どこまで走って帰れるか!? 鷺沼駅〜長岡駅編(1日目)
夏季休暇をとれたはいいが、家に居場所がないお父さん方へ贈るランニング旅企画。
川崎市の鷺沼駅から、故郷の新潟県長岡駅まで、果たしてどこまで走って帰省できるか!?
ざっと300kmくらい、日本横断「川の道」フットレースにはよほど足りないが、ウルトラマラソンの練習にはなるだろう、家から出る口実にもなるだろう、の一石二鳥の企画。
気力・体力の続く限り、時間・資金の許す限り、チャレンジしてみたいと思います。
帰省ラン1日目
スタート地点の鷺沼駅へ移動
東急田園都市線の再開発対象となっている鷺沼駅をスタート地点とした。銀行や郵便局、スーパーが駅近にまとまっているため、資金調達や準備などに便利。
ゴール設定・ルート検索
まず1日目のゴールを設定する。銭湯・コインランドリー・ホテルが揃う川越駅を目的地にしよう。
次にGoogleマップでルート検索。現時刻は午前11時前。42kmはちと物足りないが、暑いし無理しないことを考えれば、ちょうどよい距離か?ということで、ルート決定。
11時過ぎ、スタート!
鷺沼駅スタート〜多摩川サイクリングロード(0〜8km)
土地勘あるのだが、アップダウンが、激しいこの区間。
鷺沼駅から下って尻手黒川線の宮前平駅付近へ。そこから登って東名高速を超えるのだ。
眼下の東名高速の後は、生田緑地や古民家園を脇に望みながら、犬蔵の交差点から向ヶ丘遊園まで行く広めの通りに合流するが、ここもアップダウンがきつい。
しかも、暑くてペースが上がらない!サウナのような蒸し暑さ!無理せずキロ7分台で巡航。
生田緑地を過ぎれば下り基調で向ヶ丘遊園駅へ。
登戸駅を通過して、多摩川へ。
川沿いは日陰がない。。しかし、風が少し吹いているため、幾分かはマシ。風、助かるわ〜。
多摩サイから住宅街へのルートとなる分岐点で、水分補給をして10分ほど休憩。この暑さはヤバイ。35℃だって。ペース上がらないから川越ゴールで丁度いいかも。
多摩サイ〜井の頭公園(8km〜16km)
狛江の住宅街を推してくるGoogle mapのルート。住宅街を抜け、狛江通りに。
病院を過ぎ、野川を渡り、大町通りへ。もうすぐ柴崎駅だ。
佐須街道に入って間もなく右折。神代植物公園通りへ。中央道の高架を過ぎたところの中原第二公園で水を浴びる。クゥ〜生き返るぅ〜。
多摩サイ以降、名が付く通りもあるものの、ほぼ住宅街の区間。13km過ぎで吉祥寺通りに入る。歩道も広く走りやすい。
補給をして10分ほど休憩。コンビニ涼しい〜。なるべく立ち寄ろう。
杏林大学病院〜東八道路〜杏林大学〜井の頭公園はフラットで走りやすかったが、バスの乗降客が多いので、スピードの出し過ぎ注意。
井の頭公園〜保谷駅(16〜23km)
玉川上水で左折し、風の散歩道へ。その名の通り歩行者が多く、ここもスピードの出し過ぎ注意。そして中央線をくぐって超えた。まだ中央線か・・・。
17kmくらいから、暑すぎてもうあかん。歩きと走りを交互に繰り返し、キロ10分台に落ちる。。。
成蹊大裏から扶桑通りに出るところで、公園の水飲み場発見。本日二度目の水浴び。
青梅街道を渡ると踏切。西武新宿線・武蔵関駅を通過。その後、新青梅街道と富士街道を横切り北上。そして、保谷駅へ至るかえで通りにのっかり北上する。
踏切を越えて走行距離が23kmに到達。川越駅までの行程で半分を越えたか。この区間は、暑さにやられて一番ペースが落ちた区間だった。
保谷駅〜新座駅(23〜30km)
保谷駅を過ぎるとちょっと復活。駅北口の福泉寺通りを走り出す。すると24km手前の下り坂で左前脛骨筋と右内転筋がピクリ出す。下りはヤバイ。ちょうどセブンがあったので少しレスト。
その後様子を見ながら走り出し、産業道路へ。26km過ぎでB級デカ盛りグルメセンサーに引っかかる店を発見。
この辺りで26km。ふくらはぎがぴくついたので、ペースをキロ10分前後に落とす。無理しない。
車で帰省する時に使う関越を超えると、県道40号に突き当たる菅沢のT字交差点へ。その角には、ステーキハウスとその屋根にスパイダーマンが立っていた。
これまで水分・ミネラル、エネルギー補給ばかりで、タンパク質を摂取してないことに気づいた。後で摂取しよう。
埼玉県道40号(いつのまにか埼玉県に入ってた!)に入る頃には、照りつける日差しも落ち始め、快適に走れるように。道も広くて走りやすくペースも復調傾向。
そしてついに川越街道こと国道254号に合流。この道を行けば目指す川越に…。程なく高架線が見える。武蔵野線新座駅だ。ここまでで30km。
新座駅〜川越駅(30〜44km)
新座駅を過ぎてすぐの標識に・・・。
ついに目指す「川越」の文字が‼︎(14kmを「まだ」でなく「もうあと少し」と感じる自分は変態だろうか・・)
国道463号浦和所沢バイパスとの英インターを過ぎ、そろそろ給水か休憩したいなぁと考えるが、こういう時に限ってコンビニはおろか、自販機もない。
33km手前でローソン発見!
