小田原温泉八里(箱根|風祭駅)で生の温泉を日帰りで堪能した件
小田原城山陸上競技場でのマスターズ陸上記録会の汗を流すため、神奈川県小田原市風祭にある日帰り温泉「小田原温泉 八里」へ行ってみた。
正午から営業してる!
そもそもはマスターズの出場種目が昼には終わったんで、「風呂入ってビール飲んでメシ食って帰ろう♪」と銭湯を探したところ、
昼からやってる銭湯が前泊した小田原万葉の湯しかない!
小田原市中町2丁目にある中嶋湯は15時30分から営業だから、まだ開いてない。。。
と調べていると、お、城山陸上競技場から約3kmのところに、正午から営業している日帰り温泉があるじゃないか!
小田原温泉 八里だと?
これはクールダウンも兼ねて、走って行ってみようじゃないか。
かまぼこ鈴廣の近くにあったんだ、気づかんかったw
某グルマップの経路に従って走っていると、2021年に行った箱根湯本への旅ランで走った国道1号に出た。
見覚えのある風景だぜ。
蒲鉾で有名な鈴廣を過ぎた辺りで・・・
箱根湯本への旅ランをした時には全然気づかんかった・・・。
ちなみに、看板を過ぎたところに八里の駐車場入り口がある。
小田原温泉八里の佇まいを見て、甲府の銭湯「都温泉」を思い出した。
に、似てる!!
ちなみに某グルマップで八里のある場所を見るとこちら↓
箱根登山電車の風祭駅から徒歩約2分!距離約190mと近い!
営業時間・定休日
小田原温泉八里の営業時間は、
正午~19時!
正午から営業してて助かる。閉店が早いのは、「ま、そうだろうな」と思う。
定休日が、火・水・木!
週休3日か。。羨ましい。。。
さて、入ろうかと引き戸に手をかけようとした途端、
ウィン♪
自動ドアかい!
見るからに古い建物で手動の引き戸かと思ったら、騙されたw。とんだトラップだw。
鍵付き下駄箱はなし。棚に靴を置いて、スリッパを履く。
越後湯沢の江神温泉浴場や箱根湯本の和泉を思い出すシステムだ。
玄関で風呂から上がって帰る男性客1人とすれ違った。
「いや~、いい湯だった」と独りごちて帰って行った。
入浴料金は50分500円!
八里に上がると、すぐ右のフロントっていうか窓口wみたいなところでお会計。
おやっさん「こんにちは。」
オレ「こんにちは。」
おやっさん「50分500円です。」
神奈川県の銭湯料金530円より安い!(2024年4月時点)
だけど、50分間の1本勝負だ!
浴用品は貸しバスタオル250円・小タオル50円、シャンプー50円。
おやっさん「奥の方が男湯です。」
と案内された。
受付前には広間があるが、襖が閉まっており「広間有料」だと。
(広間で休憩するのに金がかかるらしい)
施錠できる更衣ロッカーはなし。財布には500円だけ入れて来い。
さて、廊下を進むと、右側に洗面所・トイレがある。左側に女湯、そして男湯がある。
スリッパを脱いで、脱衣所へINしてみる。
小さな脱衣所は鍵付き更衣ロッカーはなし。
(玄関の下駄箱とおんなじや。)
三段の棚と脱衣籠が置いてある。
他には、洗面所とヘルスメーターと椅子が一脚だけ。
ここで着替えるのは4人でいっぱいだろ。って感じ。
越後湯沢の江神温泉浴場の脱衣所もロッカーなしで棚だったが、貴重品ボックスはあった。
一方、八里では貴重品ボックスは見当たらないので、多額の現金や貴重品は持ってこない方が良さそう。
だから、500円玉だけ握りしめてこい(笑)。
幸い男性客はオレだけ。貸し切り状態だった✌。
おそらく自分史上一番小さな浴場、いや浴室。
それでは、引き戸を開けて(今度は自動ドアじゃないw)、浴場へIN!
・・・。
ってか、浴室だな。
狭い。
洗い場4つだけ。浴槽も1つだけ。
自分史上、最も小さい「浴場」でなく「浴室」ではなかろうかw。
窓は磨りガラスだが、天窓は空いてた。窓の外は上述のマップ通り、箱根口ICの道路だ。
車やバイクの音がけたたましいw。
窓は磨りガラスだから外から見えないだろうけど、夜に窓近くに立ったらシルエットは見えるかも。
壁タイルは所々ひび割れている。
天井は見ない方がいい。廃墟みたいに苔むしてる。夜だとおどろおどろしくなるかもな。もしくは収監されたみたいに感じるw。
ってな感じで割とすごい浴室だぜ。
石鹸だけ置いてある。
4席ある洗い場だが、両側の壁に2席ずつある。
片方の2席はお湯と水の蛇口だけでシャワーなし。
もう片方の2席は、ホースのハンドシャワーが付く混合水栓。(温度調整はできない。お湯と水のハンドルがある。)
そして石鹸がそれぞれの席に置いてある。
シャンプーは置いてないので持参が必要だ!
ま、オレはシャンプーが必要なほどの毛はないから、石鹸で十分だけど!
ちなみにシャンプーは受付でも販売してる、50円で。
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加水・循環・消毒なしの源泉100%かけ流し。純度の高い温泉だ。
浴槽は段差のある浅風呂。長方形で3人横並びで入れるくらいの大きさ。
無色無臭透明なお湯が湯舟には満ち満ちている。
八里のお湯は、源泉25.4℃の低張性・弱アルカリ性・低温泉だ。
そして加水なし・循環なし・消毒なしの純度が高い生の温泉だ!
※源泉の温度が低いので加温はしている。
浴槽の角にライオンの頭(壁泉)があるけど、口からお湯を吐き出さず、隣にあるパイプから純温泉が注がれてるw。
お前、ある意味ないやん笑笑!
湯舟に身を沈めるとお湯が溢れ出し、おっふ❤️と思わず声が出る。
ぬるくはないけど熱すぎず、好みの温度。温度計はないけど体感で42度くらいかな。
湯当たりがまろやかやで~。気持ちいい。ε-(´∀`*)
ハンドシャワーはそこそこ冷たい水も出るので、水シャワーとの温冷交互浴をかました。
50分の制限時間いっぱい。
入浴中、他の客は入ってこず、終始貸し切り状態でよかった♪。満喫した。
風呂上りは身体がポカポカして、汗が止まらない💦。脱衣所にあった扇風機を回した。
(脱衣所内に団扇はないけど、廊下のベンチには団扇があった。)
脱衣所にドライヤーは設置されてなかったけど、受付に言うと100円でドライヤーを貸してくれるみたい。
ま、オレはドライヤーで乾かすほどの毛量はないから、借りなかったけど!
帰り際に新たな男性客1人が入ってきてすれ違った。
いやータイミングが良かった。貸し切り状態で楽しめた♪
八里では飲料の販売はやってないみたい。風呂上りの白牛乳は飲めなかった。
広間で休憩するのも有料だし、さくっと温泉に浸かって帰ったのだった。
おしまい。