中島館(弘明寺|横浜市南区)はサウナ安いし、温泉・露天あるしサイコーだった

大岡川お花見ランニングの汗を流しに、横浜市営地下鉄ブルーライン弘明寺駅の近くにある銭湯「中島館」へ行ってみた。
サウナは安いし、温泉もあるし、露天風呂で外気浴もできるしサイコーだった。

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アクセス

中島館の住所は神奈川県横浜市南区中島町

電車で行くなら横浜市営地下鉄ブルーラインの弘明寺駅が近い。
弘明寺駅2A出口から徒歩約2分(距離約170m)

神奈川県道21号横浜鎌倉線から路地に入ると、すぐ中島館はあった。

横浜市南区の銭湯「中島館」の外観
近代的な店構えのビル銭湯。
(2024年4月時点)

ちなみに、弘明寺駅でも京急線の弘明寺駅からだと、中島館まで徒歩約8分(距離約600m)。1kmもないから京急からでも近い。

大岡川沿いか商店街から路地に入るとすぐ中島館だ。

中島館はコインランドリーが併設されて、駐輪場もあるが、駐車場も完備。

道を挟んだ向かい側に「中島館パーク」という名の駐車場があり、7台停められる。中島館利用の場合は2時間無料だ。

正午から営業してる!ランステ利用もOK!

横浜市南区の銭湯「中島館」の営業案内
2024年4月時点の中島館の営業案内

中島館の営業時間は、

12時~23時!

毎週金曜日が定休日。

土日のみならず平日も正午から営業開始。

しかも、中島館は荷物預かりも可能だからランニングステーションとしても利用できる!

荷物を預けて大岡川ランニングも可能だ!(桜の季節がおすすめ)

さて、中島館の玄関に入ると、両脇に青い下駄箱がズラリ。
下駄箱の番号は「160」まであった。

一番下はブーツが入る縦長の下駄箱。その他の下駄箱だと「ちょっと小さいかな?」と思ったけど、小生愛用のNIKE厚底ランニングシューズ28センチは余裕のよっちゃんで収まった。奥行きがすごい!まだ余ってた。(30cmでも収まるか?)

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各種料金

現代的な雰囲気のビル銭湯だったから、券売機がありそうだけど、ないw。フロントのおかみさんに直接現金支払い

大人・入浴料金530円
中学生・入浴料金(学生証提示)430円
小学生・入浴料金200円
幼児・入浴料金(2人まで無料)100円
サウナ料金(バスタオル付き)150円
手ぶらセット(入浴料+小タオル・バスタオル・石鹸・シャンプー・リンス)830円
レンタルバスタオル150円
レンタル小タオル50円
2024年4月時点

サウナが150円だなんて安い!

しかもバスタオルも付いてる

「サウナもお願いします」と申告し、入浴料金+サウナ料金=680円を支払う。

すると、バスタオルだけ渡された。サウナキーやバッグはなし。
また、下駄箱の鍵を預ける必要もなし。自己管理だ。

中島館の浴場は1階と2階に別れ、男湯と女湯が週次で入れ替わる。

横浜市南区の銭湯「中島館」の浴場案内
店先に1階2階のどちらが女湯でどちらが男湯か掲示される。
(2024年4月時点)

小生が訪れた日は、1階の「島の湯」(島?ってなんだ)が男湯だった。

ロッカー施錠に100円硬貨が必要

1階「島の湯」の脱衣所に入ると、両脇の2箇所に更衣ロッカーが配置されている。

ロッカーは3段構成で、一番下は縦長ロッカー
11列と8列の壁面ロッカーだったけど、11列の方は何故か?最上段のロッカーが1つ跳びに扉がない(閉められないなら棚じゃんw)
とりま、荷物が多い銭湯ランナーかつ高身長の小生にとっては、荷物置きにもなって着替えやすいので嬉しい♪。

さて、一番下の縦長ロッカーは中にハンガーが1つぶら下がる。ロッカー幅もあるし、奥行きもある。
だから、スーツを着たビジネスマンが仕事帰りに立ち寄ったり、ランステ利用したり、フレーム入りリュックを担いでいても大丈夫そうだな👍。

ただ、ロッカーの鍵をかけるのに100円玉を要求される
(コインバック式なので帰ってくるけど。)

脱衣所に両替機はないから、事前に小銭を用意しておいた方がいい。

脱衣所に外気浴休憩できる部屋がある

脱衣ロッカー以外の設備としては、中央にベンチが1台、デジタル体重計ウォッシュレット付き洋式トイレ森永の自販機ドライヤーのほか、奥に休憩室がある。

休憩室に入ってみると、屋外に面した一室で3人掛けベンチが一台ある。窓は目隠しありで少し開いている。

こりゃ、サウナの外気浴休憩室か。いいね♪

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シャンプー・ボディソープの設置なし!

