ナイキウィンフロー9の履き心地は?累計600kmを走りレビューする
NIKEエアズーム・ペガサス37の累計走行距離が597kmを超えたので、次に新調したランニングシューズはNIKEウィンフロー9。
2023年8月に購入し、半年くらい使用したウィンフロー9の走行距離が600kmを超えたのでレビューしてみる。
NIKEウィンフローとは
NIKEウィンフローは、メンズ&レディスのロード用ランニングシューズ。
筆者が購入したのは「9」。つまり9代もモデルチェンジが続き、ランナーからも定評のある人気ランニングシューズなのだ。
なお、2024年4月現在、最新モデルは「10」となっている。
足入れの感覚(フィッティング)
いつものサイズでOK
NIKEウィンフロー9はネットで購入したが、試し履きはしていない。
※もしかしたら昔、ナイキ・ファクトリーストア(アウトレット)で「9」より古いウィンフローを履いたことがあるかもしれない。
NIKEのランニングシューズはほとんどがUS10(28cm)でよかったので、ウィンフロー9もJP28cmをポチり☞。
結果、サイズは問題なかった(返品・交換しなかった)ので、いつものマイサイズで大丈夫だろう。
第一印象軽い
ウィンフロー9を履くために箱から出して手に持った瞬間、「軽い」と感じた。
履き口周り(足首)はややタイト
足入れをしてみると、履き口周りがややタイトなフィッティング。
プルタブは足首・アキレス腱に食い込んで痛いということはなかった。
ちなみに、筆者が着脱の都度シューレースを結ぶし、靴ベラも使うのでプルタブはあまり必要ない。
ややタイトな履き口周りも使用していて履き馴染むと、そんなに気にならなくなった。
また生地が厚めのTabioの五本指ソックスを愛用しているが、薄い生地の靴下を履けばタイトな感じは気にならない。(むしろ作りは割りと大きめ)
つま先の圧迫感はなし
足を保護されてる感覚
軽いけど、アッパーは厚みを感じる。ゆえに足を保護されてる感覚だ。
(個人的な好みや走る癖としては、地面を蹴ってしまうので足首の動きを妨げないランニングシューズが好き。)
なので、スタビリティ(安定感)は得られやすいと感じた。
走行感
ヒールストライクでクッション性・安定感を感じる
走り出してみると、当然ながらクッション性を感じる。
ヒールストライクで走ってみると、特に踵でクッションを感じた。
また踵を大きく迫り出したアウトソールにより設置面積が広くなり、着地時の安定感もある。
フラット・フォアフット感じる反発力・推進力
次にフラット・フォアフットで走ってみると、前足部にソールの固さを感じた。
ワッフル形状のアウトソールでアスファルトへのグリップ力も感じる。雨の中のランニングでもスリップする危険は低いだろう。
また固さによる地面からの反発力を感じた。
そして推進力も感じる。特に上り坂で。
※やはりアッパーが分厚い。足の甲に「どしん」と分厚い膜を感じる。足を覆われてる感が強い。
筆者は足首で地面を蹴ってしまうので、力が地面に伝わりにくく感じた。保護性能は高いので初心者向きランニングシューズではあるだろう。
キロ6分以上のペースでは、フォアフットやフラットよりヒールストライクの方が進む感じだった。
ファンランナーやジョグシューズに最適
ヒールストライクが適していたり、安定感や分厚い保護性能により、ウィンフロー9はキロ6分ペースを超えるランナーに最適だろう。
中級以上のランナーでもジョグやアップシューズとしてウィンフローは使える。
筆者はハーフ・フルマラソンのほか、42km以上の多摩川ランをウィンフロー9で走った。
いずれも自己ベストを更新することはできなかったが、完走することはできた。
デザイン・コーディネート
筆者が購入したカラーは、既に上掲写真で御覧の通り、ブラック/ダークスモークグレー/アイアングレー/ユニバーシティレッド。
白いソールと黒いアッパーのベーシックなモノトーン配色に、ヒールカウンターのレッドが差し色で効いている。とてもモードでスタイリッシュなカラーリングだ。
また上掲した真横の写真をご覧になると分かる通り、細く落ちたボリューム感の抑えたトウと迫り出したプルタブにより、とてもシャープな形だ。厚底シューズにありがちなボリューム感を抑えられる。
スポーツ以外のコーディネートとしては、黒の上下などのモードやシティなファッションに合わせやすく、足元のレッドがアクセントになった。
反面、色落ちデニムやベージュのチノパンなどのナチュラルなカジュアル・テイストには合わせにくかった。
そして筆者がランニングに使わなくなった後は、長男が通学シューズとしてウィンフロー9を使用している。
どうしたら安く買える?
セール品をNIKEメンバーデイズの30%オフで購入するのが、おそらく一番安いだろう。
セール価格から更に30%オフになるからだ。
ウィンフロー9の定価11,000円(税込)がセールで9,399円(税込)になっていた。
そしてさらに30%オフの6,579円(税込)で、NIKEオンラインショップでネット購入したのだった。
※最新モデルが出た後や、同一モデルでもカラーによって価格が異なる場合がある。また、NIKEから仕入れているスポーツショップ個別のセール・キャンペーンでより安く購入できる場合もあるので、あくまで参考としてほしい。
というわけで、ナイキ・ウィンフロー9でランニング・ライフの思い出を刻めたことに感謝する。
以上。