大田区久が原湯は内湯にTV、スチームサウナ無料に黒湯温泉とハイコスパ銭湯だ!
池上本門寺への初詣ランの汗を流しに、大田区久が原にある銭湯「久が原湯」へ行ってきた。
実は久が原駅より西馬込駅の方が近い!
久が原にある久が原湯だから、東急池上線久が原駅が最寄り駅かと思いきや、
都営浅草線の西馬込駅が最寄り駅で近い。
東京の地下鉄最南端の駅と言われる西馬込駅から徒歩約13分(距離約1km)。
次いで、本命の久が原駅。
徒歩約15分(距離約1.2km)だ。
意外と距離がある・・・。
ちなみに、池上線の走っている線路の形状と久が原湯の位置関係により、御嶽山駅・千鳥町駅・池上駅からの距離もそう大して変わらない。
久が原駅に比べて徒歩+4~7分くらい。
何なら、池上線と一部並走する東急多摩川線の沼部駅・鵜の木駅・新丸子駅・武蔵新田駅もアクセスとして使えるくらい。
![大田区久が原の銭湯「久が原湯」の外観](https://niku-san.com/wp-content/uploads/2022/01/5D1D7D22-568A-4DEB-A9AC-1D8F449FB28B.jpeg)
(2022年1月撮影)
スポンサーリンク
土日は正午から営業開始!
![大田区久が原の銭湯「久が原湯」の営業案内](https://niku-san.com/wp-content/uploads/2022/01/9BD7E7C6-245C-4131-A7E0-AC1FC87E6377.jpeg)
久が原湯は、土日祝日は正午から営業開始しているから、ランニング後に予定を入れても大丈夫。
平日は14時から営業。営業終了は24時だ。
ちなみに定休日は月曜だ。
![大田区久が原の銭湯「久が原湯」の外観](https://niku-san.com/wp-content/uploads/2022/01/EF72694C-56AB-40A9-B0D4-02F9926A6AAC.jpeg)
ラーメン屋じゃない、銭湯だ!
暖簾をくぐると、すぐ右に券売機が2台ある!
玄関に入ってすぐ券売機がある銭湯は初めてじゃないかな。
ラーメン屋みたい!
![大田区久が原の銭湯「久が原湯」の券売機](https://niku-san.com/wp-content/uploads/2022/01/8715DBA8-F510-4236-8645-594104ED6245.jpeg)
両替機もあるから、ラーメン屋以上のホスピタリティ。
現金を入れて入浴券480円をポチッとな。
※ボ〇ッキーではない。
紙のチケットでなく、赤いプラスティックの券が出た。
券には何も書いてない。。
ラーメン二郎と同じやんけ!
こぢんまりとした玄関はスロープありのバリアフリー玄関。ナイスホスピタリティー。
鍵付き下駄箱は番号が59まで。少なめだけど、鍵なしの下駄箱もある。
「どこに入れようか」と空き下駄箱を眺めていると、注意書きに気付く。
![大田区久が原の銭湯「久が原湯」の下駄箱](https://niku-san.com/wp-content/uploads/2022/01/42773366-EA7E-4163-A0C0-79FFAC6BF5A9.jpeg)
一番下の下駄箱は縦が高いブーツ用。ナイスホスピタリティ。
下駄箱は新しいのに、鍵に付いている木札だけなぜかアンティーク。
店内への自動ドアを開けると、正面にフロント。おかみさんに
食券
もとい、入浴券を渡すw。
スポンサーリンク
男湯・女湯は約15日おきに入れ替わる
フロントに向かって左側にお風呂への入り口がある。
久が原湯は、約2週間ごとに男湯と女湯が入れ替わる。
こりゃ、別の日にも来なきゃいけないな!
