寿湯(板橋区|上板橋駅)はサウナと熱湯のアチアチ!レトロ銭湯!
城北中央公園陸上競技場トラックで練習した汗を流しに、東京都板橋区上板橋1丁目にある銭湯「寿湯」へ訪れてみた。
東武東上線の上板橋駅前!徒歩3分!
寿湯に一番近い最寄り駅は、東武東上線の上板橋駅!
今まで各駅停車しか停まらなかった上板橋駅だが、
2023年3月のダイヤ改正で、準急が停車することになって話題の上板橋駅だ!
しかも、上板橋駅の南口を降りて、徒歩約3分(距離約240m)と近いのだ!
こりゃますます寿湯への利便性が高まったのではなかろうか!?
なお、寿湯へ向かう道中にある上板南口銀座は、軒並み閉店シャッターで寂れている。
再開発でもするんだろうか?
(どうやら2028年竣工予定で再開発するらしい。)
こりゃますます寿湯の利便性が高まるのではなかろうか!?
で、上板橋南口銀座を通り抜け、旧川越街道に出ると、スーパーのコモディイイダの対面にレトロな佇まいで寿湯がある!
店の前は自転車が停められているが、駐車場はない。
15時30分開店!
寿湯の営業時間は、
15時30分~23時!
毎週火曜日が定休日だが、加えて毎月1回連休がある!
(いつ連休かは都度掲示)
寿湯の下駄箱は左右に分かれている。
左側に78個、右側に68個あり、下駄箱の大きさは皆一様だ。(下駄箱多いな)
店内への入り口は自動ドア一つになってるけど、左の下駄箱の番号は黒字、右は赤字。
さては、男用と女用か?
昔は番台式だった名残りだろうか?
などと歴史に思いをはせて、下駄箱にランニングシューズをしまう!
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サウナ料金は200円!
自動ドアを開けると、目の前にフロント登場!
おやっさんが鎮座まします。
現金で入浴料金をお支払い。
2023年7月時点の東京都入浴料金は520円!
で、寿湯にはサウナもあり、
サウナ料金は+200円だ!
さて、フロントに向かって左が男湯、右が女湯なのは下駄箱の配置と変わらずだ。
ロッカーの鍵に付く付帯物がでかい
寿湯の脱衣所は広め。
そして高い格天井。
さすが破風造りの外観からして期待通りの歴史的建築。
縁側と坪庭もある。
でも、トイレは近代的洋式便器にリノベーションされてたw。
さて、脱衣ロッカーは壁に9列ある。
上3段が一般客用で、下段が貸ロッカー。
加えて中置きロッカーもあり、7列2段の中置きロッカーが2台、L字に配置されている。
で、中置きロッカーは外辺の片面だけ。
内辺にはテーブルとソファーが置かれて、休憩スペースになっている!
割と素敵なロッカーの配置だと思う。
ロッカーは小さめだが、俺のサロモントレイルブレイザー20は収まった。
スーツやブリーフケースは無理かな。
で、脱衣ロッカーの鍵に付くのは、ゴム紐とロッカー番号が書かれたプラスティック札に加え、
七夕の短冊の2倍(!?)ほどの大きさのプラスティック札も付く!
札の片面には「寿湯」、もう片面に「鍵は紛失・盗難に遭わないように注意してね」的なことが書いてある。
で、でかい・・・
そして、
邪魔ww。
とはいえ、盗まれたくないから腕に身に付け、ジャラジャラ言わせながらカラダを洗うことになったw。
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シャンプー・ボディソープの備え付けアリ!
浴場への扉は手動なので、ちゃんと閉めるように要注意だ。
半自動ドアのような姿形をしてるけどw。
寿湯の浴場は奥行きはないけど、ややワイド。そして天井が高い!
だから狭い印象はあまりない。
洗い場はトータル23席あった。
女湯側の壁に5席。
5席両面と5席片面の島カラン2列に加え、外壁側に3席ある。
あと、女湯側に立ちシャワー2ブース、外壁側にサウナ室、奥に浴槽がある標準的間取り。
寿湯には、シャンプー・ボディーソープの備え付けがある!
