重の湯(大田区|京急穴守稲荷駅)レビュー!多摩川走った後に無料でととのえる!
たまリバー50kmランニングの汗を流しに大田区羽田3丁目にある銭湯「重の湯」へ行ってみたレビュー。
アクセス
たまリバー50kmのゴールから
たまリバー50kmランニングのゴールである「たまリバー 羽村取水堰から53.0km」から重の湯までは距離550mで徒歩8分。
たまリバー50kmランのゴールから一番近い銭湯が重の湯だ。
ウルトラマラソンで疲れた身体を癒し、凍えた身体を温めるのに近くてありがたい。
穴守稲荷駅を利用
重の湯の最寄駅である京急空港線の穴守稲荷駅から重の湯までは距離700m・徒歩10分。
大鳥居駅を利用
ちなみに同じ京急空港線の大鳥居駅から重の湯までは距離1kmで徒歩15分。
穴守稲荷駅と大鳥居駅では距離に大きく差はない。よって、筆者的には重の湯の後は帰宅方向の蒲田方面へ行くから、蒲田に近い大鳥居駅をよく利用する。

(2025年1月撮影)
隣にはコインランドリーの併設あり。
営業時間
重の湯の営業時間は、
火曜・土曜日を除く15時~24時。
火曜日のほか土曜日も定休であることに要注意。多摩川を走るなら日曜日なのだ!
玄関に入って右側が男湯、左側が女湯。
下駄箱から入り口が分かれる昔ながらの番台式だ。
すると、ちょうど風呂上がりの男女の団体さんが、店内から出てきた。
靴や格好を見ると、中年ランナーグループぽい…。
こちとら友だちがいないんじゃい!リア充どもめが!
と悔しい気持ちになって、靴を脱ぎ店内へw。
入浴料金
店内に入ると左に旋回して、番頭の親父さんに入浴料金を現金で支払う。
2025年1月時点、東京都の銭湯料金は大人550円。
レトロな脱衣所
おぉ、レトロだぜ。昔ながらの天井の高い格天井に加え、右側には縁側と坪庭がある。
トイレは縁側に出て右手にあり、和式。古風だぜ。
夜の中庭はライトアップはされてないが、店の漏れる灯りで目を凝らしてみると、手入れのされた風流な庭と窺い知れる。
池には錦鯉が泳いでいる。
縁側にベンチはないので、立って庭と錦鯉を眺めるのみだ。フルチ〇でw。
ロッカーの大きさだけど、壁面ロッカーが横長長方形、1台ある中置きロッカーが縦長長方形。
見た感じでは、壁面の横長ロッカーの方が荷物入りそう。
あと壁面でも背が低いロッカーで天板に荷物が置けるから、荷物が多い銭湯ランナーとしても着替え・荷造りがしやすかった👍。
ロッカーの鍵に付くのは、ゴム紐でなくカールコードでナイス👍。
シャンプー・ボディソープがあるけど脱衣所に置いてある
重の湯はシャンプー・ボディーソープの備え付けがある!
ただ、浴場に置いているのではなく、脱衣所の中置きロッカーの上に置かれていた。
シャンプーとボディーソープの2本が入ったカゴが、3個くらいあった。(つまり3セットね)
これだと風呂に入ってる間はシャンプー・ボディーソープ占有になっちゃうし、身体を洗った後に脱衣所に戻すのも身体を拭くのが面倒くさいしで、自前で持ってきてるシャンプーとボディソープを持って風呂に入ったw。
浴場に入って他の客を見ても、みんな自分が持参したシャンプー・ボディソープを使ってたなw。
でも、万一シャンプーとか忘れた際は買わなくていいから助かる♪
洗い場は全部で26席。
女湯側の壁に6席、5席裏表の島カランと、5席と3席の島カラン、そしてサウナ側の壁に2席。
目の覚めるブルーの二段天井と、女湯ぶち抜きの壮大な富士山のペンキ絵。
でも富士山は女湯に描かれているw。
さて、たまリバー50kで凍えた身体を風呂で温めるか。
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お風呂の種類
前述した背景画の下に浴槽が3つある。
ぬる湯浴槽
女湯側にあるのはぬる湯の浴槽。
浅いジェット寝風呂が1つと、深いバイブラ風呂に分かれてる。
お湯は40度を示す。凍えたカラダにはちょうどいい♪
ジェット寝風呂
背中・腰へは左右2条のほか、足裏へのジェットが噴出する寝風呂が1人分。
あまり冷たくない水枕も付いているw。
バイブラ風呂
ジェット寝風呂の隣には、水深80cmくらいのバイブラ気泡沸き立つ深風呂。
2人くらい入れる広さ。
あつ湯の深風呂
真ん中にあるのは、あつ湯の深風呂。
周りの人が「熱い熱い」と言って入ってた。
手を突っ込むと、確かに熱い!