訪れたこの日は、右側の「月の湯」が男湯だった。
脱衣所は綺麗。清潔感がある。
そもそも久が原湯はリニューアル仕立てのように新しくて綺麗だ。
トイレは洋式。体重計はデジタル。現代的設備の銭湯。
ロッカーも番号部分がゴールドで、ゴールドエクスペリエンス。(わけ分からん)
女湯側の壁から浴室側の壁にかけて、上下4段のロッカーが計10列ある。
最下段の10個が縦長の大きいロッカー。ハンガーバーなしだけど、仕事帰りにも使えそうな大きさだ。
外壁側にもローチェストな3段ロッカーが9列ずらりと並ぶ。
そして貸しロッカーも並んでる。貸しロッカーは1ヶ月500円。
てことは、貸しロッカーを除く一般用ロッカーで67個くらいある。鍵付き下駄箱が59だったから、ロッカーは潤沢だw。
脱衣所中央には丸テーブルが2つ。そしてベンチ1台と一人掛け椅子が数脚。
その他脱衣所内にあるのは、洗面所2つ。小型ドライヤー(3分20円)1つに加え、持ち込みドライヤー用コンセントもある。
女性は持ち込み、多いんかなぁ?(´⌒`;)
フットマッサージ&リモコン付きの黒の革張りマッサージチェアも1台ある。10分200円と割と高め。
あと血圧測定器もある。KIRINの自販機も。
お香臭いランニングウエアを脱ぎ捨て、さぁ風呂へ!
スポンサーリンク
シャンプー・ボディーソープの備え付けアリ!
久が原湯の浴場は、中目黒の光明泉みたいな雰囲気の欧風風呂。オレンジの間接照明が効いている。
間取りは文章で語るのが難しく、変則的。
小ぢんまりしてるんだけど、ビフォーアフター的に下限られたスペースを工夫して、バリエーション豊かな風呂を配置してる感じ。
ざっくり言って、左の女湯側に洗い場エリア、右側にお風呂・サウナエリアがある。
カランは女湯側の壁に9個、4個×2列の島カランに加え、風呂中央にある片側のみ2個の島カランと、合計19個のカランを確保している。
久が原湯は、リンスインシャンプーとボディーソープの備え付けがあり、無料で使用可能だ!
3カランくらいで1セット配置だから、シャンプー・ソープの奪い合いになることはない。
が、ボトルに「移し替え禁止」のテプラが貼ってある。また、カランには「足で押すな」ともある。
(注意書きが多いのう)
女湯側の壁のカランのみ、好きな部位にかけられるホースタイプのシャワーだ。(その他の島カランはシャワーヘッド固定)
また手すり付きでバリアフリー。ナイスホスピタリティー。
シャワーの水温・水圧は申し分なし。カラダを清めたら内湯へGO。
内湯に足湯がある!?
水風呂を除く内湯は1か所に固まっており、そのエリアの中で浴槽が分かれている。
言うなれば、コンビニ弁当みたいに一つの容器で、おかずやご飯用の仕切りがあるみたいな。(伝わらんw)
で珍しいのは、その内湯の中に足湯がある。
水温は38度で、3人くらい並んで腰掛けられる。
ここでも注意書きが壁に貼ってあり、「髪が長い人は結わえ」とか(男湯・女湯が入れ替わるからね)、「子どもは走らないよう注意しろ」とか、「足湯なのに独占して寝転ぶな」とかある。
え?だったら足湯必要?普通の風呂にしちゃえばいいじゃんw。
カラダを温めるべく、他の内湯へ。
スポンサーリンク
お風呂内に大型テレビジョンがある!
白湯の浴槽は広めで、一角にジェットバスが2つある。
片方はアイアンメイデン的なジェット風呂。
壁のボタンを押すと、上下2段の水流が周りの5箇所からボボボーッと噴射。
けど、割とすぐ止まるw。
この種類って、ジェットが好むポイントに当たらないし、あんまリラクゼーション効果ないよなぁと、個人的に思ふ。
しかし、ここであることに気付く。
浴室出入り口の壁上方に、大型テレビジョンがある!
露天風呂やサウナならまだしも、内湯にテレビあるなんて初めてだ!
が、音声なし。
近眼で、距離もあるから
テロップも読めない。
よって、TVはバラエティーを映していたが、内容が分からないw。
女湯側も同様にTVモニターがある。
男湯とは別の番組を映していた。
音が出ないから、別にできるのか!?
え?でも同じで良くない?
男と女で見たい番組を変えてる?
でもまか、音がないから、ドラマやニュースでなく、スポーツ中継がいいかもしれないな。
ちなみに背景画は、男湯と女湯を通した一枚つなぎの富士のモザイクタイル画。壮大でこっちも必見の価値ありだ。
アイアンメイデン・ジェット風呂の隣も別種類のジェットバス。
壁のボタンを押すと、壁の1箇所から上下2段のジェット水流が噴射!
