草津湯(横浜市港北区綱島)が2023年2月26日で閉店だって!?
横浜市港北区綱島にある銭湯「草津湯」が2023年2月26日(日)をもって閉店するという情報をキャッチして、最後に入浴せん!と駆けつけた!
店内は21時すぎにもかかわらず、割と混んでた。
若い客が多かった。
前回2021年10月に伺った際はサウナ料金100円だったけど、2023年2月の最後の入湯時はサウナ料金150円になってた。
草津湯の閉店は、店主高齢・後継不足のためか、昨今の燃料費高騰かは分からないが、また一つ歴史に幕が落とされた。
↓以下は元記事↓
早淵川ラン・鶴見川ラン・矢上川ランの汗を流しに、大綱橋から1.2kmほどのところにある横浜市港北区綱島西にある銭湯「草津湯」へ行った。
綱島駅・高田駅の両方からアクセス可能
東急東横線の急行・準急が停車する綱島駅は、開業時「綱島温泉」駅という名前で温泉街として観光地にする目的があったらしい。(太平館はその名残か?)
そんなお風呂に縁がある綱島駅から徒歩約15分、距離約1.1kmのところに草津湯がある!
また、綱島駅だけでなく横浜市営地下鉄グリーンラインの高田駅からもアクセス可能!徒歩約14分、距離にして約1.1kmだ。
スーパーのいなげや横浜綱島店の前に、草津湯がある。
営業時間は15時~23時!
定休日は毎週火曜日となっている。
スポンサーリンク
無料サウナ終了!サウナ料金+100円へ
前回(2020年2月)に伺った時は、サウナが二時間無料だった。
☟その時の営業案内。
2021年10月、「サウナで整いたい」と思い立ち、ランニングして草津湯へ行ったら・・・
サウナは有料に変わっていた!
でも100円!
安い!
予定通り、サウナに入ることにした!
いざ入店!
下駄箱から男湯と女湯が別れる。
左側が男湯!?、珍しい。
大体右側が男湯の銭湯に行ったことが多いから。
昔ながらの木札の下駄箱。
NIKEの厚底ランニングシューズ28cmはギリギリ入った(ホッ。下駄箱の鍵は自己保管。
左側のドアを開けると、眼前にフロントが出現。
心の準備ができてなく、いきなり人が出てきて、びっくりした(汗。
フロントで「サウナも入る」と申告し、入浴料490円+サウナ料100円=590円を現金にて支払い。
サウナ室で尻に敷くブルーのタオルを貸し出ししてくれる。
ある意味、これがサウナ料金を支払った証となるのだろう。
では左手の通路を通り、脱衣所へ!
スポンサーリンク
前後に壁が迫り来る和式便所!
通路の左側は、縁側と小さな中庭。
池はない。
縁側は喫煙所にもなっていて、灰皿と椅子が置いてある。
ただしサッシはコロナ禍による換気対策で、開けっ放しになっている。嫌煙家は要注意だ。
縁側の端にはトイレ。
扉を開けると案の定、和式だ。
狭い厠に和式便器が置いてあり、手を伸ばすと四方の壁に手が届くくらいの狭さと圧迫感。
か、壁が迫ってくる!
だから、しゃがむと俺のビッグマグナムが、金隠しに触れてしまいそうだった。
中腰で用を足したぜ!
脱衣所には休憩スペースと漫画・雑誌がある!
さて、銭湯マナーに則り、写真でなく私の拙い絵でお送りしよう。
草津湯の脱衣所は昔ながらの雰囲気に、観葉植物が沢山あって緑が溢れている。
天井は格天井で、そこから蛍光灯がぶら下がっており、暗くはない。
中庭側のロッカーは、上の3段が一般用で、1番下が貸しロッカー。
貸しロッカーは1ヶ月300円だ。
大きさは風呂桶が入るくらいの大きさ。
一般客用のロッカーは、少し縦が長い正方形だが奥行きが少ない。
小生のサロモントレイルブレイザー20Lは収まったが、仕事で使うブリーフケースだと入らなそう。
外壁側にもロッカーが設置されている。
同じく貸しロッカーと一般客用の混合ロッカーだ。
その隣にはローテーブルを挟むように3シーターのベンチが2台。
本棚も置いてあり、雑誌や漫画が結構積まれている。
少年ジャンプとコロコロコミック、港北都筑ウォーカーなどが読めるぞ。
女湯とを隔てる壁は一面鏡になっている。
その鏡の前にも、ベンチ1台と折りたたみ椅子が2脚あり。
そして、フットレスト付きの比較的新しいというか、少なくとも昭和ではなさそうなマッサージチェアが1台(料金は100円)。
座れるところがたくさんある。
「くつろいでいってね」と言わんばかりのセッティングだ!
ドライヤーは1機備え付けで、料金は20円と標準的。
洗面台1台と、横に浴用品を置けるスチールラック1台。
女湯とを隔てる壁の上には液晶テレビがあり、名探偵コナンが映し出されていたw。
草津湯の脱衣所の印象としては、清潔感があるレトロな脱衣所。
緑と座るところが多い、という感じ。
鍵はカールコードでなくゴム紐。
プチ潔癖な小生は、湿ってないゴム紐のロッカーを選ぶ!
