勝田マラソン大会に出たら、歩道を走り赤信号で停まる憂き目にあった件
2024年1月28日に開催された第71回勝田マラソンのフルマラソンの部に参加してみました。
過去、つくばマラソンや湘南国際マラソン、横浜マラソン・さいたまマラソンなどのシティマラソンに出走したことがありますが、勝田ではなかなかシティマラソンでは経験できないことを体験したので、当日のコース模様も含めてご紹介します。
勝田マラソンとは?
日本4大マラソンの一つと言われ、2024年1月28日開催で、なんと71回目を迎える老舗マラソン大会が勝田マラソン。
そんな勝田マラソンの特徴と言えば・・・
勝田マラソンの特徴
申し込みが先着順
マラソンが一大ブームとなって以降、出走するのに抽選という大会も多くありません。
東京マラソンや横浜マラソン、世田谷246ハーフや新宿シティハーフは抽選で、東京マラソンの倍率に至っては10倍以上!
走りたくても走れないマラソン難民が続出です。(こればかりは運なのでしょうがないのですが・・・)
でも、勝田マラソンのエントリーは先着順!
勝田マラソンは毎年1月末に開催され、一般エントリーは9月末~10月末までの先着順。
筆者はエントリー終了10日前でもエントリーできました✌。
コロナ前の湘南国際マラソンでは、エントリー開始時に複数デバイスで0次関門突破を試みるエントリー合戦を経験していましたが、勝田マラソンはその必要がなかったです。
エントリーについては勝田マラソン公式HPのエントリーページをチェック!
エントリー料が安い
首都圏のシティマラソンのエントリー料金はもう高すぎ!傾向です。
東京マラソン2024は16,500円、横浜マラソンは18,500円、さいたまマラソンは15,000円など、
軒並み1万円台後半!
東京レガシーハーフ2023は13,200円、新宿シティハーフ2024は11,000円と
ハーフマラソンですら、1万円オーバー!
フルマラソンはおろか、ハーフですら1万円を超えるんか・・・。
でも、勝田マラソン2024のエントリー料金は、
8,000円!!
なんと、アンダー1万円!安い!!
42.195キロも走れて、参加賞や完走賞(詳細は後述)もいただけて8,000円のエントリー料金だなんて安いと思いました。
※移動費や宿泊費はランナー個々人によるので度外視ですw。
スタート時間が遅めで前泊不要
移動や宿泊にも関係しますが、茨城県だけあって?(茨城県民の方すみませんm(__)m)スタート時間は遅い方です。
勝田マラソンのスタート時間は、10時30分。
横浜マラソンは8時30分、湘南国際マラソンやつくばマラソン、さいたまマラソンは9時、東京マラソンは9時10分スタートとほとんどのシティマラソンが9時前後のスタートに対して、勝田マラソンは10時30分スタート!
スタートまで時間に余裕があるうえに、最寄駅の勝田駅へ至る特急ひたちやときわも増発してくれているので(JR東日本さまサンクス)、前泊なしの日帰りフルマラソンも可能なのです!
※当日の臨時列車は勝田マラソン公式HPで掲載されます!
私設エイドが充実!
70回以上も開催できているのは地元の理解や支えがあってこそ?
市街地・住宅街・商店街など駆け抜けますが、個人?地元企業?お店?の方々によるご厚意の私設エイドが多かったです!
カフェインで活を入れたいところでホットコーヒーや、エネルギー補給したいところではバナナなどとても助かりました。
あるところではケーキ屋さん?でしょうか。スイーツ(エクレアやケーキみたいな)をエイドしてくれていましたが、泣く泣く通過しました。(完走した後に食べたかったので)
※反面、公設エイドは水・ポカリを基本にして、たまにのど飴やチョコなどでシンプルです。地元の名産品などはありません!
完走賞は乾燥芋!
勝田マラソンには完走メダルはありません!
完走したらもらえるのは・・・、
干しいも!!
何故干しいも?かと言うと、勝田マラソン開催地の茨城県ひたちなか市の名産品の一つが干しいも。
そして地元では「乾燥芋」と読んでいるそうです。
乾燥・・・
かんそう・・・
完走!?
(ダジャレかいwww)
というわけで縁起がよさそうな完走賞です。
その他の特徴については、勝田マラソン公式HPの大会要項をチェックしてみてください!
続いてレーススタート前の模様を時系列でお話しします。
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レース前日まで
受付不要・事前郵送
かつマラソンは東京マラソンなどみたいに事前受付はありません。
ゼッケン・ICチップなどが自宅へ事前郵送です!

