横浜伊勢佐木町の利世館は辿り着くまでに別の風呂への誘惑に理性を保っていられるか試される銭湯
みなとみらいランの汗を流しに、横浜市中区伊勢佐木町にある銭湯「利世館」を目指した。
複数路線利用可でアクセス良好!
銭湯「利世館」へは複数の路線からアクセスできる。
横浜市営地下鉄ブルーライン伊勢崎長者町駅と阪東橋駅のほぼ中間に位置する。
伊勢崎長者町駅からは徒歩約8分(距離約550m)、阪東橋駅からは徒歩約6分(距離約400m)だ。
また、京浜急行本線日ノ出町駅と小金町駅の中間でもある。
日ノ出町駅から徒歩約9分(距離約700m)、小金町駅からだと徒歩約7分(距離約600m)だ。
さらにJRも利用可能だ。根岸線関内駅からだと徒歩約12分(距離約950m)だ。
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大人のユートピアの中に利世館はある!
このように利世館へのアクセスが良好なのは、その立地のため。
神奈川有数の風俗歓楽街エリアに、銭湯「利世館」はあるのだ!
利世館が建つ通りには、ソープランド(別名トルコ風呂)や風俗案内所があり、路上には客引きも立っている。

銭湯とは違うトルコ風呂への誘惑に、
理性を保っていられるか?
が、利世館へ辿り着けるか否かの分かれ道だ。
利世(りせい)館だけに。
ぷぷぷぷぷ (´艸`*)
ピュアな小生は無事辿り着けた。
※煩悩多めな諸兄は下記を参照して、利世館を目指して欲しい。

(2021年12月撮影)