だから持参不要だ!
カラン1列に1セットあって、計5セット置いてあった!
でも混雑したら、シャンプー・ソープ争奪戦になるかもしれないから、念のため持参が吉かも。
備え付けのシャンプー・ボディソープはphoenixの業務用。
ピンクのボトルがリンスインシャンプー、緑のボトルがボディーソープ。
で、板橋区の銭湯は利便性からシャンプー・ボディーソープを設置しているらしい。
ありがてぇぇぇぇぇぇ!!
だから、「常識的範囲の使用」を貼り紙でお願いしていた。
大丈夫!
もう頭にほとんど毛が無いから!
そういや、さっき行ったトイレには「トイレットペーパーを持って帰るな」と注意書きあったな。(板橋区民の民度が窺い知れる?)
スペアのロールも置いてない。
「紙がなかったらフロントへ」と書いてあった。
ケツを綺麗に拭ききる前に紙がなくなったら悲惨・・・。
大便前にトイレットペーパーの残量チェックが必要だ!
男湯の背景画が日本一の桃太郎!
さて、カラダを清めたら風呂だ!と、風呂に行こうとしたら背景画に気づく。
なんと、桃太郎のモザイクタイル画だ!
桃太郎の背景画は初めて見た!
鬼ヶ島討伐からの帰りだろう。
鬼を討伐後にゲットしたお宝が乗ったリヤカーを、お供の猿や犬が押したり引いたりしており、桃太郎が日の丸の扇子を広げて先導している。
緻密なモザイクタイル画だから、一見の価値あり!
女湯側の背景画もチラチと見えたけど、富士山と天女がいた!
(女湯を隔てる壁はちょい低めだから、天女の絵が見えたけど、女子の黄色い声は聞こえてこなかったから、男子諸君は期待しないでほしい。)
おとぎ話のメルヘンな背景画だが、壁のタイル絵もややメルヘン。
写実的タッチで、まちゃあきが乗ってるようなクラシックカーの前に、ドレープのある中世ローマ風な服を着た女性(ちゃんと服着てる)が立っている絵がところどころにある。
加えて言うと、白とエンジ色タイルを基調とした内装で、エンジ色タイルには一部ハイビスカスが描かれている。
(ハイビスカスは他の銭湯でも見るけど、どこだっけ?)
他の東京の宮作り銭湯と同じく、天井は高い!
白い壁板にブルーの柱梁は、剥がれや劣化もなくキレイ♪
照明は白色蛍光灯だけど、照度が高く、夜でも明るめでアングラ感はない!
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お風呂は熱い!!
寿湯の浴槽は3つある。
女湯側にある浴槽から攻めてみよう。
ほぼ正方形の白湯浴槽だ。
浴槽内に段差が見え、深そうだなと窺い知れる。
足をつけると
あっつ!!
我慢しながら段差を降りると、意外と、
ふっか!
水深は110センチ前後はあるだろうか?
てか、それより熱い!
壁の水温計は44℃を示していた。
(だろうな。足の指の爪が浮くような感じは、計器に故障はないと言えるだろう。)
2人くらいが横並びできるくらいの浴槽でじっと熱さに耐える。
熱さに耐えた後は、立ちシャワーで温冷交互浴を試みる。
2ブースある立ちシャワーは水も出るのだ!
水の温度はややマイルド。
冬ならもっと冷たいかもしれない。
シャワーヘッドは固定型なので、ランニングで疲れた足へのアイシングは心許ない。
ちなみに、島カランのエンドにホースシャワーが1つあった!
お湯しか出ないけどw。
熱湯コマーシャルを彷彿とさせる熱さに耐え続ける!
さて、次は真ん中の浴槽だ。
2つのエリアに分かれる白湯の超音波浴槽だ!