(不在で持ち帰られ郵便局へ取りに行きました・・・)
事前郵送物は下記の内容でした。
- ゼッケン
- ICチップ
- 荷物預かりナンバー用紙
- 荷物預かり用ビニール袋
- 参加賞Tシャツ
- パンフレット
ちなみに勝田マラソンの参加賞は長袖スポーツTシャツです。


当日会場の物販テントが立ち並ぶ中で、勝田マラソン参加Tシャツを販売してました。
過去のw
過去のTシャツも胸にワンポイントの同じザインで、色が違うだけなのであまりコレクション心はくすぐられませんでした。(。-人-。) ゴメンネ
前日夜移動。えきネットのチケレス割引で35%オフ!
勝田マラソンのスタートが午前10時30分と言えど、筆者の自宅からは相応に距離があるため、前泊しました。
が、上野のカプセルホテル(サウナ)は予約とれず、会場周辺で停まることにしました。
なので前日移動です。
開催直前の木曜日の日中にえきネットをチェック。
前日の1月27日(土)21時上野発の特急ひたちでチケットレス割引35%オフが残ってた!
特急料金1,020円でお得に乗れました。
(ゴール時間が読めないから帰りは予約せず。そこが練習が足りないところw)

イルミネーションがキレイ。
(2024年1月撮影)
快活クラブひたちなか店で宿泊
勝田駅周辺にホテルはいくつかありますが、家庭内で肩身が狭い筆者は安く泊まれるところを探したところ、
快活クラブひたちなか店の鍵付き完全個室をWEBから予約!

(2024年1月撮影)
勝田駅から快活クラブひたちなか店まで徒歩約32分(距離約2.3km)と、少し遠いですが、ランナーならなんでもない距離のはずw。
快活クラブは外出可能。チェックインしたら外出して、近くのラーメン山岡家とかつ家でカーボローディングですw。
山岡屋は24時間営業、かつ家は深夜1時30分までの営業だから助かります。また近くにセブンイレブンがあるのも助かります。
快活クラブひたちなか店にはシャワールームがあり、無料で浴びられます!タオルも無料で借りられます!
でも、筆者は特急に乗る前に鶯谷の宝泉湯で予め風呂に入ってきたので、シャワーを浴びずに就寝。
予約した個室はマットでなくチェア。(マットは予約できませんでした(T_T))
でも180度フラットになるリクライニングチェアなので大丈夫!(多分)毛布も無料で借りられます。
が、暑くて途中で置きました。。ι(´Д`υ)アツィー
個室内には空調調節の機器類はなし。フロントに行ってスタッフに空調を止めてもらいました。温度は部屋ごとに調整できないみたいです。
筆者はそんなに暑がりじゃないんですけどね。
ともあれ、翌朝チェックアウト・清算して会場へ向かうのですが、
9時間パックで3,430円なので、だいぶお財布が助かりました!
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会場探索
勝田駅からマラソン会場の石川運動ひろば・文化会館まで無料でシャトルバスが出ています。
でも、勝田駅から石川運動ひろばまで距離は1kmもなく、徒歩10分くらいで大して遠くないのでアップがてら歩いて会場入りします。

(2024年1月撮影)
会場マップ
勝田マラソン会場は広いです。
石川運動ひろばがメイン会場ですが、隣接する文化会館のほか、東石川第1公園・東石川第4公園も会場となっています!

’(2024年1月撮影)
補給ジェルの現地調達可能!
会場内には物販や飲食テントが多数出店しています。
スポーツショップのテントではランニングアイテムのほか、補給ジェルも販売しています!
買い忘れた筆者は買い求めましたw。
なので、補給食やグッズの忘れ物があっても現地調達可能です!
飲食テントは地元の名物などが立ち並びます。さすがにスタート前なので食べませんでしたが、付き添いや応援の方には喜ばれますね。
麦茶・甘酒の無料配布!
人だかりのできているテントへ行ってみると・・・、

(2024年1月撮影)

熱いので紙コップを二重にしている?心配りがありがたいです。
(2024年1月撮影)
いろんなテント・出店があり、なんだか地域をあげてのお祭りみたいな感じで楽しいです♪
更衣テントは2か所にあり、キャパ十分
更衣テントは男女ともに2か所ありました。一つはメイン会場の石川運動ひろば内、もう一つは隣の東石川第1公園内にありました。

(2024年1月撮影)
屋根付き・風よけありの更衣テントは、雨や冬でも着替えがスムーズにできていいですね。
荷物預けあり!
勝田マラソンも荷物預けが可能です!
湘南国際マラソンと同じ方式でした。

