板橋区大山駅の第二冨士見湯はシンプルなミニマム銭湯!お湯が熱くサウナ水風呂もあるぞ。

城北中央公園陸上競技場でのトラック練習の汗を流しに、板橋区幸町にある銭湯「第二冨士見湯」へ行ったレポ。

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東武東上線大山駅か東京メトロ千川駅が最寄り駅

第二富士見湯の最寄り駅は2つある。

一つは、東武東上線大山駅

大山駅南口(東口)から出て、川越街道を横切って、徒歩約8分(距離約650m)だ。

大山駅が一番近いが、

次いで近いのが東京メトロ有楽町線・副都心線の千川駅

千川駅だと距離約1.4km徒歩約18分

あ、要町駅も使えるな。

(千川駅と大して変わらない。)


住宅街の中に違和感なく溶けこむ第二冨士見湯。

板橋区銭湯「第二富士見湯」の外観
4階建のマンションビル銭湯。1階部分が銭湯だ。(2022年4月撮影)

第二富士見湯はコインランドリーも併設されてる。

ちなみに、仕入れた古着を洗濯する必要がある古着屋だったら、銭湯上の物件がオススメだと最近気付いた。アーバン富士見みたいな。(第二富士見湯のあるマンション名)

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土曜定休。日曜は15時から営業開始!

第二富士見湯の営業時間は下記の通り。

平日16~24時
日曜・祝日15~24時
夕方から営業だけど深夜0時までやってる。

池袋にも近い板橋区の銭湯は、割と遅くまで営業してるところが多い印象。

ただ、

土曜日(!)が定休日

なので銭湯ランナーとしては注意したい。

板橋区銭湯「第二富士見湯」の入り口
いざ入店。(2022年4月撮影)

おやっさんの接客が優しげ❤

下駄箱は番号が109まであり、数多め。ただ、下駄箱の大きさは皆同じだ。

小生のNIKE製厚底ランニングシューズ28センチは無事下駄箱に収まった。

ε-(´∀`*)ホッ

下駄箱の鍵は昭和レトロな木札。また、鍵は自己保管システム。無くさないように気をつけよう。

店内に入るとすぐ右手にフロント。

中で座ってるおやっさんに、

入浴料金480円現金払い

すると、

「石鹸シャンプータオルお持ちですか?」

おやっさんに尋ねられた。

小生「持ってます」

答えると

おやっさん「失礼しました。m(__)m」

その口調は優しげ。マスク越しの表情も笑顔で好印象な接客。

TOO SHY SHY BOYの小生も見習いたいものだ。

で、

持って来てないともらえるみたい。これなら手ぶらでも立ち寄れるな。

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サウナ料金は200円!

第二富士見湯はサウナがある。

サウナ料金は200円だ。

で、タオルが付いてくる。

サウナが入浴料金プラス300円だと高いけど、200円ならちょっと安い。サウナも付けようとしたけど、訪れた日は時間がないのでやめといた。


くるりと踵を返すと、風呂場入り口。左が男湯で右が女湯だ。

明るくてミニマムな脱衣所。

第二富士見湯の脱衣所は明るい(照度が高い気がする)

壁一面に12列5段のロッカーがずらり。下2段は貸しロッカーで、上3段が一般用。

ロッカーのナンバリングが上→下でなく、左→右へ流れる珍しい振り方。でもたまに見る番号の振り方w。

ロッカーは壁面の他に中置きロッカーも1台。5列3段で一番下が貸しロッカー、上2段が一般用だ。


脱衣所内は洋式トイレフットレスト付きマッサージチェア秤式体重計、4人がけベンチ洗面台ドライヤーというシンプルな設計。

余計な備品や置物、飾り等もなく必要最低限な掲示物だけでミニマムでスッキリ。清潔感も漂う。

ただ悲しいかな。

ロッカーの鍵がカールコードでなく、

ゴム紐⤵。

(_ _||||)

プチ潔癖としては、前の人が使用して湿ってるのがイヤなんで、乾いてるゴム紐が付いてるロッカーを探す。


ランニングウェアを脱ぎ捨て、さぁ浴場へ!

シャンプー・ボディーソープの備え付けなし!

第二富士見湯の浴場も明かり十分で明るい。

ビル銭湯ゆえ天井は低いので、薄暗いと横浜の喜久の湯などみたいにアングラ感漂っちゃうけど、照度十分だからアングラ感は皆無だ。

洗い場は右側の女湯側に9席並び、5席×2列の島カランが1列ある。

左側にサウナ室があり、サウナ室側の壁に洗い場2席と立ちシャワーが2ブースある。

まずカラダを清める。

カランやシャワー、鏡周りなどは年季・使用感を感じる。けど照度が高いからか、そんなに不衛生感は感じない

シャワーの散水口も詰まったりせず問題ない。シャワーの温度はぬるめだ。


第二富士見湯には、

ボディーソープやシャンプーの備え付けはない

上述のように、入店時にシャンプー・石鹸の有無を聞かれる。これらを持って来てなければフロントでもらえるみたいだが、

銭湯へ来るならば持参が基本だ。

カラダを清めたら風呂へ!

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熱い座風呂!

第二富士見湯は天井が低いので、THE☆銭湯的な背景画はない。が、ヴェネチア?ヴェニスみたいな運河で船漕いでる風景が描かれた(焼かれた)タイルが背景の壁に埋まってる。

で、その下に大小2つに分かれた白湯浴槽がある。

まず小さい方の浴槽から入ってみる。

シャワーがぬるかったので、風呂もぬるいのかなー?と不用意に足を突っ込んだら、

あちーっ!!

