観音湯（大田区｜糀谷・大鳥居駅）は無料スチームサウナに冷たい水シャワーで極楽浄土だった
真冬のたまリバー50kランニングで凍えたカラダを温めたい！ゴール地点からほど近い銭湯「観音湯」へ行ったら極楽極楽♪だった話。
多摩川から近く、糀谷・大鳥居駅の中間のアクセス
東京都大田区西糀谷3丁目にある観音湯は、たまリバー50kのゴールからだと、観音湯まで徒歩約15分（距離約1km）。
まぁ、アリだなの距離。（53km走った後の1kmなんてオマケだろ）
で、観音湯は京急空港線の大鳥居駅・糀谷駅のほぼ中間にあるみたい、某グルマップで見てみたら。
でも、どちらかというと近いのは大鳥居駅のよう。
大鳥居駅西口から観音湯までは徒歩約7分（距離約500m）と近い。
一方、糀谷駅からだと徒歩約10分（距離約750ｍ）。大鳥居駅とあまり大差ない(^-^;
観音湯は多摩川ランでも空港の行き帰りでも立ち寄りやすい距離にあるな。
たまリバー50kのゴールから観音湯へ向かう。京急空港線の踏切を越え、住宅街を歩いてくと「観音湯」の看板が煌々と灯る。
（2024年2月時点）
でも壁の上から千鳥破風のてっぺんがチラ見え。
（2024年2月時点）
暖簾越しに見える玄関は両サイドに分かれてるようだ。
あぁ、番台式のレトロ銭湯だね。
みなみにコインランドリー併設あり。
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営業時間
観音湯の営業時間は掲示物によると、
「夕方4時より夜11時30分まで」
※「11時30分にシャッターをしめさせていただきます」とあるので、アディショナルタイムはなさそうだ。
そして定休日は、毎週火曜日と金曜日の週休二日制。
さて、玄関に入ると「どっちが男湯や？」
見回すけど、男女が書いてないな。
で、左側の下駄箱の番号は赤い文字で書かれ、反対の右側は黒い文字。
ってことで、直観で右側が男湯と見当をつけ、ランニングシューズを脱ぐ。
下駄箱の番号は89くらいまであった。
鍵は木札のレトロな下駄箱。所々木札がなかったり、木札の受け皿ごと撤去されてたり、レトロすぎるわ。((((；ﾟДﾟ))))
観音湯の下駄箱は割と小さかった。なぜなら、俺のNIKE社謹製厚底ランニングシューズ28センチは扉をグッと押し込まないと鍵がかからんかったから。
（でも、さすがナイキのクッション👍。）
ちなみに、店内に入ろうとしたら、入り口扉に「男」と書いてあり一安心したのだった。ε-(´∀｀*)ﾎｯ
扉に手をかけようとすると、
ウィン♪
と自動ドアかい。（レトロじゃなかった）
レンガのモダンな外観といい、自動ドアといい、多少はモダナイズしとる。
でも、案の定番台式だった。（レトロ）
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各種料金
入浴料金
番台のおやっさんに入浴料金520円を現金払い。
※2024年2月時点の東京都銭湯料金
手ぶらセットあり
そして、ガラスショーケースに色々な浴用品を売ってる。目が留まったのは、
手ぶらセット130円。
手拭いタオルと使い切りシャンプー＆ボディソープのセットだ。
これなら最悪入浴用品を忘れても、風呂に入れるな♪
脱衣所（男湯）
観音湯の男湯脱衣所は広めで清潔感あるなぁ。
外壁側には昭和の遺産であるぶら下がり健康器と、古いマッサージチェア（動くかはわからん）があった。
そしてサッシ越しに、これぞレトロ銭湯らしい坪庭が見える。坪庭を見ながらマッサージを受けられる配置になってる。
古いマッサージチェアは動くか分からんが（再）
トイレは和式。でも清潔感あるから許容できるな、オレは。
ロッカーの番号は64くらいまであったかな。
女湯側の壁に2段5列、外壁側に4段5列の壁面ロッカーがあり、脱衣所中央には2段7列が両面ある中置ロッカー。
俺のランニングリュック「サロモントレイルブレイザー20」は無事ロッカーに収まった。
ただロッカーの鍵はゴム紐だったので、湿ってなさそうなやつをチョイスした。
前の客が使ってゴム紐が湿ってるのが不快で嫌なんだけど、見た目でゴム紐が湿ってるか湿ってないかわからずなので（確認で触りたくもない）、人が使わなそうな位置のロッカーを選ぶのだw。
となると、床に近い下段のロッカーを選ぶことになるのだが、ランニング後にしゃがむのきつい。
たまリバー50kの後ならなおさらだ。(>_<)
シャンプー・ボディソープ設置はなし。
観音湯の浴場は横にワイド。
カランはトータル34席。女湯側に5席、外壁側に5席、6席両面の島カランが２列もある。ワイドだからな。
観音湯にはシャンプーやボディソープの備え付けはなし！
ゆえに持参が必要。だが、忘れても浴用品の販売してるから安心。手ぶらセットもあるし。
カラダを清めながら浴場内を見回す。
東京銭湯らしく凸型の高い二段天井。天井・壁板はブルー、柱・梁・壁タイルは明るい茶色やベージュのナチュラルな色目。
浴場や店内は明るく見窄らしい感もなく、清潔感がある。
レトロだけどいい感じの銭湯だと思った。近所にあったら通うな。
背景画は宇宙のモザイクタイル画。
おそらく今まで見た銭湯の背景画の中で一番壮大なテーマだろう、コスモだなんて。
燃え上がれ俺のコスモ by聖〇。