(2024年1月撮影)
- 入り口でゼッケンナンバーをスタッフがチェック。
- ゼッケンの下一桁番号で荷物を預けるエリアが変わるので、自分のゼッケンエリアを探します。
- 自分のゼッケンエリアのラックに自分で荷物を置きます。

(2024年1月撮影)
さて荷物を預けたら、スタートまで準備運動やトイレを済ませておきましょう。
野球場でアップできる
会場は陸上競技場ではなく公園・広場なので、サブトラックはありません。周辺道路でランナーはアップしていました。
荷物預かりのあるメイン会場から少し離れた東石川第4公園は野球場があり、やわらかい芝でアップが可能です。

(2024年1月撮影)
またこれまでの写真の通り、公園・広場ゆえ、芝生ゾーンが多いです。ビニールシートを持参するとなおよいでしょう。
仮設トイレは大小分かれている
会場内に仮設トイレがいくつかあります。
小便器の仮設トイレがあるので、小便だけの男性は待ち時間少なく用を足すことが可能で、トイレ渋滞もできにくいです。

(2024年1月撮影)
それでもやはりメイン会場の石川運動ひろば内の仮設トイレより、少し離れた東石川第4公園の方が並びが少なかったです。
準備ができたらブロックごとに整列してスタートです!
続いてはレース模様をご紹介していきます!
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フルマラソンのコース模様
コースマップ
勝田マラソンのコースマップは、公式HPをご参照ください!
市街地→郊外→市街地へ、ぐるっと回って戻ってくるコースとなります。
コース風景
それでは実際に走った風景を写真と共にお届けします!
さぁ、午前10時30分、勝田マラソンのフルマラソンの部がスタートです!

(2024年1月撮影)
スタートは表町商店街通り。
道幅が狭く、激混みです!
なかなか進みません!!

(2024年1月撮影)
勝田駅入口交差点を右折後、すぐに「1km」の距離表示がありました!
勝田マラソンは1kmごとに距離表示があります!
直前に出たフロストバイトレースとは大違いw
右折したら昭和通りを東進します。

やっとスピードが出せます!
(2024年1月撮影)
※スタート後の1kmくらいはそれなりに時間ロスするのは覚悟しましょうw
先に申し上げておくと、昭和通りを4kmほど東進した後は右折になります。昭和通りは中央分離帯で分断されています。
つまり、次に右折が控えているので、右側走行がいいかと思います。

(2024年1月撮影)

(2024年1月撮影)

(2024年1月撮影)

(2024年1月撮影)
勝田マラソンは5kmごとにラップ計測があります!

(2024年1月撮影)

6km地点を通過。
(2024円1月撮影)

(2024円1月撮影)
勝田マラソンはコース上に何か所か仮設トイレがありますが、だいたい100m前に案内板がありました。

(2024円1月撮影)
勝田マラソンはスピードが落ちる折り返し地点はありませんが、上記の左折旋回が一番曲がる角度がエグイですw。
左折後は国道245号を8kmほど北上です。

手前に水が置かれています。
(2024円1月撮影)

(2024円1月撮影)
勝田マラソンではコース上の8か所に給水所が設置されています。
全ての給水所で手前に水と、奥にポカリスエットが置かれていました。

(2024円1月撮影)

(2024円1月撮影)
勝田マラソンは仮設トイレ設置だけでなく、コース上のお店のトイレもランナーに開放していましたw。

(2024円1月撮影)

(2024円1月撮影)

(2024円1月撮影)

(2024円1月撮影)
トイレは1~3kmごとに設置されていますが、数があまり多くないので我慢はしない方がいいでしょう。(漏らしてしまいます)

(2024円1月撮影)

(2024円1月撮影)
公設の給水所もトイレ同様に約100メートル前に案内板があります。

(2024円1月撮影)

(のどの調子は悪くありませんでしたがwww)
(2024円1月撮影)
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まわりにはのどかな風景が広がります。
(2024円1月撮影)

この日はあまり風もなく天気も良かったです。
(2024円1月撮影)

(2024円1月撮影)

スピードに乗るチャンスです。
(2024円1月撮影)
下りきると、勝田マラソンコース上で一番海抜が低い地点になります。
つまり、次は上りですww(゚Д゚)

(2024円1月撮影)

(2024円1月撮影)

(2024円1月撮影)
原子力科学研究所交差点での左折をもって、海に近い国道245号の北上は終わります。
続いて原研通りを3kmほど西進します。

住宅が増えてきました。市街地を走り抜けます。
(2024円1月撮影)

(2024円1月撮影)

(2024円1月撮影)

