潮田湯(横浜市鶴見区)は熱帯植物園センターみたいな銭湯だった。
鶴見川ランで鶴見川左岸の河口まで走った後は、河口からも近い横浜市鶴見区本町通2丁目の銭湯「潮田湯」へ行ってサッパリするとしよう。
アクセスとしては京急鶴見駅か鶴見小野駅が近い
鶴見川沿いにある潮田湯へ駅から行くとなると、京急本線の京急鶴見駅かJR鶴見線の鶴見小野駅が近い。
京急本線の京急鶴見駅から潮田湯へは、潮見橋を渡って徒歩約11分(距離約750m)。
ちなみに京急鶴見駅そばにあるJR京浜東北線・鶴見線の鶴見駅からの場合、徒歩13分(距離約950m)。
またJR鶴見線の鶴見小野駅から潮田湯は徒歩約10分(距離約750m)。
※距離が同じ750mなのに、徒歩の分数が違うのはなぜなのか?>Googlemap
15時開店!
潮田湯の営業時間は、
15時~24時!
定休日は8日・18日・28日。
※日曜日の場合は翌日月曜が休み。
※火曜日の場合は8が付く日でも営業。
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広いエントランスにはトラップがあった。
潮田湯の玄関(エントランス)は広い。
下駄箱も左右にあり、下駄箱の番号は女湯側は赤字で、男湯側は黒字で書かれている。
6段9列の計54個ある下駄箱には、オレのNIKE厚底ランニングシューズ28センチ(コレ↓)は無事収まった。
下足箱の鍵は銭湯らしい木札だし、入り口も男女で分かれてるから「昔ながらの番台式か?」と、
入り口の引き戸に手をかけたら、
ウィーン
自動に開くやんけ!
レトロかと思いきや、自動ドアだなんてとんだトラップや。(小さい「自動」のシールが貼ってあるが)
で、店内に入ると番台式でなく、浴場に背を向けて入り口を見張るフロント式だった。
女湯との境目の中央に番頭が鎮座してるので、番頭は半身しか見えないシュールな画www。
志村けんの鏡を使用したコントを思い出した。
入浴料金500円(2023年11月時点神奈川県の銭湯料金)を現金払い。
2階建てのキャパシティマックスの脱衣所
先にトイレいっとこ。
トイレは和式便所で、壁に「トイレットペーパー以外流すな」の注意書き。
脱衣ロッカーは壁伝いの3面に配置され、3段3列・3段8列・3段3列の3面。
ロッカーは間が棚になってて着替えや浴用品が一時的に置けるうえに、背が低くて天板の上も使えるので、銭湯ランナーにとって着替えや荷造りがしやすい。
ただロッカーは正方形で小さいけど。
オレのサロモントレイルブレイザー20(コレ↓)は収まった。
脱衣所内に階段がある。
なんだろな?と思い、上がってみると・・、
脱衣所だ!
上野の寿湯みたいに2階建ての脱衣所だ!
2階には2段5列の正方形ロッカーと、少し大きい長方形ロッカーが2段10列あり、洗面所も1つある。
中央にはテーブルとベンチがあり、漫画もある。
漫画は「ヒカルの碁」や「新約「巨人の星」花形」などのラインナップ。
さて、脱衣ロッカーの鍵に付くのはゴム紐⤵。(前客が使って湿ってるのが嫌なのだ。カールコード派)
ともあれ、すごいキャパの脱衣所だ。
レトロな秤式体重計でランニング後のウエイトをチェックしたら風呂だ!
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浴場も広い!温室の庭園がある!
潮田湯は浴場も広い!
左の女湯側に内湯、右の外壁側は庭というか植物園、中央は洗い場エリアだ。
外壁側にある、庭というより植物園は天井がガラス張りの温室。
夜は電飾イルミネーションも灯されていて、ハイビスカスみたいな花も咲いている。
多分造花じゃなくて生花。
植木鉢もちらほらあるし。
浴場は白基調の壁・天井だけど、女湯側の壁はオレンジから茶のグラデーションになったタイル。
あと脱衣所側の壁上部には孔雀の羽根見たいなステンドグラス。
第一印象はトロピカル。
熱帯植物園みたい。
そういや潮田湯の建物外観も熱帯植物園センターと称しても違和感ないなw。
シャンプー・ボディソープの備え付けはないから持参すべし。
潮田湯の洗い場は、島カランが平行に5列並ぶ。
平行な島カランは鹿島田の多賀良湯みたいだ。
3席裏表が4列、4席裏表が1列あるからトータル32席。
洗い場のキャパも大きいぜ、潮田湯。
潮田湯には、シャンプー・ボディーソープの備え付けはないから持参が必要だ。
※フロントで浴用品の販売はある。
洗い場はステンレス枠の大きな鏡だけど、水垢等なくキレイ✨。
カランやシャワーもキレイだった。
カラダを清めたら風呂だ!