まず、段差があって先ほどと同じ深さのエリアは、ジェット座風呂が2つある!
足裏・ふくらはぎ・背中に左右2条、腰へはセンター1条のジェット水流が壁から噴出!
水圧はそこそこある。
ふくらはぎへのジェットも位置高めで、ちゃんとふくらはぎにヒットする。
(ふくらはぎでなく足首に当たる座風呂も割とあるのだ)
だが悲しいかな。
熱いのだ。
お湯の温度は前述と同じく44℃。
熱湯コマーシャルにチャレンジしてる人が「お湯をかき混ぜるな」って言うのがよく分かるw!
前述の対流がない正方形風呂は我慢できたけど、対流のあるジェット座風呂は我慢しづらい!
せっかくいい水圧だったけど、熱くてリラックスできなかった。
ジェット座風呂の隣はバイブラ気泡バスのエリア。
床から細かな気泡がブクブク沸き立つ!
これも対流があって我慢がつらい!
熱湯コマーシャルはお湯をかき混ぜないことに尽きる!と感じたw。
湯上がりの他の人の肌を見ると真っ赤!
茹蛸みたい笑
浴槽はあまり大きくないけど、熱いから開店は早いww。
残る一つの浴槽は水風呂だが、後述する。
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サウナ・水風呂もある!
寿湯のサウナ室内は真っ暗。
ドア上の温度計では80℃を示していた。
サウナ室のドアはサウナキーなしでも開く仕様。
一応ちゃんと「有料200円」とか「サウナ込みで720円」とか書かれているが、サウナキーなしでも入れるあたり、板橋区民の民度にかかっている!?
で、来訪時にサウナを利用してる客は皆無だった。(◎_◎;)マジ!?
おそらく、サウナじゃなくてもお風呂で十分汗かけるからじゃないかw?
さて真っ暗なサウナ室内は、瞑想できていいかもね。
2段ベンチで、4〜6人くらい座れそう。
TVなんかはない。
さて、残る一浴槽は前述の通り、水風呂。
2人くらい入れる水風呂は18℃くらいかな?
ぬるくはない。
こりゃクールダウンにいいね。
で、サウナ室のドア横に介助用と思しき椅子が2脚あるのでそこで休憩できそう。
混んでたらカラン前に座るかな。
ちなみに、露天風呂はない。
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ドライヤーあり!ドラ ○ ○○○○もあり!
風呂上り。
パナソニックの小型ドライヤーが1機ある!
料金は20円。
「ドライヤー持ち込み禁止」の貼り紙あり。
ま、毛がないからドライヤーなんて必要ないんだけどね。(T_T)
茶色の革張りで、ドラえもんみたいな手wが出たレトロなマッサージチェアが1台ある。(料金は20円みたいだけど、動くんかいなw?)
茶色より少し年式が新しめな足裏マッサージ付き黒いマッサージチェアもあり、こっちは10分100円。
脱衣所はエアコンと扇風機2台が稼働。
団扇もあり涼しい♪。
また大塚製薬の自販機があるので、水分補給も可能だ!
ポカリの500mlペット150円、オロナミンC120円のほか、ビールもある!
スーパードライや一番搾りの350ml缶が260円。(2023年7月時点価格)
あと、洗面所にはブラックウルフのスカルプエッセンスのテスターが置いてあった!
もはやもう手遅れwだけど、折角だからありがたく使わせていただいた!
ロビーには、四角いガラステーブルと、L字にソファーが配置されている。
(詰めれば6人くらい座れそう)
TVもあり、TV台には不朽の名作ドラゴンボールの単行本が1〜32巻まで並ぶ!
残念ながら全巻ではなく、セルゲーム前までしかない。
だが、寿湯に通う楽しみにもなりそうw。
またロビーでも飲料販売あり。
牛乳120円の他、スーパードライや一番搾りの350ml缶は自販機と同じ260円だった。(2023年7月時点)
上板橋の再開発に負けずに生き残ってほしいぞ、寿湯。
おしまい。