(2024円1月撮影)
内宿入口交差点を左折すると、もみじ通りを7kmほど南下します。


景色が少し寂しくなります。
(2024円1月撮影)

もうすぐハーフです!
(2024円1月撮影)

ラップ計測もあります。
(2024円1月撮影)

(2024円1月撮影)
班目東交差点を左折したら、その名も「マラソン通り」を南下します!
ハーフも過ぎたので、いよいよフルマラソン領域ですw。

マラソン通りは両サイドを自然に囲まれていますw。
(2024円1月撮影)

ありがたくバナナをいただきました。
(2024円1月撮影)

自然が多いのは継続です。
(2024円1月撮影)

街並みが市街地になってきました!
(2024円1月撮影)

(2024円1月撮影)
高場陸橋西交差点を左折した後は、産業道路を東進しますが、常磐線を越える陸橋の上り坂が現れます!

(2024円1月撮影)

さすがに陸橋越えはきつかったです。
(2024円1月撮影)

産業道路だけあって、工場っぽい建物が多いです。
(2024円1月撮影)

(2024円1月撮影)

これでフルマラソンの3分の2を走破しました!
(2024円1月撮影)

(2024円1月撮影)
茨城高専北交差点を左折後は東石川高砂線を東進しますが、フルマラソンの距離稼ぎゾーンなのか?左折・右折の曲がり角が頻繁に登場します!

郊外エリアで沿道の声援少なめですが、踏ん張りどころです!
(2024円1月撮影)

(2024円1月撮影)

(2024円1月撮影)

(2024円1月撮影)
30キロ通過でグロス2時間56分52秒なら、サブ4いけるかッ!?と期待しちゃいます!
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翼を授けてくれ!!
(2024円1月撮影)

絶対距離稼ぎコースだと思いますw。
(2024円1月撮影)

(2024円1月撮影)

(2024円1月撮影)

この郊外の曲がり角の連続で距離を合わせようとしてますw!
(2024円1月撮影)

歩く人が増えてきましたが、残り約10kmです!
(2024円1月撮影)

(2024円1月撮影)

ブラックだと思ったら砂糖入りだったw。
(2024円1月撮影)

(2024円1月撮影)

瓜生馬渡線はアップダウンがあり、30キロ過ぎのコースとしてはきついです!
(2024円1月撮影)

(2024円1月撮影)
右折後は村松山参詣道を南下します。

(2024円1月撮影)

田園風景を駆け抜けます。
(2024円1月撮影)

(2024円1月撮影)

(2024円1月撮影)

(2024円1月撮影)
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37kmを通過後、わが身にアクシデント発生。
右足の外側脇のくるぶし下が痛くて走れなくなりました(>_<)

とはいえ、脚が痛くて走れませんが。。
(2024円1月撮影)
ゴールまで「あと5キロ」の掲示を過ぎると間も無くの見覚えのある馬渡交差点を右折。
すると、
「交通規制解除のためで歩道を走れ」
と警察に言われました!!Σ(゚Д゚)

(2024円1月撮影)

(2024円1月撮影)

(2024円1月撮影)
が、交通規制解除なので、横断歩道が赤になったら止まります!!

(2024円1月撮影)
が、タイムロスが痛いです。(休憩できますがwww)
グロスでサブ4くらいの走力がないと、歩道を走らされ、赤信号で止まる屈辱が待ち受けるでしょう。
筆者がそうでした。( ノД`)シクシク…
スタートが10時30分で遅いから、交通規制もあまり遅くまでかけられないものと思われます。

(2024円1月撮影)

(2024円1月撮影)

(2024円1月撮影)

ラップ計測版はちゃんと歩道に移動してました。
(2024円1月撮影)

(2024円1月撮影)

(2024円1月撮影)

そしてゴールまであと1km!
(信号には引っ掛かりましたw)
(2024円1月撮影)
東石川1丁目交差点左折後は、金上田彦線を南下します。

(2024円1月撮影)
東石川3丁目南交差点を右折すると、間もなくメイン会場の石川運動ひろばです!

(2024円1月撮影)

左折して会場の広場内へ入ると・・・、
(2024円1月撮影)

ゴール前は平坦なのでラストスパートは容易です!
(2024円1月撮影)
ゴーーーーール!!!
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(2024円1月撮影)

(2024円1月撮影)

(2024円1月撮影)

(2024円1月撮影)
そういえばICチップの回収はありませんでしたが、記念に持ち帰り出来るようです。
前述の通り、完走メダルはありません。
記録証はWEB記録証になります。

以上、勝田マラソンでした。
おわり。