箱根湯本の日帰り温泉「和泉」で観光旅行スポットの洗礼を受ける!
「そうだ、箱根湯本へ行こう」と走って箱根湯本に着いた後に、浸かった温泉の話し。
箱根湯本の銭湯で調べたら、駅から近かったので和泉に行ってみた
走って箱根湯本駅に着いた後、Google mapで「銭湯」で調べたところ、割と近かったので和泉へ行ってみた。
箱根湯本駅から約550m、徒歩約7分だ。アーケードの商店街を通り抜け、少し歩いたところにある。
駐車場は時間貸しの場合、最初の1時間が500円、以降30分ごとに200円がかかる駐車料金制だ。
もちろん、入浴の場合、つまり入館料を支払えば在館中は駐車料金が無料だ。
なんと駐車場内の一角にガソリンスタンドならぬ温泉スタンドがある。
20リットルで300円。
リッター15円だ。
ガソリンより安いw
ポリタンクはフロントで販売している。また100リットルだと1,000円でお買い得だ。
これで自宅でも温泉に入れる♪もうバスフレンドはいらないね♪
ってなるか!?
売れてるかどうかは知らない。
入浴料金が大人1,250円!?
店先の案内をチェック。
入浴料金が、
大人1,250円(税込み)!?!?!?
町の銭湯感覚で来たから・・・
びっくり!!
まぁ他を探すほどの気力体力時の運は持ち合わせていないから・・・
ちなみに店先の案内を他にも見ると・・・
権限の湯と早雲の湯の2種類があって、男女で利用できる日が曜日で異なるようだ。
個室もあるようだ。1時間単位の貸し出しで、入浴料金が別途かかる。貸出料金はフロントに尋ねろ、ということで不明(こわっ)。
そして営業時間が平日が11~21時、土日祝日が10~21時となっている。定休日は毎週火曜日だ(祝日の場合は営業)。
しかも浴用タオルが税込み200円!?で販売。バスタオルはレンタルで税込み300円!?
たっけーな!!
剃刀・歯ブラシ・ヘアーキャップ・ヘアーブラシ等も販売してるらしいが、いくらすんだ?
シャンプー・石鹸は浴室にある、とのこと。
安心した。
いや、それは売らんのかい!!!
館内には無料休憩室がございます。
いや、そこは金とらんのかい!!!
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銭湯、スパってよりは旅館
勇気を振り絞って入店。
狛犬がお出迎え。ロビーが広がる。右側の壁は岩肌が露出している。横穴式の源泉跡を壁として利用しているみたい。
下駄箱は鍵付きが12個だけ。あとは棚に靴を置くだけ。「取り違えるな」と注意書きあり。
鍵付きの下駄箱が開いていたので、そこにランニングシューズを入れて鍵をかける。鍵は自己保管制。
そしてスリッパを履く。
スリッパへと履き替える、ロビーの雰囲気、個室がある・・・・。
ここ、元旅館でしょ!?
どうやら旅館はやめて日帰り温泉施設になったようだ。
ロビーの左奥にフロント。現金で入浴料1,250円を支払う。駐車場利用の有無を聞かれる。そして湯殿への道筋を口頭で案内される。
脱衣所でも元旅館だと確信
フロントで言われた通りに館内を歩く。男湯女湯の暖簾がかかっていて一目瞭然。暖簾の裏側にスリッパを置ける棚があった。
脱衣所には鍵のかかる大きいロッカーが8つと、小さいロッカーが10個。そして大小のロッカーの間には棚板が渡され、脱衣籠が置いてある・・・。
やっぱ元旅館じゃん。
洗面台は4つで、それぞれにドライヤー4機ある。そして無料。
え!?
無料!?!?
高額な金、とらんのかい!!!
他にはアナログの体重計と、ベンチが1台あるシンプルな脱衣所。
クーラーが効いていて涼しい。
ロッカーは100円硬貨の無料コインバック式。
え!?
100円戻ってくんの!?!?
金、とらんのかい!!!
と、ランニングウエアを脱ぎ去った。
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これはこれで銭湯にはないユニークな温泉だ
浴室へ入ると、今日の男湯は早雲の湯だった。まずカラダを清める。
カランは7。年季の入ったものだ。シャワーの水圧はイマイチだが、温度調節可能なのが嬉しい。
ボディーソープとリンスインシャンプーの2つがちゃんと置いてある(信じれや)。
まぁコンディショナーとシャンプーでなく、リンスインシャンプーでs兼ねているところは想像を裏切らない。
しかもメーカーは業スーでありそうなやつ。
とはいえ、カラダを清めるには十分だろう。
内湯は1つだけだ。
「古来湯」とよばれるもの。
熱い!