浴場に入ると、いきなり目の前にパルテノン神殿的な柱が現れる。
その柱を囲んで円形のミルキーバス、左奥にお風呂、右にサウナがあり、洗い場は左と右奥に分かれる。

1階「島の湯」は洋風の内装だ。(島の湯の「島」は?何かわからなかった)

洗い場は変則的な配置のため、筆で表現が難しい・・・。
かいつまんで言うと、洗い場は左側に9席、右側は13席あり、合わせて22席あった。

そして、カランは混合水栓で温度調節が可能!。しかもホースのシャワーでスーパー銭湯ばり。
(だけど風呂椅子と風呂桶は常駐スタイルじゃない)

ちなみに風呂桶・風呂椅子はいろんな場所に散在して積まれてるから探しにくかった。

中島館にはシャンプーやボディーソープの備え付けはない!
だから持参が必要だ!(フロントで販売もしてる)

※Amazonでミニシャンプー・ボディソープを探してみる☞

シャワーの上はラックになってるので、タオルや石鹸などの浴用品を置いておける。
場所取りはしないようにしたい。(やってる輩はいた(゚Д゚;))

1階「島の湯」の種類

ミルキーバス

前述したように浴場中央に聳え立つローマ風の柱。その柱を囲む円形の風呂は「ミルキーバス」
白濁したお湯が満ちており、「シルク風呂」と呼ぶ銭湯もあるな。
(「ミルキー」は何となく分かる、牛乳色だろw?)

濁って見えるのは微細気泡によるもの。
超小さい気泡が毛穴を掃除してくれ、また気泡が弾ける時に肌をマッサージしてくれる。そしてマイナスイオンも発生し、リラックス効果もあるのだ。

お湯の温度は42度を示してた。

ジェット寝風呂

続いて、左奥にあるお風呂はL字型の大きな白湯浴槽。オーバーフロー形式で絶えず水が溢れ出していて、ちょっと贅沢な感じ。
で、浴槽内には大きく3種類のお風呂がある。

まず、ジェット寝風呂。
横たわりスイッチを押すとジェット噴射開始!

背中・腿裏・ふくらはぎには左右2列腰にはセンター1条のジェットが当たりマッサージ♪
下肢のジェットは床から垂直に噴射してるので、膝を曲げれば足裏へもジェットを当てることができる。
体勢次第では腿裏でなく大殿筋へジェットを当てたりと、ほぐしたいポイントへジェットマッサージを施すことできる。

また水枕は冷たい
頭を水枕に預けると、肩が水面から出て半身浴に近い体制になるので、ずっと浸っていられそう。(˘ω˘)ウトウト

ハイパワージェットバス

寝風呂の隣は水深が1.2mに深くなる長方形エリア。
短辺両端にハイパワージェットバスがある。

ボタンを押すと、両方からジェット噴射開始

(ボタンは2個あるからそれぞれで起動スイッチが違うと思ったけど、1個だけ押しても両方でジェットが噴射するならボタン1個でよくないw?)

片方のハイパワージェットは1条だけ。体勢を変えて好みのポイントをほぐす。
もう片方は左右2条のハイパワージェット。立てば臀筋をマッサージ、湯船に浸かれば僧帽筋・菱形筋をマッサージできる。

電気風呂

そして3種類目は電気風呂が1つ。
揉みパターンなしのビリビリタイプだ。

このL字の白湯浴槽は広くて、通常温浴できるスペースもあるので、混んでても身体を温められそう。
前述のミルキーバスも360度円形なので、8人くらい入れるんじゃないか。キャパが大きい。

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サウナ

サウナ室のドアは鍵穴がない。(サウナキーは渡されなかったしな)
「有料」の注意書きが貼られ、「フロントで渡されたバスタオルを巻く」ように書いてある。

(横浜市南区の民度が高い?のか信頼してるのか?「バスタオルの使い回し禁止」などの注意もない。大岡川でお花見宴会してる輩も少なかったので、割と民度高そう?)

