尾白の湯(山梨県北杜市白州町|べるが内)は自然の中で温泉が楽しめる!
甲府駅~名水公園べるがランの汗を流そうと、べるが内にある銭湯「尾白(おじら)Oの湯」へ行ってみたら最高だった話。
車がないとアクセスできないが、公共の交通機関なら韮崎駅からバスで「道の駅はくしゅう」で下車後徒歩30分!
尾白の湯は名水公園べるが内の一施設。
べるが公式HPを参照すると、車で「中央道須玉ICから約20分・小淵沢駅から約20分」。
だが、もし公共交通機関を利用するなら、JR中央本線の韮崎駅から、韮崎・下教来石線(北杜市・韮崎市共同運行路線)バスに乗り、「道の駅はくしゅう」バス停で下車。
そして徒歩約30分(距離約2.1km)だ!
なお、田舎だからバス本数が少ない!
2~3時間に1本くらいの運行なので、時刻表を事前にチェックされたし。
営業時間は10~20時!
尾白の湯の営業時間は曜日問わず、
10~20時!
(最終受付は19時30分)
定休日は毎週水曜日だ!
尾白の湯の下駄箱は広くて多い。
一番下の下駄箱は、ブーツが入る縦長下駄箱。山梨の冬でも安心だw。
下駄箱の鍵は自己保管だけど、鈴など付いておらず小さいから無くさないよう注意!
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入浴料金は在住が市外か市内かで異なる!
券売機で入館料金を購入するが、
北杜市に在住か否かで料金が分かれる!
北杜市外在住者 | 830円 |
北杜市内在住者 | 410円 |
うらやましいぞ、北杜市民。
受付にチケットを提出。
尾白の湯館内は休憩処もあって広い。
脱衣所に入ると、鍵付きロッカーは壁面両サイドの2面のみ。
中置きはロッカーでなく、脱衣籠。
そういや、脱衣所入り口に貴重品ロッカーがあったな。
鍵付き脱衣ロッカーは、4段の横長長方形ででかい!
(「鍵確認」と書かれたテプラが貼られたロッカーや扉のないロッカーも散見されるw。
とうやら鍵を持ち去られたようだ?)
デジタル表示の体重計でランニング後の体重チェックをして風呂だ!
ちなみに、2023年8月に訪れた時は、浴場への半自動ドアは故障中で全手動になってたw。
広い浴場!シャンプー・ボディーソープの設置あり!
尾白の湯の浴場はスーパー銭湯張りに広い!
露天風呂との境界はガラス張りで景色もいい!
さて洗い場は9席が2列あり、計18席。
1列は衝立ありのブースタイプ、もう一列はブースなし。
シャイボーイも親子連れ・仲間連れもどっちでも大丈夫だ!
そして、
リンスインシャンプー・ボディーソープが1席に1セット設置されている!
シャンプー・ボディーソープの持参は必要なくて助かる\(^o^)/
カランは混合水栓で、温度調整可能。
だけど、最初は水で冷たいから要注意だ。
(だんだん暖かくなるけど。)
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でかい窓から景色を眺められる大浴槽!
尾白の湯の内湯は広い!
プールみたいだ!
子どもなら泳ぎたくなる!
そして目の前はガラス張り!
景色を見ながら浸かれる!
お湯はぬるめだが、白秋尾白川の名湯(温泉):名水を1:9でブレンドしてるらしい。
(無色透明無味無臭だから分からんが。)
ジェット座風呂エリア
大浴槽には段差がある辺があるのだが、段差の一角には、ジェット座風呂エリアがある!
腰・ふくらはぎ・足裏へジェットが噴出!
2人分あり、水圧が強くて気持ちいい♪
が、浅い風呂なので半身浴になる。
また段差も低いので、「ふくらはぎ」と言ったものの、足首に当たるw。
ボディジェットバスエリア
また段差がない窓側の一角には、背中に左右2条・腰に1条のジェットが噴出してるエリアがある!
同じく2人分あり、水圧が強めで気持ちいい♪
気泡風呂エリア
さらに気泡がぶくぶく沸き立つ円形のエリアもある。
水底から湧き上がる気泡は、勢いが良くて気持ちいい♪
寝湯もある!