しかも、銀河か星雲みたいな渦２つが隣り合って描かれてる。ぱっと見、オッ〇イかと思ったぞw。
立ち上がれ俺のムスコ。（下品でごめんなさい）
陰部含めてカラダを清めたら風呂だ！
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お風呂の種類
背景画下に3種類の浴槽がある。
正方形・横長長方形・円型の３つだ。
人間洗濯
円型の浴槽は「人間洗濯」なる物騒な名前が付いているお風呂。
ってか、要はジャグジーだった。
浴槽の底から気泡がぶくぶく。壁から壁に沿うように斜めにジェット噴射。
でも、死んでるジェットもあって湯船のお湯はあんま回転してなかった。あ、もとい、洗濯してなかったw。
あと浅い風呂だったね。
お湯の温度は40度を示す。
たまリバー50kで凍えたカラダには最初少し熱い温度だが、温まるにはちょうどいい温度♪。
はぁ、極楽極楽♪
バイブラ風呂と超音波ジェット風呂
長方形の浴槽も浅風呂。
で、浴槽内は２つのエリアに分かれる。
片方は床からぶくぶくのバイブラ気泡が沸き立つ。
もう片方は壁から左右２条のジェットが噴き出す超音波風呂。
・・・、マイルドなジェットだな。
ガリウム石温浴泉
正方形の浴槽は浅くなくて深風呂。
そして、「ガリウム石温浴泉」だと！？
ガリウム？・・・って、神奈川県大和市のつるま湯とか他の銭湯で、ちらほら見たことあるな。
壁の説明書きには、「天然鉱石を浴槽に入れ込んだ」とかあるが、壁の鉄格子の向こうに石が積まれ、お湯が石を通して浴槽に注がれてる。
ガリウムは浴槽なのか？鉄格子の石なのか？どっちやねんw。
※浴槽に石っぽいのは見受けられんかった。
あと「あつい湯」って壁に書かれてたけど、上記３浴槽間の壁はくり抜かれてる。
だから、水質・水温は一緒じゃん？って思ったね。
（多少注ぎ口のお湯は熱かったけど。）
あと仮に鉄格子の鉱石がガリウムなら、ラヂウム温浴が全浴槽でできるってことか。すげーじゃん。
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スチームサウナ無料！
観音湯には、脱衣所に食い入る形でサウナ室がある。
サウナ室のドアには鍵穴がない。「有料」の貼り紙もない。
無料か！！
サウナマット（ビート板）は置いてない。
タオル片手に室内に入ると、水蒸気がもくもくではないけど熱い。
正面にベンチ、左奥にストーブがある。
ベンチは仕切りがあって4人座れる。（つまり定員は4人かな）
レンガ積みのベンチで医師の座面には壁から浄水パイプの如く、お湯がチョロチョロ流れてる。
これならサウナマット（ビート板）がなくても、不快な思いはしないかな。
サウナ室内には12分計はなく、棚に5分の砂時計が3つ、チェーンに括り付けられてる（つまり、移動できない）
なんで３つやねん、席が4つあるのに。
12分計もないから砂時計の争奪戦勃発や。
あと、温度計は50度を示していた。（でも割と熱かったけどな。）
ストーブ内からはシャワーの流れる音が聞こえる。
絶えずシャワーが注がれてるのか？扉の開閉でもあまり温度が下がらない。
でもシャワーが止まる瞬間にもたまに遭遇した。
とはいえ、ほぼずっとシャワー出てたな。
だから、不快指数（湿度）が絶えず高いのもあり、5分でも熱くて息苦しくなって外に出ちゃったね。
水風呂はない
無料スチームサウナはあるけど、水風呂はない。（残念）
けど、女湯側に立ちシャワーブースが二つあるやん❤。
石鹸置きトレイが付いたオーバーヘッドシャワーのブース。
お湯以外に水も出るが、水が冷たい！
十分水風呂代わりになる！。
シャワーカーテンもあるので、冷たい飛沫が水の飛沫が飛ばないよう、配慮したいところだ。
さてお察しの通り、露天風呂はないので、カラン前で休憩。
席数はあるので、場所取りみたいにはならない。
ってなわけで、無料のアチアチスチームサウナに冷たい水シャワーで整い、極楽極楽♪
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風呂上がり
さて、整った後の風呂上り。
男湯には、テスコム製ドライヤーが一機置いてあった。
ドライヤー料金は巷の銭湯に多い20円で、標準的プライス。
加えて、ブラックウルフ・スカルプエッセンスのテスターも置いてある。。。
・・・オレの頭髪にはもはや手遅れなんだけど。（もっと早く出会いたかったぜ( ；∀；)）
冷蔵ショーケースがあり、風呂上りの水分補給が可能。
アルコールは取り扱ってなかったが、飲料がオール110円で安かった。（2024年2月時点）
オロナミンCやポカリの350ml缶などの缶ジュースのほか、フルーツ牛乳もある。白牛乳は瓶でなく紙パックだった。
脱衣所内にはソファーとローテーブルが置いてある。
そばには週刊ジャンプとマガジン、チャンピオン、スピリッツの最新刊も置いてある。
ってことは、風呂上がりに牛乳飲みながら漫画を読むことができるのだ。極楽極楽♪
冬のランニングで凍えたカラダをお風呂で温め、極楽♪、
そして、無料のスチームサウナと冷たい水シャワーで整い、極楽♪、
さらに、風呂上がりに牛乳を飲みながら漫画読んで、極楽♪。
極楽浄土みたいな銭湯だった。
「観音」湯だけに。
お後がよろしいようで。
おしまい。