サウナマット(ビート板)は置いていない。

バスタオルを巻いてサウナ室内に入ると、正面に3段ベンチ、右にストーブがある。
「なんか音がするな?AMラジオ?」と思いきや、振り返ると下の方にTVがあった。

(ベンチが3段あるうえに目線低めのTV。混んでたら前の奴の頭、邪魔だろうなw。)

ベンチの上段・中段は一段4人くらい座れる、一番下段はストーブが迫り出してるので3人くらい。ゆえに最大11人くらいが収容可能なサウナ。
(ベンチに奥行きがないので、みんな協力して座ったらの前提。)
ベンチ場にはタオルが敷かれていた。「バスタオルを巻け」ともあるが汗が気になる人はサウナマット持参がいいかもな。

※Amazonでサウナマットを探してみる☞

温度計は90〜92度を指してた。

んー、割ときつい。汗がドバドバ💦。
湿度は低くないけど、壁は石やレンガだったので輻射熱かな。割と12分間蒸されるのがきつかった。

立ちシャワー

サウナ室のほぼ目の前に立ちシャワーブースが2つある。
お湯以外に水も出るホースのシャワー

源泉の水風呂

水風呂はサウナ室の右隣にあるが、「ん!?」浴槽の水が黒い

弘明寺でも黒湯が湧出するのか!

手桶が置いてあるので汗を流すこともできるが、近くにタオルを置く場所がないのがネック。早く飛び込みたい。
ってか、4人くらい入れる広さの浴槽内は段差あり。黒湯で段差が見えないので要注意だ。

水温計は20度を示していた。

手足が痛くなる冷たさじゃないけど、いつまでも浸かってられそうな温度。んーマイルド。

黒湯は「ナトリウムー炭酸水素塩泉」とも呼ばれ、弱アルカリ性・低張性で「美肌の湯」とも言われる。
また冷鉱泉が多いから、源泉を水風呂に注いでいると思われる。

前述白湯浴槽と同じくオーバーフローで贅沢な感じ。源泉掛け流しかな。

黒湯の露天風呂

なんと露天風呂まである!(いや半露天かな。)

石垣と高い竹囲いに囲まれ、さらに庇が覆いかぶさる露天風呂。空は見えず、昼間でも薄暗い。(その分、雨とか全然OKだけど。)
風呂は石造りで、石灯籠や滝みたいにお湯が注いでる。

で、お湯は黒い!

黒湯温泉が露天風呂でも味わえるのね♪
水風呂同様、透明度がない漆黒の黒湯が揺蕩う、4人くらいは入れそうな細長い岩風呂。
浴槽内の段差に注意して湯船に浸かってみる。

温度計は「48度?」を示すが、そんなに熱くない。体感で42度くらいでちょうどいい。
露天風呂もオーバーフローで贅沢な感じだ。

吊り灯籠はないけれど夜は風情が出そうな素敵な和風露天風呂だった。

なお、露天風呂スペースに風呂椅子が2個ほど置いてあるから、そこで外気浴休憩が可能だった。
水道の蛇口もあるから流せる。飲用可能かは明示がなくわからなかった。

その他の休憩場所は前述の通り、脱衣所の休憩室かな。
菊名の福美湯と同じく都度身体を拭くのが、個人的にはめんどくさいけどw。

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ドライヤーが無料で使える!

風呂上がり。

中島館はドライヤーがなんと無料!

洗面台に置いてある2台のPanasonic製ドライヤー無料で使用できた

(小生の髪はもう少ないから、ドライヤー使わないけども)

サウナ・お風呂の水分補給だけど、脱衣所内の森永の自販機では、白牛乳・コーヒー牛乳が130円。アルコールの販売もしてた。
ロビーの自販機では、ポカリが160円だった。

サウナ用に渡されたバスタオルは、休憩室入り口に返却用バスケットがあったのでそこへ返却。

下駄箱の鍵預かりがないので、フロントとの接点が少なくてToo SHY SHY Boyな小生でも助かったw。

中島館は、

  • 建物が新しめでキレイ
  • サウナが150円・バスタオル付きで安い
  • 黒湯の水風呂
  • 黒湯の露天風呂
  • 露天風呂・休憩室で外気浴可能
  • ドライヤー無料
  • 正午から営業している

で、大分コスパ高くて、春は通いたくなる銭湯だった。
これでシャンプー・ボディソープが設置されてたなら最強やん!

おわり。

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