名トルコ風呂)や風俗案内所があり、路上には客引きも立っている。
銭湯とは違うトルコ風呂への誘惑に、
理性を保っていられるか?
が、利世館へ辿り着けるか否かの分かれ道だ。
利世(りせい)館だけに。
ぷぷぷぷぷ (´艸`*)
ピュアな小生は無事辿り着けた。
※煩悩多めな諸兄は下記を参照して、利世館を目指して欲しい。
1階がコインランドリー、2階が銭湯だ。
14時から営業開始!
利世館の営業時間は午後2時~午後11時15分(ちょっと中途半端)。
定休日は毎月7日・8日・17日・18日・27日と少し変則的なので注意してほしい。
自動ドアを開け玄関に入ると、縦型の傘ロッカー(鍵付き)がある。
訪れた日は曇って雨が降りそうだったので、これなら盗難の心配はなくてイイネ。
利世館の下駄箱は、半透明の茶色の扉に鉄の鍵で現代的。
高さも奥行きも小さめで、小生の厚底NIKEランニングシューズ28cmはギリギリだった。(ちなみに入れたのは112番。下駄箱数多い)
各種料金
靴を脱ぐと、細長い空間が広がる。
フロントは右手にあり、その奥にロビーがある。
利正館には券売機はなし。
女将さんに現金で入浴料金を支払う。
2024年9月時点の料金は下記の通り。
入浴料金 | 550円 |
サウナ込み入浴料金(小タオル付き) | 700円 |
貸しバスタオル | 100円 |
使い切りシャンプーやボディソープ | 各40円 |
サウナ料金は170円ってことか!
小タオル付きで170円は安い!
ちなみに昔(2021年12月くらい)はサウナ料金が130円だった。つまり、入浴料金合わせて620円だった。
スポンサーリンク
ロッカーの鍵を渡されるが、下駄箱の鍵は預けない
で、ここも先日行った川崎市高津区の鈴の湯みたいに、
女将からロッカーの鍵だけ渡される。
下駄箱の鍵は預けない。自己保管だ。
サウナ客も下駄箱の鍵は預けない。
サウナ客には「利正館」の名前が入った緑色の小タオルを渡された。
「サウナに入る時は緑のタオルを持って入るように」と言われた。
こりゃ、退店時ロッカーの鍵を返すのを忘れないようにしないと。
フロントに向かって右側が男湯、左側が女湯だ。
貸しロッカー率多めな脱衣所
コンパクトな下駄箱に反し、脱衣所は割と広め。
女湯側の壁に「コ」の字型にロッカーが配置されている。
5段構成で上3段は一般用、下2段が貸しロッカーだ。
中置きロッカーも1台あり。こちらはほとんどが貸しロッカー。
ということで、貸しロッカー率多め。
常連客が多いのか?
小生に割り当てられたロッカーを探す。
女将のロッカーマネジメントが光るか否か?
しかし、渡された鍵はカールコードでなく、ゴム紐。
しかも、めっちゃ湿ってる⤵。
プチ潔癖の小生は、
テンションげんなり。(ノД`;)
ロッカーコントロールは期待できそうにないwww。
トイレに行って気分を変えよw。
トイレはさすがに洋式。「ペーパーが詰まるから大量に流すな」と書いた注意書きが、2枚も貼ってある。
隣同士に。
(一枚で十分やろ・・・w)
そんなにトイレの水圧は低く感じなかったがw。
さて、脱衣所内は、女湯側の半分がロッカーエリアで、右半分はくつろぎ&身支度スペースだ。
ベンチのほか、フットマッサージ&リモコン付きマッサージチェアがある。
洗面所は2つあり、小型ドライヤーは2機置いてある(Panasonicのイオニティとコイズミ)。
料金は20円と標準的価格。
そしてコカコーラの自販機と、秤式の体重計もあった。
それではランニングウエアを脱ぎ捨て、湿った鍵をいやいや付けて⤵w、利世館の浴場へ。
シャンプー・ソープの備え付けナシ!要持参!
浴場へのドアは半自動でないから、ちゃんと閉めよう。
浴室内は、モザイク調のタイルの床にレンガの壁。磨りガラス窓にローマ風の柱。
利世館は欧風(洋風)な浴場だ。
タイルの床は所々剥げて歴史を感じるがw。
ビルで機密性が高いというか、窓が開かないので、浴場内には白い湯気が立ち込めている。
女湯側の壁に立ちシャワー×2と内湯が並ぶ。
で、反対の外壁側に洗い場があり、外壁側奥にサウナがある、という配置だ。
カランはコの字でなくヨの字でもなく・・・、
Fの字に、横棒を下に一本足した感じ。
で、横棒の先に柱がある。
洗い場は入り口側の壁に3席、3席裏表の島カラン、5席裏表の島カラン、島カランの間の壁側に2席・2席・2席、そして柱周りに4席で、トータル29席かな?
ただ柱周りのカランは、シャワーと鏡がない。
で、シャワーの湯温はちょうどよかったけど、水圧は弱めだった。
利世館はシャンプー・ボディーソープの備え付けがないので、持参が必要だ。
カラダを清めていざ風呂へ!
※注)トルコでなくちゃんとした風呂。
スポンサーリンク
内湯の種類
利世館の温浴槽は2種類。
白湯と黒湯だ。
大きな白湯浴槽
白湯の浴槽は水温計が43度を示していたが、体感的にはそんなに熱くない。
でも温くはない。40~42度位?
割と広めの浴槽で、脚を伸ばして6人くらいが横並びできるくらいの広さだ。
ちなみに壁の2箇所から1条のジェット水流が吹き出していた。
水圧は割と威力があり、体の位置を変えながら簡易マッサージを施して、背中をほぐすことが可能だ。
あと、浴槽の3分の1くらいは底からバイブラ気泡が沸き出ている。
天然黒湯温泉
次は隣の黒い浴槽。
天然黒湯温泉だ!