この刺すような熱さは43度くらいあるんじゃない???


熱さに我慢して段差を降りると、水深は深くて90センチくらいある。

大人2人が横並びできるくらいのこの浴槽は座風呂エリア。一つはジェットなしで、もう一つはジェットあり

足裏・ふくらはぎ・腰・背中に左右2条のジェット水流が噴出して、カラダをほぐしてくれる。

水流は細いが、水圧はそれなりにある。深く腰掛ければ、満遍なくマッサージできる。


また水枕もあるが、小生の座高が高くて普通に座ると、水面から肩が出て、水枕が肩甲骨に当たってしまう。

なので、浅く座って水枕に頭を乗せれば、背中へのジェット水流が菱形筋に当たって気持ち良くなるのだ!

(足裏・ふくらはぎのマッサージは放棄する形になるが)


それでも浅く腰掛けずにはいられない!

というのは、

水枕が冷たいのだ!

水枕があっても冷たくない銭湯が多い中、住吉の日の出湯ばりに水枕が冷たいから、頭を乗せずにはいられなかった。


残念ながら、お湯が熱いから、マッサージによるリラックス感はあまり感じないけど。

やっぱりジェットバスはぬるめが好き。

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寝風呂も水枕が冷たい!

お次は隣の大浴槽へ。半分は寝風呂エリア、もう半分はバイブラバスだ。

寝風呂は2席分ある。

一つは弱~い気泡が座面からプクッ、プクッと出てる。

超音波風呂的なマッサージ効果は得られないが、寝風呂にも冷たい水枕が付いてるから、頭を乗せて浸かるのもいいだろう。

もう一つはジェットが噴出されてる寝風呂。
座面はリクライニングのように体に沿って起伏しており、足裏・ふくらはぎ・腰・背中にジェットが噴出される。腰だけ1条のジェットで、他の箇所へのジェットは左右2条なんだけど、

右足の足裏へのジェットが死んでる。(噴射なし)

背中への右側も瀕死。(弱い)

ふくらはぎへのジェットは、腓腹筋にヒットするから気持ちよかった。


で、こちらも水枕付き。水枕に頭を乗せたら、こちらもジェット水流が菱形筋にヒットして気持ちいい。ε-(´∀`*)ホッ

が、

やっぱりお湯が熱い(´Д`😉

バイブラバスもあるぞ。熱いけど。

残る半分の浴槽は、バイブラバスエリア。

水深は体育座りで丁度よく、大人2人が横並びできるくらいの広さ。

床からミクロ気泡がブクブク沸き立つ。水面が隆起するほどの勢いがあり、こちらもマッサージ効果が期待できる。

が、

やっぱり

あっちーっ!!


大浴槽も小浴槽と同じく熱い!

壁の水温計は「40度」を示していたが、

んなわけあるか。

(´-ω-`)


やっぱり体感的には43度かな?

44度はないと思う。(44度だったら熱すぎて入れない)

よって熱いから、リラクゼーション効果をもたらすジェット系風呂もイマイチだった。

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立ちシャワー2ブースあり。

熱い風呂で火照ったカラダを、立ちシャワーで鎮める。温冷交代浴だ。

2ブースある立ちシャワーは、いづれもシャワーヘッド固定タイプで、ホース付きではない。(´;ω;`)ウッ…

片方のブースは、壁に石鹸置きトレイあり。もう一方は外れてなくなっとるw。

お湯以外に水も出る立ちシャワー。水はキンキンに冷たくなくて、程よくぬるめ〜だ。

サウナは4人まで!人数制限実施中!

訪れた日はサウナを付けなかったけど、外からサウナ室内を窺い見るに2段式だ。

で、サ室ドアに貼り紙で、

「4人まで」

と人数制限してた。

コロナ感染拡大防止のためだしね。しょうがない。

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水風呂もあり!

サウナ室前には水風呂もちゃんとある!

一人入ってたら、続けて入ろうと思わないくらいの広さだけど、向かい合えば2人入れるかな?て大きさ。

(要は狭いw)

壁の水温計は「20度」を示していた。熱湯ジェットバスで火照ったカラダを鎮めるために、水風呂に入ったら

おぅふっ❤

て声が出た。

キンキンで手足末端は痛くならないけど、水シャワーよりは冷たい。


で、

浴場内に休憩スペースはない

他のサウナーは、カラン前に座って休憩してる人が多数。

ま、そうなるわな。( ̄∧ ̄)

だから、タオルやシャンプー・ソープ類の浴用品を洗い場に置いて、皆サウナ行くわけ。浴場内に浴用品置き場もない。

したがって、風呂が混んできたら新しく入ってきた客の洗う席がないんだよね。北府中のあけぼの湯みたいに。

訪れ時は混んでなかったんで、座れる席があって大丈夫だったけど。第二富士見湯に行くなら空いてる時間に行ったほうが良いかもしれない。


てなわけで、温冷交代浴を3セットかまして風呂を出た。


フロント脇にあるロビーも小ぢんまり。ローテーブルにソファーがL字に置いてある。飲料水の販売もあり。
テレビがないシンプルなロビーだ。

フロントのおやっさんは店番時、TV見なくて何してんだろうw?スマホ見てるわけでもなさそうだった。

ストイックかもしれないww。


店内は無音かと言うとそうでもなく、懐かしJポップが流れてた。久保田利伸とかピンクレディとか。


以上、第二富士見湯は公衆銭湯とはかくあるべし的なシンプルミニマムな銭湯だった。

てか、

「第二」ってことは「第一」もあるんかいな?

おしまい。

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