神田岩本町の「お玉湯」は常連客の挨拶飛び交うアットホームな銭湯だった。
アキバに所用があり、近くまで銭湯ラン。この間の山手線一周ランニングで通過した神田辺りを、今回は山手線を突っ切る形で岩本町の銭湯「お玉湯」へ。
千代田区らしく複数路線からのアクセスが可能なお玉湯
オフィス街の一角にある銭湯「お玉湯」。神田金物通りから昭和通りに入ったらすぐ右折。

(2021年8月9日撮影)
お玉湯はその立地ゆえ、複数の駅からアクセスできる。
一番近い駅の一つが、都営地下鉄新宿線「岩本町」駅。お玉湯まで距離にして約400m、徒歩で約5分と至近距離だ。
続いて東京メトロ日比谷線「小伝馬町」駅。岩本町駅と同じく、距離にして約400m、徒歩で約5分でお玉湯へアクセス可能。この2駅がGoogleMapによるお玉湯までの経路検索結果が一番近い。
次いで、JR山手線・中央線・京浜東北線、東京メトロ銀座線「神田」駅。お玉湯までの距離は約500m、徒歩で約7分だ。
また、神田駅と同じ距離なのが、JR
総武本線(総武線快速)「新日本橋」駅。連絡通路で半蔵門線・銀座線「三越前」駅への乗り換えも容易な駅なので、三越前駅からもアクセスが容易だ。
そして、最初の岩本町駅とくれば、神田川を渡って150mほど北上すれば、JR山手線・京浜東北線・総武線各駅停車、東京メトロ日比谷線・つくばエキスプレス「秋葉原」駅もある。お玉湯までは約650m、徒歩約8分だ。
このように、お玉湯へのアクセスは複数路線が利用可能。銭湯後の所用なども移動がらくちんなのだ。