42度くらい?日焼けした肌に突き刺さる。我慢しながら身を沈め、浴室内を見渡す。
ドームが半分で終わる天井に、殺風景というかシンプルな内湯。この古来湯とカラン&椅子とベンチだけの配置だ。
で、この古来湯、箱根で一番古い源泉らしい。泉質はアルカリ性単純温泉とのことで、アルカリ性・低張性・高温泉だ。
泉温は源泉で45.6℃。使用は42℃とのこと(体感温度で合ってた)。
浴室2面に露天風呂のそれぞれが面しており、出入り口もそれぞれ分かれている。窓もコロナ感染拡大防止下のためか開放状態。
「合わせ湯」という露天風呂へ。
日帰り温泉施設「和泉」が所有する7つの温泉を独自配合でMIXしたお風呂。
建物背後の山を切り出し、建物と山との狭いスペースにある「合わせ湯」。虫や落葉が浴槽に入ることを防止するためか、大きなパラソルを開いて浴槽を覆っている。
あと網が置いてあり、虫や葉っぱをすくってね、とある。
山と建物のわずかな隙間を見上げると、当然青空は見えない。つまり開放感はない。
しかし、紅葉の木があったから、紅葉した秋には風流があるかも知れない。
再訪はあるかもしれない(?)
屋外なので、内湯より少し温度は低くなってるかな、と感じる湯温だ。
内湯とこの合わせ湯については、入浴に適した温度にするため、加水加温をしている。また衛生管理のため循環装置を使用している。入浴剤はもちろん使用せず、消毒処理はしていないようだ。
続いての外湯は「つづみの湯」。
断崖絶壁に横穴を掘った風呂。かまくらみたい。このかまくら風呂は気に入った。
湯温はぬるめ。日焼け肌にやさしい。
湯気が釜の中に充填し、ちょっとした湿式サウナみたいで汗をかける。
この「つづみの湯」については、加水加温なしの掛け流しで、贅沢な風呂だ。
最後に「足洗い湯」
頭上からの打たせ湯と、それが足元に溜まった足湯の一石二鳥風呂。これが2席分ある。
これも加水加音なし。足湯はぬるくなっている。
この「和泉」の店名には「早雲足洗の湯」という言葉が冠せられている。
箱根湯本は古来から温泉地として知られていた。下剋上の乱世、戦国の雄で小田原城主と知られる北条早雲。早雲は戦での足の疲れを、この温泉に足をひたして癒した。和泉は「早雲足洗の湯」があったとされる場所らしい。
へぇ~。
さておき、和泉の浴槽・シャワーには温泉を使用している。また温泉の再利用はしていないため、温泉本来の良さを楽しめるそうだ。(ただし、ごみ除去のために濾過機を使用している。)
結論、温泉に対するこだわりを感じることができる。
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私的銭湯評価:星1.5★☆
駅からは歩いてこれる距離でアクセスがよい日帰り温泉施設。
そして・・・
空いている。
実は浴室に入ると、先客が1名いるのみだった。先客が風呂から出たら、後客が来るまでは、
貸し切り状態!(うえーい✌)
オレが風呂を出る前に後客1名が来て、オレが風呂から出て着替えてる間に続々と3,4客が入ってきた。運がいい。
時の運は持ち合わせていたらしいw。
お風呂もユニークで、和泉に来る価値はあるとかもしれない。
しかし、コスパがちと悪くないか?
入浴料1,250円は、土日祝日の箱根湯本界隈の入浴料としては相場かもしれないが。
こりゃ、他の箱根湯本の風呂も入らねーとだな。
続く
かもしれない。
以下、余談。
フロントでの販売品・・・
- 浴用タオル200円
- レンタルのバスタオル300円
- あかすりタオル200円
- 歯ブラシ50円
- ヘアブラシ100円
- 剃刀200円
- 洗顔メイク落とし350円
- ヘアーコンディショナー150円
- ヘアーシャンプー150円
- 化粧水セット350円
- ヘアーキャップ30円
- ヘアーバンド30円
- ポケットティッシュ50円
結論、持参せよ。
あと風呂出たら、携帯が圏外になってた。
秘湯だ。
終わり。