ナイキリニューランで550km超を走ってみた結果をレビュー!
NIKEズームライバルフライ2で1,000km走った後、新しいランニングシューズとして選んだのがNIKEリニューラン。相当の距離数を走りこんだのでリニューランをレビューする。
ナイキリニューラン(品番CK6357)サミットホワイト×フラッシュクリムゾン×オレンジアクアの28.0cmを購入
2021年5月、スポーツ某ソリティーのECで4,980円(税込み)でセールをしてたナイキ リニューランを購入!
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購入以来、このリニューランを新たなパートナーに、ほぼ毎朝の2~3kmのランニング、週末の10~20Km走、そして山手線一周ランニングを含むロング走も行ってきた。
その結果、550kmを突破!
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サイズ感はナイキとしては標準的
小生の場合、ナイキはいつも28cm(US10)のサイズでちょうどいいシューズが多い。
以前に履いてたズームライバルフライ2は、造りが気持ち大きめだったが、リニューランは28cmでちょうどいい。サイズを上げたら大きいし、下げるとつま先が当たりそう。
ウィズ(幅・甲周り)は大きめ。決して細身の部類ではない。甲高段平の方にはおすすめだろう。
締め付けの少ないフィット感
昔のシューズだがルナグライド2のように足のウエスト部を程よく締め上げ、土踏まずを持ち上げてサポートされるフィット感が個人的には好きなのだが、リニューランはウエスト部のサポートはあまり感じられない。
言い方を変えれば、締め付けが嫌いで緩めのフィット感が好きな人には、リニューランはおすすめだ。
踵もホールド感はない。リニューランも近年の厚底シューズ同様、アウトソール後方がアッパーより張り出している。そのためか、ヒールカウンターはソールから履き口の持ち出し部(プルトッププルタブ)へ向かって、ほぼ直線に傾斜している。
つまり、踵は丸くカーブしているので、直線的なヒールカウンターは人体に合っていない。したがって、踵の下部、すなわちインソールとの接地面に隙間を感じ、フィット感が乏しく感じる。
プルタブは、ヒールカウンターの人工皮革が履き口ぎりぎりまである。よって、脚当たりが硬く、ランニング時に右脚のアキレス腱にプルタブが食い込んで当たり、
痛かった。
本来なら、折り皺が入っているところまでが人工皮革だろう。
試着ができない通販のデメリットだね。
また、リニューランのレースステイ(シューレースを通す穴)は4穴なので、靴紐を締め上げても調節幅が狭く、足を固定しづらい部分はある。ホールド感やフィット感というものは得られがたいが、締め付けが嫌いでスリッポンが好きな人にはいいかもしれない。
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足あたりは柔らかい
リニューランのシュータンは厚めのクッション素材。履き口周りもクッション素材だ。
アッパーのメッシュ素材も伸縮性があるので、指が当たる感覚もない。
ゆえに総じてリニューランの足入れは柔らかい。
有するクッション性も柔らかい
踵から着地するヒールストライクでは、リニューランの有する柔らかいクッション性を感じることができた。
踵から着地せず足裏全体で設置するミッドフットだと、前足部にはクッション性はあまり感じず、硬い反発性を適度に感じた。
ランニングシューズとしては重量はある方
公式サイトを参照すると、リニューランの重量は片足366g(メンズ28cm)。脚は手より力があるので、履いていて重いとは感じることはない。ただ「軽量」とは言えず、軽くはない。
単純な重量比較では、この重さでは重い部類のランニングシューズに入るだろう。言い換えれば、それだけ足を保護するパーツを多く使っていることになる。
重量がある分、足を保護する力は高いと言えるだろう。
安定感のある走行性能
アウトソールが踵より迫り出し、幅もあるうえ、ほぼフラットなソール形状により、着地した時の安定感がある。
そして、クッション性パーツをアッパー、ミッドソールにふんだんに用いており、足の保護性能も高いと言えるだろう。
反面、軽量性は損なわれ、ボリュームのある外観シルエットは足の高回転を阻んでいる。
また、地面に力を伝えることや、地面を蹴ることに関しても、十分に力が地面に伝わらず、余計に脚を疲弊する感覚がある。(山手線一周の旅では早々に足を攣ってしまった)
ジョギングのペースが最適
4分台以下の速いペースにリニューランは難しい。5分を超えるペースなら、リニューランが最適だろう。
つまりジョギングのゆっくりペースにリニューランはふさわしいと言える。
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デザインはおしゃれで秀逸
リニューランのボリューム感ある外観シルエットは、街履きにしてダッドに履きこなしても恰好いい。
また、小生の購入カラー「 サミットホワイト×フラッシュクリムゾン×オレンジアクア 」の近未来的なカラーリングは、90年代後半のハイテクシューズブームを思い出させる(ビョークの履いていたポンプフューリーとか)。
いつもの服装に、当時のようにワンポイントでリニューランを足元に取り入れてもいいが、個人的にはシティスポーツの雰囲気で、リニューランを足元に合わせるコーデが好きだ。
カラー展開は他にもあるので、きっと気に入るカラーリングもあるはずだ。
完
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