温度計は44℃を示していた。
床からバイブラ気泡が湧き立つ。
対流が発生し、絶えず熱いお湯が身体に当たるから、さながら熱湯コマーシャルw。
あつ湯?中温?のL字浴槽
最後はL字型の浴槽で、ジェット座風呂と浅いバイブラエリアと通常温浴エリアに分かれる。
しかし、2人分あるジェット座風呂はジェットが噴射していなかった!。
※ジェットを止めてる理由は不明
水温計は40℃を示していたが、そんなにぬるくない。
体感では最低42度はあるかな?てことは中温湯かな…。
…っておい、前述のあつ湯浴槽との境目に穴が開いとるやんけ!
ってことは、水質は同じや!
あつ湯深風呂のバイブラの勢いで、穴から熱湯が流れ込むが、L字浴槽バイブラでそれも押し戻す拮抗状態w。
その戦場がちょうど座風呂になってる。そりゃ熱くてジェットなんてやめるかw(意味わからんw)
さて、L字浴槽のバイブラは一番勢いが強い。水面が隆起し、ボコボコに泡が湧き立っていた。
ちなみに、壁面に水槽が埋まっていたが、中は空っぽ。
庭に錦鯉がいただけに、蒲田の改正湯や綱島の富士乃湯みたいに鯉を見ながら風呂に浸かりたかったぜ。
サウナ無料!
外壁側にサウナ室があるのだが、ドアには鍵なし。
無料で蒸されることができるのだ!
定員は6~8名くらい
中に入ると、正面にサウナストーブ、右に2段ベンチがある。
ベンチの端がストーブに隣接してるから、ストーブ前は熱い。
そんなことも考えると座れるのは、痩せてる人なら4人、恰幅いい人だと3人かな?
なので定員は6〜8人てところかな?
サウナマットなし
サウナマット(ビート板)は置いていない。
で、ベンチと床にはタオルは敷いてない…。ケツとケツの間接キスだな…。
こりゃぁ、サウナマット持参だな。
スチーム?ストーブ?ふたつ?ハイブリッド
サウナ無料だから、よくあるスチームサウナかな?と思ったが、モワンとしてない。
で、ストーブが2つあり、よく見るスチームサウナは水がポタポタ滴る程度。
その隣のストーブは手をかざすと熱い。う、動いてる、このストーブ。
仮面ライダーディエンドみたいな形から察するに、遠赤外線じゃね?
ドライサウナも無料だなんて、久が原のココフロますの湯ばりじゃん♪
隣のスチームは、大きなのっぽの古時計と化して動かないのかと思いきや、数分に一度水が出てた。
ジュワーとする音はないが、これはこれでスチームサウナじゃん。オートロウリュみたいだw。
スチーム&ストーブのハイブリッドサウナ(「太田式サウナ」と言うらしい)。
これが無料って、かなり良くない?
12分計なし・砂時計あり
室内に12分計はない。
でも、砂時計が2つある。5分計と3分計がひとつずつ。
室内温度68度くらい
室内の温度計は68度くらいを示してるけど、体感的にはものすごく熱い。
5分計を2回ひっくり返す(10分)か、3分計を3回ひっくり返して(9分)耐え切れずに外に出たw。
汗だくだ!
※割と空いていて砂時計を使えた。
テレビ・BGMなし
サウナ室内は薄暗くて静か。
TVはなく、BGMも流れていないのだ。
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水風呂はないが、冷たい立ちシャワーがある!
重の湯には残念ながら、水風呂はない。
サウナ室を出て、すぐ左側というナイスな動線で立ちシャワーが2つある。
ブースタイプではないが、お湯と水が出る。
水のハンドルをひねると、
めっちゃ冷たい!!
十分クールダウンできる冷たさだぜ。
ただオーバーヘッドシャワーなんだけど位置が低いので、高身長のオレは中腰になったりしゃがんだりして浴びたw。
水風呂なくても、この冷たい水シャワーでめっちゃクールダウンできるぜ!
ただ、サウナを出るタイミング次第では、お湯シャワーを浴びてる人もいたから、「水出していいですか?」的に声掛けも大切だと思う。
ちなみに、このサウナ室前の冷たいシャワー以外に、女湯側の方にも別の立ちシャワーブースが2つある。
お湯と水が出るけど、水はサウナ室前の立ちシャワーほど冷たくない。マイルドw。
重の湯は露天風呂はなく、縁側に椅子などもないので、内気浴休憩。カラン前で休憩した。
水風呂はないし、外気浴もできないけど、汗をかけるサウナが無料だし、シャワーも冷たいし、カラン前でも整ったw!
男湯にはドライヤーが1機あり、料金20円。
また、白牛乳は110円で安い!
ベンチ・ソファ・ローテーブルが置いてある休憩エリアもある。(テレビはない)
こりゃ湯上がりに休憩もできるな。
終始ひっきりなしに来店があり、重の湯は人気みたい。
土曜も営業すればいいのに。
終わり。