(2021年12月撮影)
1階がコインランドリー、2階が銭湯だ。


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14時から営業開始!
利世館の営業時間は午後2時~午後11時15分(ちょっと中途半端)。
定休日は毎月7日・17日・18日・27日と少し変則的なので注意してほしい。
自動ドアを開け玄関に入ると、縦型の傘ロッカー(鍵付き)がある。
訪れた日は曇って雨が降りそうだったので、これなら盗難の心配はなくてイイネ。
利世館の下駄箱は、半透明の茶色の扉に鉄の鍵で現代的。
高さも奥行きも小さめで、小生の厚底NIKEランニングシューズ28cmはギリギリだった。(ちなみに入れたのは112番。下駄箱数多い)
ロッカーの鍵を渡されるが下駄箱の鍵は自己保管
靴を脱ぐと、細長い空間が広がる。フロントは右手にあり、その奥にロビーがある。
券売機はなし。女将さんに現金で入浴料金490円を支払う。
で、ここも先日行った川崎市高津区の鈴の湯みたいに、
女将からロッカーの鍵だけ渡される。
下駄箱の鍵は交換や預けない。自己保管だ。
こりゃ、退店時ロッカーの鍵を返すのを忘れないようにしないと。
フロントに向かって右側が男湯、左側が女湯だ。
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貸しロッカー率多めな脱衣所
コンパクトな下駄箱に反し、脱衣所は割と広め。
女湯側の壁にコの字型にロッカーが配置されている。5段構成で上3段は一般用、下2段が貸しロッカーだ。
中置きロッカーも1台あり。こちらはほとんどが貸しロッカー。
ということで、貸しロッカー率多め。
常連客が多いのか?
小生に割り当てられたロッカーを探す。
女将のロッカーマネジメントが光るか否か?
しかし、渡された鍵はカールコードでなく、ゴム紐。
しかも、めっちゃ湿ってる。
プチ潔癖の小生は、
テンションげんなり。(ノД`;)
ロッカーコントロールは期待できそうにない。
トイレに行って気分を変えよ。
トイレはさすがに洋式。
「ペーパーが詰まるから大量に流すな」と書いた注意書きが2枚も貼ってある。
隣同士に。
(一枚で十分やろ・・・)
そんなにトイレの水圧は低く感じなかったが。
さて、脱衣所内は女湯側の半分がロッカーエリアで、右半分はくつろぎ&身支度スペースだ。
ベンチのほか、フットマッサージ&リモコン付きマッサージチェアがある。
洗面所は2つで小型ドライヤーが2機(20円と標準的価格)。
そしてコカコーラの自販機と、秤式の体重計もあった。
それではランニングウエアを脱ぎ捨て、湿った鍵をいやいや付けて⤵、利世館の浴場へ。
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シャンプー・ソープの備え付けナシ!要持参!
浴場へのドアは半自動でないから、ちゃんと閉めよう。
浴室内は、モザイク調のタイルの床にレンガの壁。磨りガラス窓にローマ風の柱。
利世館は欧風(洋風)な浴場だ。
ビルで機密性が高いというか、窓が開かないので、浴場内には白い湯気が立ち込めている。
女湯側の壁に立ちシャワー×2と内湯が並ぶ。
で、反対の外壁側に洗い場があり、外壁側奥にサウナがある、という配置だ。
カランはコの字でなくヨの字でもなく・・・、
Fの字に、横棒を下に一本足した感じ。
で、横棒の先に柱がある。
カランはトータル30個くらい。
ただ柱周りにもカランがあるけど、シャワーがない。
で、シャワーは湯温はいいけど、水圧は弱めだった。
利世館はシャンプー・ボディーソープの備え付けがないので、持参が必要だ。
カラダを清めていざ風呂へ!
※注)トルコでなくちゃんとした風呂。
天然黒湯温泉がある!
利世館の浴槽は3種類。
白湯と黒湯と水風呂だ。
白湯の浴槽は水温計が43度を示していたが、体感的にはそんなに熱くない。
でも温くはない。42度位?
割と広めの浴槽で、脚を伸ばして6人くらいが横並びできるくらいの広さだ。
ちなみに壁の2箇所からジェット水流が吹き出していた。そんなに水圧は強くないが、簡易マッサージが可能だ。
利世館には立ちシャワーが2つあり。お湯以外に水も出る。
ホースではなくて、ヘッドが固定タイプ。
水を浴びて温冷交代浴をおこなった。
次は隣の黒い浴槽。
天然黒湯温泉だ。
銭湯で温泉にも入れるとはありがたい。
水温計は44度(!?)を示していたが、そこまで熱くない。
ホントに44度なら熱くて入れない。
ぶっ壊れてるなw。
体感では42度くらい。温泉はあったまる〜。(*^^)v
黒湯の浴槽内には浅い段差があるが、透明度がないゆえ、足元に要注意だ。
で、隣は小さな水風呂。
蛇口から水が常時放出されている。18〜20度くらいかな。キンキンとまではいかないけど冷たい。
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サウナは入浴料+130円で入れる!
訪れた日はサウナには入らなかったけど、利世館は入浴料金に
追加130円
でサウナに入れる!
つまり、
入浴料金合わせて620円だ!
130円追加でサウナに入れるなんて、割とリーズナブルだ。
で、サウナ料金を払うと、目印のサウナ用タオルを渡される。
なぜならサ室ドアには鍵なしだからだ。
ゆえにドアには無断入室への注意書きが書いてある。
ちなみに、ドア脇の温度計は60度を示していたが壊れてるかな?
外から中を覗き見ると、そんなに狭くない。
2段式サウナで6,7人入れそうな感じ。
サ室ドア脇にはタオル掛けもある。
利世館は水風呂はあるけど、露天風呂はないから外気浴はできないのだ。
浴場内に椅子もなく、休憩スペースもないから、大体カラン前や柱や浴槽の縁に座って休憩してた。
せっかく130円追加でサウナに入れるのになー。(´・ω・)
というわけで、黒湯温泉で温冷交代浴をかまし、ランニングの疲労回復を図って風呂を出た。
浴室から出たら、小生のロッカーの下段で着替えてる人がいる。
つ、使えないんだけど・・・( ゚Д゚)
女将のロッカーマネジメントはまだまだのようだ。
利世館のロビーはTVもなく、小ぢんまり。
テーブルとベンチが置いてあるが、「長居するな」「間を開けろ」的な貼り紙がある始末。
そそくさと利世館を後にした。
ヘ(-.-ヘ;)… ソソクサ…
あ、忘れずにちゃんとロッカーの鍵を返却したよ。
以上、利世館の銭湯レポートだ。
ワンコインで利世館で汗を流すか、諭吉2枚で女の子と風呂に入るか、悩ましいところだぜ。
悩むんかい!
おしまい。