銭湯で温泉にも入れるとはありがたい。
黒湯は源泉18.2度の冷鉱泉を加温。
水温計は44度(!?)を示していたが、そこまで熱くないw。
(ホントに44度なら熱くて入れないw。)
水温計…、ぶっ壊れてるなw。
体感では42度くらい。温泉はあったまる〜。(*^^)v
店内の明かりの関係もあるかもしれないが、お湯の透明度少なくて濃そう。でも割とさっぱり感じた。
3〜4人入れるくらいの広さの浴槽には浅い段差があるが、透明度がないゆえ、足元に要注意だ。
立ちシャワーもある
利世館には立ちシャワーが2つあり。2024年6月に訪れたら、片方潰れてた。
お湯以外に水も出るが、水シャワーは割と冷たい!
水風呂より冷たく感じたので、水風呂の後に追いクールダウンした。
サウナに入らなくても温冷交互浴にも最適。
ちなみに、ホースではなくて、ヘッドが固定タイプ。
サウナ・水風呂でととのう!
前述の通り、サウナ客にはサウナキーは渡されず、目印の緑色の小タオルを渡されるのだが、
案の定、サウナ室ドアには鍵なし。
ゆえにドアには無断入室禁止の注意書きが書いてある。
サウナマット(ビート板)なし
利正館にはサウナマットは置かれてない。
必要な人は持参が必要だ。
サウナドア脇にフックが14個くらいある。
あとドア脇の温度計は60度を示していたが壊れてるかな?
ドアを開けてサウナ室内に入ると、予想より広い。
段差があるから要注意だけど、入ったらすぐ左にレンガ構えのサウナストーンがある。
そして、右側から奥に掛けて、L字にベンチが2段ある。
タオルはベンチの座面にだけ敷いてある。
一段目に2人、2段目に4人で定員6人想定かな。
サウナマット持参して詰めたら、もう1人2人くらいは座れそうだけど。
木のベンチや床は、汗が染み込み、だいぶ痛んでるかもしれない雰囲気を醸し出してたw。
平日16時過ぎに入店した時は、サウナに入ると先客4人で5人目だった。
満員てわけじゃないけど、3人が金さんの先輩&後輩だったよ。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
熱いけど熱くないみたいな感じww。
テレビなし・BGMあり・12分計壊れてる・砂時計あり
サウナ室内はテレビなし。
流れるBGMは80年代から90年代初頭のJポップだった。
知らない曲ばかりだけど、佐野元春の「SOMEDAY」と、浜田省吾の「悲しみは雪のように」はわかった。
あと、12分計はあったけど壊れてるw!
代わりに10分測れる砂時計が4つ置いてある。上段ベンチの背もたれ部分に2つと、下段ベンチ前の壁に2つ。
温度は92~93度
温度計は92〜93度を示していた。
割と熱くて、10分間蒸されるのもきつかった。
熱いっ!きつっ!
ということで、10分間でセットを回した。
開店直後の2~3時間は割と混んでるみたいで、サウナもサウナ以外の温浴客も大勢いた。
サウナ1セット目は5人目だったけど、それ以降は定員の6名になることはなく、だんだんサウナ客は減り、最終3セット目は貸切だった。
水風呂
水風呂はキンキンとは言えないが、いつまでも使っていられそうな冷たさ。
温度計はなかったが、体感で18〜20度くらいかな。
でも、2人くらいしか入れない小さな水風呂。
サウナでなくお風呂との温冷交互浴でも人気だから、混雑具合によってはクールダウンが不十分でも出ざるをえないかも。
そしたら、立ちシャワーで追いクールダウンだなw。(シャワーも1つしかないけどw)
利世館は水風呂はあるけど、露天風呂はないから外気浴はできないのだ。
浴場内に椅子もなく、休憩スペースもないから、大体カラン前や柱や浴槽の縁に座って、内気浴休憩してた。
せっかくリーズナブルにサウナに入れるのになー。(´・ω・)
というわけで、サウナと黒湯温泉で温冷交互浴をかまして、ランニングの疲労回復を図って風呂を出た。
スポンサーリンク
風呂上り
浴室から出たら、小生のロッカーの下段で着替えてる人がいる。
つ、使えないんだけど・・・( ゚Д゚)
女将のロッカーマネジメントはまだまだのようだw。
さて、脱衣所は涼しい♪。
ベンチが1台あり、扇風機もある。
カラダを都度拭くのが面倒でなければ、脱衣所でサウナの休憩もいいかも。
コカコーラの自販機があり、アクエリアスの600mlペットが180円、麦茶の600mlペットが140円。
店頭のコカコーラと同じ価格だが、脱衣所で水分補給ドリンクを調達できるぞ。
サウナなどの借りたタオルは、フロント前の柱の下にあるカゴに返却。
ロッカーの鍵だけフロントへ返すのだ。
ある日、女将さんが1階のコインランドリーにタオルを取りに店出てた。
利正館はエレベーターなし。
女将さんはタオルを抱えて、ひーこら💦と階段登ってきてた。
元気に末永く営業してもらいたい。
利世館のロビーはTVもなく、小ぢんまり。
テーブルとベンチが置いてあるが、「長居するな」「間を開けろ」的な貼り紙があった。
そそくさと利世館を後にした。ヘ(-.-ヘ;)… ソソクサ…
以上、利世館の銭湯レポートだ。
数百円で利世館で汗を流すか、諭吉2枚で女の子と風呂に入るか、悩ましいところだぜ。
悩むんかい!
おしまい。