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白湯の大浴槽
潮田湯の内風呂は大小2種類の浴槽に分かれる。
一つは白湯の大浴槽。
8人くらいは入れそうな浅い風呂。
だけど、浴槽の中央に大きな柱が立っている。
柱がなければ、もっと人数を収容できるのに。。
で、その中でいくつかのエリアに分かれる。
床から気泡が沸き立つエリア
浴槽内の脱衣所側には、床からバイブラ気泡が1人分くらいの小さな範囲で沸き立つ。
気泡の勢いはいいから、気持ちいい♪。
壁からジェットが噴き出すエリア
そして女湯側の壁側からは、背中へ左右2条、腰にセンター1条のジェットが噴き出す。
ジェット風呂は柱を跨いで2人分ある。
でも2席ともジェットを浴びてみると、「なんかジェットの当たる場所がちがうな」と思ったら、
大浴槽の深さが違うみたい。
入口側より奥の席の方が深い。
入口(脱衣所)側のジェットは立てばふくらはぎに当たるが、奥の席は膝の裏に当たる。
よって、背が高いか座高が高い人は奥のジェット風呂がオススメ。
(実際、高身長・高学歴・高血圧の小生だと、奥の方のジェットが菱形筋にヒットして気持ちよかった♪)
壁の水温計は43度を示しており、やや熱め。
でも壁からはお湯がドバドバ注がれていて、触ってみたけど、そんなに熱くない。
ガリウム石温浴泉
隣の小浴槽だけど、大浴槽と何が違うの?お湯は同じく無色透明だけど。
と、壁の説明書きによると、
「ガリウム石温浴泉」
らしい。
天然鉱石ガリウムによりラドン風呂同様の効果を得られて美容健康にいい、という風呂だ。
(関節痛・筋肉痛・神経痛・痔疾・高血圧・婦人病などなどにいいらしい)
壁に嵌ってる格子の奥には石が詰まってる。
おそらくこれらがガリウム天然鉱石?だろう。
鉱石を通してチョロチョロと、浴槽にお湯が注がれている。
浴槽は小さいながらも水深が深く90センチくらい。
だから6,7人は収容できそうだ。
※隣の大浴槽との比較で小浴槽と記しているが、都内のレトロな街銭湯と比べたら十分広い。
お湯の温度は隣の白湯浴槽と同じくらいの温度。
無色無臭ゆえ、ガリウム鉱石の効果は分からないが、カラダにいいと信じようw。
でも、ガリウム鉱石によりラジウム温泉同等のお風呂に入れるなんて、近所に潮田湯があったら通っちゃうなぁ。
が、重大事実が露見。
2つの浴槽を隔てるウォールマリアに穴が空いている!
これではガリウム石温浴泉のお湯が、隣の白湯と混ざって薄まって効果半減やんけ!?
(無色透明ゆえ、実際のところはよくわからない)
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立ちシャワーもあり。
浴場入り口側には、立ちシャワーが2ブースあり。
シャワーヘッドが固定されたオーバーヘッドシャワー。
お湯と水が出て、水は冷たい!
温冷交互浴やアイシングにいい♪
(ちなみにカランの水はぬるめ。冬は冷たくなるかもしれないが)
ドライヤーが無料で使える!
風呂上がり。
男湯の洗面所には、Panasonicのイオニティのドライヤーが2機設置されている。
あれ?コイン投入口がない?
スイッチを入れてみたら・・・、
風が出た!
なんと無料でドライヤーを使用可能だ!
ただ悲しいかな、
イオンの恩恵を被るほどの毛量がない!(´;ω;`)ウッ…
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マッサージチェアも無料!?
体重計の前には青竹踏みと足ツボマットがある。
パンツ一丁で身悶えするおっさんの完成だw。
そして隣には、スリムな黒いマッサージチェアが1台ある。
マッサージチェアにもコインの投入口が見当たらない。
もしや・・・と思い、リモコンのスイッチを入れたみたら、
動いた!
マッサージチェアも無料で使える銭湯だなんて初めてだ!
(多分。記憶にない)
フロントカウンターの上には綿棒も置いてあるし、至れり尽くせりやないけ!潮田湯!
冷蔵ショーケースでは飲料水を販売中。
ポカリの500mlペットは130円で安い。
瓶牛乳は150円、白牛乳はなくてコーヒー牛乳だけ。
缶ジュースやオロナミンC、500mlペットのカルピスウォーターは100円で安い。
で、ミニペット(220ml)の明治コーヒー牛乳(コレ↓)があり100円。
一方、ビンの明治コーヒー牛乳は180mlで150円。
だったら安いペットボトルの方を買うでしょ。
※以上、2023年11月時点の価格
というわけで広々したお風呂が清々しい潮田湯だった。
鶴見川ラン終わりにまた来たい。
終わり。