これ、威力が強くて踏ん張ってないと前につんのめる。でもこっちの方が好きなポイントにジェット当てやすくて、マッサージしやすいw。
※壁に手すりがあったから、ここのジェットは腹部に当てる用なんか?
で、その隣は何もないゆったり浸かれるエリア。3人くらいは足を伸ばして浸かれそう。
湯温は40度を示していた。子どもでも熱がらず入れる温度だ。
スポンサーリンク
高濃度人工炭酸泉!
白湯エリアの前方には炭酸風呂がある。
コンビニ弁当に例えるなら、足湯がポテサラ、白湯が白米、ジェット風呂がお新香、炭酸風呂がオカズみたいなもんだ。
なんだ?この例え(爆
人工高濃度炭酸泉の湯温は40度と、炭酸泉にしては高い方だった。
そして案の定、壁にペタペタ色んなものが貼ってある。
「炭酸ガスが抜けるから、バシャバシャと音を立てずに静かに入れ」とか「プールじゃない」とか。
(もう、子ども禁止にしたらいいんじゃないすかね?)
その他、炭酸風呂の効能や蘊蓄もペタペタ貼ってある。他所の銭湯でも良く見るやつだ。
ただ久我原湯は第三者というか、セカンドオピニオンというか、医師が本で炭酸湯の効果を宣ったページをもパウチして貼ってある。
2次使用、半端ねぇ。( ゚Д゚)
残念ながら貼ってる位置が高くて、湯に浸かりながらじゃ読めないんだけどねw。
そして訪れた日は、年始の土日祝限定でレモン湯の薬湯も加わった炭酸泉になってた(ラッキー)。
お湯の色が黄色いが、柑橘系の匂いはしなかった。
ビタミンCの効果はあると期待しよう。
温度が異なる天然黒湯温泉!
で、外壁側に3つの扉があるのだ。
まず脱衣所に近い方の扉。「天然黒湯温泉」と貼ってある。
扉を開けて中に入ると、脱衣所の外に沿って長方形の空間が。
洞窟みたいな空間だ!
流石に建物密集区域で露天風呂は臨むべくもなく、穴蔵のようなドーム空間で白い蒸気が立ち込めている。
まず、壺湯が2個並び、甕の中に大田区ならではの琥珀色の湯が揺蕩っている。
いいね、壺湯でプライベート気分で温泉を楽しもう、てか!
と思って、入ろうとしたら、
冷たい!
と、隣は?
冷たいっ!!
よく見ると、源泉掛け流しと書いてあるが、水温計は20度だった。
冷鉱泉のようだ。六郷の照の湯みたいに。
こりゃぁ、飛んだトラップだ。
┐(´-`)┌
でも、奥の方に黒い湯が揺蕩う浴槽がまだ2つ並んでる。
さて、1人しか入れない小さな浴槽の方は・・・、
熱い!!
今度はめちゃ熱いっ!!
「あつ湯」って書いてある。水温計は43℃を示していた。
これ、うちのじいちゃんが風呂入る時の温度だ。
俺的にはセルフ熱湯コマーシャル。
そして一番奥の3人くらい入れる浴槽は「ぬる湯」だった。
水温計は42℃とさっきと大して変わらないが、体感的にはもう少し低そうな温度。
こりゃぁええぇ。多分40度くらいで子供も入れる温度だ。
で、その隣の一番奥には白いガーデンチェアが1脚ある。ここで休憩可能だ。
スポンサーリンク
ドライサウナは有料!プラス200円!
さて、久我原湯はサウナがスチームとドライの2種類ある。
ドライサウナは有料で、入浴料+200円で入れる。
サウナキーとタオルが入ったサウナバッグを渡される。
サ室のドア脇には、バッグを掛けられるフックが2つほどある。
ドアには「有料」であることや「コロナ下であるために喋るな」とか、「マスクがわりにフェイスタオルを口に当てろ」とか、「人数制限5人」とか注意書きが書いてある。
この日はドライサウナに入らなかったが、ドア上の温度計は102℃(!?)の高温を示していた。
「ピンク岩塩」(!?)とも書いてあり、次回はサウナも入ってみたい。
スチームサウナは無料!