それではランニングウエアを脱ぎ捨て、いざ浴場へ!
スポンサーリンク
お風呂は熱め!
草津湯の浴場はカランが外壁側4+島カラン4×2+女湯側6の計18。
シャワーの水温は熱め。
水圧は申し分なし。
草津湯の内湯は水風呂・ジェットがある白湯・薬湯のシンプルかつコンパクトな3槽構成。
カラダを清め、まずは白湯の浴槽へ!
熱いっ!!
壁の水温計を見ると、43度を示していた。
白湯の浴槽の一角は、ジェット水流が壁から出ている。
腰・背中に2条の水流と床からバイブラがブクブク。
一人分のジェットマッサージ風呂だ!
ジェット系のお風呂はお湯が熱いと、煮えたぎる水流を常にカラダに当てられキツいのだ。
43度くらいなら熱さに慣れたら我慢できるけど。
隣は日替わり薬湯!
2020年2月某日に訪れた時はミント。清涼感のあるミントの香りを楽しんだ。
2021年10月某日に訪れた時は「四季の和湯・氷的クール」風呂。
その名の通りお湯が青い。
薬湯の浴槽は段差があり、水深90センチはあるだろうか。
段差に座れば座風呂のように半身浴ができる。
水温計を見ると、隣の白湯と同じ43度を示していたが、こころなしか表示温度よりぬるく感じた。
クール風呂のせいか?
熱いのか、冷たいのかどっちやねんw。
この日の氷的クール風呂の特徴は、芳香成分のハッカ油が爽快な気分へと導く南極をイメージしたさっぱり薬湯。
温泉成分の硝酸ナトリウムが優しく身体をサポートするそう。
効能・効果は、肩こりや腰痛、神経痛、リウマチ、冷え性、しもやけ・あかぎれ・湿疹・汗疹などの皮膚疾患だ。
薬湯に浸かり、爽やかなハッカの臭いを嗅ぎながら浴室を見渡す。
背景画は、河口湖畔からの富士山のペンキ画。
「2016年」と書いてあり比較的最近描かれたものだ。
女湯側のシャワーヘッド上の壁には、アルプス湖畔と連峰のタイル画。
一方こちらは洋風だ。
天井は宮造銭湯と同じく高い天井。
壁は白でなくブルーで、梁は青で爽やかな感じ。
コロナ対策でサッシは開いているが、トタンで目隠しされている。
草津湯の内湯は大人3人入ればパーソナルスペースが気になるくらいのコンパクト風呂。ひとしきり内湯を堪能した後は、カラダを吹いてサウナへ!
スポンサーリンク
サウナと水風呂で整う!
こちらの草津湯はなんとサウナが無料なんです!追加料金なし。
サウナ室前には、「サウナは有料」の旨の注意書きが貼られるようになった。
サウナ室ドアの上の温度計は30度を示していた。
風呂が熱かったからサウナはぬるくってかw?
んなわけないじゃん!
単に温度計が壊れてるだけ。
サウナ室に入ると、右手が2段式タワー。
最上段(2段目)にタオルが4枚敷かれてる。つまり4人座れる感じ。フロントで渡されたブルータオルを尻に敷いて座る。
下の1段目にも、黄色い大きなタオルが2枚敷かれている。
上下で最大7人くらい?は入れそうなサウナ。
風呂よりは広いかもしれない。コロナ禍による入室人数の制限はなかった。
壁の温度計を見ると、遠赤外線サウナの温度は84〜86度だった。
サウナ室内はTVあり。脱衣所と同じく、名探偵コナンを映し出していた。
敷いてあるタオルは営業中に交換してるのかどうかは分からない(店先や脱衣所は掃除しに来てたけど)。
したがって、自分の前に座ってた人の汗が染みこんだタオルを使いたくない人(まさしくオレ)は、別途タオル持参がよろしいかと。(小生はプチ潔癖なので、だいぶ浅く腰掛けたw)
フロントで渡されたブルーのタオルを、サウナマット代わりにケツの下に敷いて座する。
10分くらいで出て、立ちシャワーで汗を流してら水風呂へ!
草津湯の水風呂は、水温計が26度を示している。
キンキンの冷たさではないが、身体に優しそうな温度だ!
蛇口から勢いよく水が注がれることはなく、壁の鉄格子からチョロチョロと水が浴槽に注がれている。
壁には「汗を流してから浸かるように」という水風呂恒例の貼り紙がある。
水風呂もコンパクトで、大人2人が入れるくらいの広さだ。
草津湯には残念ながら外気浴スペースはない。
脱衣所の椅子には「濡れたまま腰掛けるな」という注意書きがあるだけなので、カラダを拭けば脱衣所での休憩も許容してる?のかもしれない。
脱衣所へ行くのもめんどくさいので、カラン前の風呂桶に座って休憩。そ
れを3セットこなして風呂を出た。
草津湯はサウナーでごった返しているわけではなく、府中のあけぼの湯みたいな変な常連も見受けられず(お絵描きしてる人はいたけど)
(( ;゚Д゚))ブルブル
マイペースで蒸されることができそうだし、サウナ100円も安いので、また来よう。
つづく