(2021年8月9日撮影)
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土曜日定休に注意せよ

(2021年8月9日撮影)
オフィス街の立地だからだろうか?会社終わりなどの客が多いのだろうか?(もしくは泊り?)神田岩本町のお玉湯は、土曜日が定休日だ。
またお玉湯の営業開始は、平日・日祝問わず14:40~20時だ。緊急事態宣言だからだろうか、閉店時間が結構早い。ふつうまだ残業中だぞ(ブラック)。
階段を数段降りて、半地下の玄関へ。
下駄箱は小さい。小生がこの日ランニングで履いていたNIKEリニューランJP28.0cm。
横は収まったが縦がはみ出る!扉が閉まらない!
強引に閉めようと、扉を押しても閉まらない!
困ったな。はて。
靴のつま先を上げて斜めにしたら・・・
扉が閉まった!
ほっ(安堵。
と胸をなでおろし、自動ドアを開けて入店。右手にフロント。おばちゃんに入浴料金480円を現金払い。
で、振り返ると浴場入り口が。フロントを背にして左側が男湯、右側が女湯だった。
清潔感のあるミニマム脱衣所
お玉湯の脱衣所は、パッと見シンプル。壁伝いの2面にロッカーが設置されている。ロッカーは1列4段で計48個ほど。
形はほぼ正方形。奥行も大きくはないが、小生のsalomonトレイルブレイザー20Lは収まるので、よしとする。
ロッカーの鍵はカールコードなどでなく、ゴム紐。プチ潔癖の小生は、前の人が使って湿っているやつは、
やだー(;≧σ≦)
なので、鍵のゴムひもが濡れてないロッカーを探す。
ちなみに、お玉湯は貸しロッカーも存在する。
お玉湯の脱衣所中央には、木のベンチが1台あるだけ。だから脱衣所は広く感じる。
デジタルの体重計が1台。ちょっと誤差あるかもしれない(思ったより自分の体重が重く表示された)。
洗面所1つ。ドライヤーは1機で1回20円。団扇も2つ置いてある。
エアコンはあるし、扇風機も1台あっだけど風呂上がりは暑かった。
床は板貼りフローリング。濡れたら拭けるよう、ロッカー脇にモップも立てかけてある。
ランニングウェアを脱いでる最中、お玉湯では常連と思しきご老人たちが挨拶を交わしてる。脱衣所内には監視カメラが2台あるのを目視した。動作してるが分からんが、立地的に客同士の挨拶や声掛けは、監視カメラ並みに犯罪の抑止効果はあるかもね┐(゚~゚)┌。
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お玉湯は無料でシャンプー・ボディーソープを使用可能!
ランニングウェアを脱ぎ去り、濡れていないゴム紐(これ大事)が付いたロッカーの鍵を身につけて、お玉湯の浴場へ。
カランの数は22。内2つはシャワーヘッドなかった(風呂桶はある)。
なんとお玉湯は、
ボディーソープとリンスインシャンプーが備え付けてあり、無料で使用可能だ!
(フェニックスの業務用のそれだが)
こりゃ、銭湯ランをする小生としては、
携帯する荷物が減って有難い。
ただ、ボディーソープ&リンスインシャンプーは2セットだけ。訪れた時のお玉湯は
空いていたから良いけれど、場合によっちゃあ・・・、
ボディーソープとリンスインシャンプー野良争奪戦が勃発しかねない?
まぁそれが嫌なら、自分用のボディーソープとシャンプーを持って行きゃあーいいんだけどね。
そんなことより、
風呂場の椅子が小さくないか!?
洗って石けんがぬるぬる状態のケツ(尻)だと・・・、
椅子の上で滑って、半ケツになる!?
痩身痩躯・小尻の小生で半ケツだから、割腹のいい人や女性は、もう最初から半ケツじゃねーか?てくらい、お玉湯の風呂椅子の座面は面積が小さいと感じる。
カラダを清めたらお玉湯の内湯へ。
まずバイブラの座風呂。水温計は42度を指している。冬場にあったまるには最適だが、夏場はあちー(訪れたのは夏)。
浴槽には段差があり、深いところの水深は80cmくらい?。そこからボコボコ泡が沸き出ている。この浴槽の段差に座ると、丁度いい座風呂になるな。
さて壁を見ると、写実的な竹林の絵が書かれている。と思いきや、近づいてよく見ると、キャンパスに竹林の写真をプリントしたように見受けられる。いずれにせよ、リアルな竹林が壁にあるのは珍しいな。
お玉湯の内湯は大きく2種類の浴槽に分けられる。上で述べたバイブラ座風呂ともう一つ。
同じく床からボコボコと湯が沸き出ている。ジャグジーみたいな風呂。こちらの水深は深くないので、体育座りで湯に浸かる。お湯の温度はさっきの座風呂と同じくらい。
で、この同じ浴槽内に、ジェットマッサージの座風呂が2人分ある。
お玉湯では、このジェットバスが気に入った。
足裏・ふくらはぎ・腰・背中を程よい強さのジェット水流がマッサージしてくれる。
そして水枕付き。背もたれに寄りかかる感じで浅く座れば、肩部分へジェット水流を当ててのマッサージも可能だ。
立ちシャワーも1つあり。ホースタイプで水も出るが、温度調節はできない。
サウナ、水風呂はない。
立ちシャワーの隣は拷問道具のアイアン・メイデンみたいに、四方八方からシャワーが出るボディシャワー室だけど故障中だった。
内湯は以上。お玉湯は半地下だからか、浴室の天高はある方。加えて照明は蛍光灯だけだけど浴室は明るく、広く清潔感を感じられた。
また、浴室内でも常連と思しき客の間で挨拶が交わされ、アットホームな雰囲気も。
なお、フロントの奥にはロビーもある。3シーターくらいのソファ2台が、長いローテーブルを挟んでいる。TVではニュースを映し出していた。あと飲料水も販売している。
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秋葉原に近い銭湯「お玉湯」は使い勝手がいい!
アキバから近い銭湯の一つ、お玉湯。秋葉原のみならず、その他の駅・路線からもアクセスが良好だ。走った後、アキバへ行く際は重宝しそうだ。
公衆浴場として最低限のツボを押さえている上に、シャンプー、ボディーソープの設置ありで、無料で使える点もありがたい。
しかし、お玉湯は土曜日が定休なので注意が必要だ。(祝日は営業日)
ところで、なんで”お玉”なんやろ?珍しい名前やで。
”お玉”やけど、ちゃんと女湯もあるでぇー(下衆
おしまい。