一方、隣にあるスチームサウナは、
サウナ料金払わずに入浴料金だけで入ることができる。
こっちもドアに「フェイスタオルを口に当てろ」とか注意書きが貼ってある。
※久が原湯は注意書きが多い。店主の気質なのか大田区民の民度なのか分からんがw。
あとスチームサウナの人数制限は4人だった。
サ室に入ろうとドアレバーを握り、下へ回そうとするが
びくともしない。σ(^_^;)アセアセ…
え?鍵かかってんの?
と思ったが、レバー回さずに、ただ単にそのままドアを引いたら、開いた。
(紛らわしいんじゃ!)
スチームサ室内は縦長長方形。右側にベンチ、左奥にストーブがある。
ベンチはレンガが積んだ上に大理石?御影石?の座面。座ると
熱い!
ケツが熱い!!
石が熱され、さながらケツの石焼きステーキやぁ~(彦摩〇。
サウナマットみたいなの置いてあるかな、と思ったが見当たらなかった。タオルはマスク代わりに使ってるから、我慢してケツを焼いた。
最近行った無料のスチームサウナがある銭湯(船橋の浜町浴場や三軒茶屋の弘善湯)は設備がぼろくて、あまり綺麗じゃなかったけど、久我原湯は綺麗だ。
ストーブの柵の中にはシャワーヘッドが3つある。
三茶の弘善湯みたいに常時放出ではない。おおよそ5分に1回、1分間熱湯が放出され、室内温度を維持しているみたいだ。
ただ、高湿気なうえ、タオルを口に当ててるから息苦しさ倍増!
キツイ!(。 >艸<)
ので、10分1セットだけでやめた。
内湯には休憩スペースないし、せっかく黒湯温泉があるので、残り2セットは黒湯の温冷交代浴をかました。
スポンサーリンク
シャワーカーテン付きの立ちシャワー
久が原湯には立ちシャワーブースが1つある。
シャワーヘッド固定でお湯も水も出るタイプだが、シャワーカーテンが付いている。
小生みたいなTOO SHY SHY BOY(観月あ〇さ)用かと思いきや、カランがシャワーそばにあるので、シャワーが跳ねて洗ってる人に水がかからないように、との配慮だった。
ナイスホスピタリティ。
シャワーカーテン下には隙間あるけどね。
ということは言い換えると、通路動線が狭めということ。
島カランは立ちシャワー以外に、水風呂もはねるのだ。
水風呂は15℃。
ここにも「汗を流してから入れ」など注意書きが貼ってあった。
水風呂も島カランの後ろにあるので、水が跳ねて冷たいのだ。
よって、久が原湯でカラダを洗うときは、女湯側の壁のカランががおすすめだ。
ちなみに、久我原湯は休憩スペースがないから、足湯で休憩もいいかもしれないと物思いにふけりながら、足湯に浸かっていて気づいたことがある。
風呂の椅子に広告が貼ってあった。
田園調布醫院の広告で「ご自宅で24時間365日の安心を」って。
これ、あんま意味なくないw?
他人が使ってる椅子を見るしか広告に気付かないけど、
カラダ洗ってる野郎なんか見ないしw
しかも内湯内にTVもあるから、多分椅子の広告に気付けない。
てなわけで、コスパ抜群の久我原湯だったが、天然黒湯温泉での温冷交代浴を楽しんで風呂を出た。
スポンサーリンク
ロビーも必見
ロビーにはテーブルや椅子、TVが置いてある。
TV上にはサインがずらりと並んでいる。
中村アンと芸人のダイアンしか存じ上げなかったw。
あと、綿棒も置いてある。
耳垢ウエットの小生にはポイント高いのだ。
フロントには久が原湯Tシャツも販売している。1,980円が1,650円に値下げしていた。
デザインは胸にロゴのワンポイント。赤ベタに白文字で「kugaharayu」とイタリックで書いてある。
supremeやんけw。
その他、アイスの他に駄菓子もある!お子様も銭湯が楽しみになるね。
傘も210円で販売。急な雨にも対応可能だ。
この日女湯になっていた「太陽の湯」にも行ってみたいから、また来ないとかな!
つづく?