イートインスペースのあるコンビニは、長距離ラン時には重要だなぁ。ローソンはコンセントとUSBポートがあるので便利で助かる。携帯充電で少し拝借。
30分ほど休憩し、17時になりなんとする頃、川越駅へ向け再出発。休憩+日も暮れ始めたのもあり、ペースが少し上がりキロ6分台に。
日は暮れども暑い。すぐ汗だくになっちゃう。右手の東武東上線に沿って川越街道を北上し、順調に富士見市・ふじみ野市を通過し、ついに40km手前で川越市に入る!
今まで暑さでスローペースだったので足も残ってる!!
16号との陸橋を渡り、川越駅東口を目指してラストスパート‼︎
18:30分過ぎ、無事に川越駅東口に到着しました。
ランニング内容1日目まとめ
ちなみにランニングアプリは「Runkeeper」を使ってますが、信号やコンビニに寄った都度に時計を止めてません(今度、設定にオートポーズしようかな・・・)。
1日目はフルマラソンを超える44kmを走りましたが、スローペースもあってか?走れないほどの痛いところもなく、歩けないほどの疲労感はない状態でした。いざ川越の夜へ⁈
川越駅の夜
川越駅周辺のホテル
川越駅ゴール後、駅前のローソンのイートインスペースでプロテイン飲みながら、宿泊ホテルを物色。予約取れたのは「カプセルイン川越」というカプセルホテル(間近で予約取れてよかった〜汗)。そこのキャビンをとれました。一泊4,500円なり。
川越駅周辺の銭湯
ホテルにお風呂はあれども、広いお風呂に浸かって疲れを癒したい。と向かったのは川越駅西口から2kmほど、徒歩で約20分の「小さな旅 川越温泉」へ(もはや2kmなど遠くもない)。
入浴料とレンタルタオルセットで1,100円くらい(タオルは荷物軽量化のため、一枚だけ所持し、銭湯で借りるスタイルにした)。
ここは1回の入浴料で時間制限なし。露天風呂が広く、七福神になぞった7種の露天風呂があるのが特徴的。TVモニタもあって長居してしまいますな。
日焼けがヒリヒリして痛いので、ぬる湯に浸かって足をマッサージしたりストレッチしたり。
川越駅周辺のコインランドリー
お風呂後はコインランドリーで汗だくのランニングウエアを洗濯。ウエアも荷物軽量化のためワンセットだけにし、都度洗濯するスタイル。そして都合よくお風呂から駅へ向かう帰り道にコインランドリーがあった。
洗濯物の量は少ないけど、乾燥機も含めて500円なり。洗濯後はチェックインのため、ホテルへ向かう。
川越駅周辺で晩ご飯
ホテルにチェックインした後、外出。コンビニで買ったお酒を飲みながら、何を食べようか物色。明日もあるから、糖質を摂りながらも筋肉のためにタンパク質も摂りたい。
というわけで「やよい軒」へ。旅としては川越ローカルが良かったんだがしょうがない、ごはんおかわり自由だし。酸味が食欲を、促してくれるチキン南蛮定食をオーダー。740円なり。
川越の夜、フリータイム
お風呂入って、洗濯して、ご飯食い終わったら、もう23時過ぎ。明日もあるからホテルへ戻ろ〜。残念ながら夜遊びできず。途中コンビニで明日の朝ごはんを買ってほてるへ。
部屋では、左足小指の内側にできた水ぶくれの水を抜き、絆創膏を貼る処置を施した。両足とも内反小趾気味で、小指が内側に入っている。そのためか長距離を走るとよく小指内側に水ぶくれができるのだ。5本指ソックスだと軽減されるので走れないほどではなかった。
部屋のTVでアダルトチャンネル(無料)を見たが、女優がそれほどでもなく、当然早送りもできないため、諦めて寝ることにした。0時くらいに就寝。
1日目まとめ
ランニング内容について
日中炎天下での7時間半にも及ぶランニングとなった。「暑い!」の一言に尽きる。熱中症で死んだらシャレにならんので無理は禁物。ペースも上がらなかったが、その分怪我もなく疲れも少なく、「明日も走れるぞ」と感じて1日目を終えられた。
コースについて
Googleマップさん推奨のコースは最短距離を推してくるので、入り組んだ住宅街や狭い通りを走ることもあり、あまり面白味がなかった。同じルートはもう走りたくないかな。
出費について
1日目の出費は夜の宿泊料・お風呂・コインランドリー・晩ご飯に加え、日中のドリンク代で約1万円だった。暑くて最低10本は飲みまくった。