内湯には寝風呂(寝湯)も5席分くらいある!
寝湯も温度はぬるめ。
上半身部分から枕までが木が嵌まっている寝風呂。
木のぬくもりを感じることができる。
で、寝転びながら窓越しに景色が見える寝湯も最高だ!
打たせ湯もある!?
そして尾白の湯には打たせ湯もある!
水深1.15mと深い風呂(キッズ要注意)に、両肩への打たせ湯と背中への左右2条ジェットがある。
期待に胸を膨らませて、壁の起動ボタンを押して噴射開始!
と思ったら、
打たせ湯は「ちょぼちょぼ」くらいしか出なくて水圧弱いwww。
しかも、2席あるうちの1席は打たせ湯のノズルがなくなってるからね…。修繕する気はあるのかないのか。
背中へのジェットは勢いが強かっただけに残念だ。
ちなみに、打たせ湯はお湯が熱めだった。
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めちゃくちゃ広い露天風呂!
で、露天風呂のある庭が広い!
ソフトボールができるくらい広いんじゃないか?
広い庭の中には、岩造りの露天風呂が2つある!
源泉露天風呂に気をつけろ!
まずは、土色に濁ったお湯で、金気臭のある露天風呂から入ってみよう♪
お湯が濁って底が見えないので注意深く進む。
「段差があるから気を付けて」的な案内があり親切。
お、そんなに熱くない。
で、湯舟に身を沈めると
痛いっ!
しみるっ!
30km超のランニングでできた、股間や腰の擦り傷にしみる!
こりゃ塩化物泉(食塩泉)だろう。
「飲用できない」と書いてあったが、弾ける飛沫が唇にかかり、しょっぱい。
こりゃー、傷口に沁みるわー。
傷がある人は気をつけろ!
尾白の湯の源泉は、茶褐色の赤湯で、日本三大名湯「有馬温泉」型の超高濃度温泉。
豊臣秀吉が愛した有馬温泉に代表される「有馬温泉」型とは、プレート活動によって地下深部に沈んだ海水が、プレートに沿って移動し、マグマで温められて噴出する稀有な温泉。
海や火山から離れたところでも湧くこともあり、「奇跡の温泉」とも呼ばれている。
ゆえに、尾白川の地下深くより湧き出る高濃度の「ナトリウム-塩化物強塩温泉」は様々なミネラルを豊富に含んで、疲労回復や温熱効果で身体が温まる。
湧出口温度は39.5度らしいが、お風呂の温度は多分38度くらいかな?って感じのぬるめだった。
都内や神奈川じゃなかなかお目にかかれない温泉。
記憶では武蔵小山の清水湯に似たような色の温泉があったかな?塩化物泉じゃなかったかもしれないけど。
希釈露天風呂!
一方、隣には無色透明な温泉。
赤湯の痛みに耐えかね、隣の風呂に駆け込む。
透明なお湯は、尾白川の名水とブレンドして温泉を希釈してるらしい。
先ほどの内湯と同じだね。
岩造り風呂の一角には寝風呂スペースが2人分ある。
温度はぬるく、不感温度に近いだろうか。
屋外で寝そべっているとちょー気持ちいい♪
ドライサウナと水風呂もある!自然の中での外気浴で最高の整い。
尾白の湯には温泉以外にサウナもある!
ウレタンのサウナマットが置いてあるので、一枚持ってサウナ室内へ。
サウナ室内は3段ベンチ。
胡坐をかかず座れば1段目2段目に4人、3段目に3人座って最大11人は座れそう。
でも、ま、8〜10人くらいが適正かな。
室内温度は90度を示していた。
壁にTVはなく、12分計がある。
壁には窓もあるけど、景色は特に見えない。
外光が入り、やや明るめの室内だ。
サウナストーンは座席に座って左側にある。
訪問時は混んでなかったので、座る位置でヒリヒリ具合を調節できて良かった♪
水風呂はサウナ室の隣にあるナイス動線👍。
冷たいっ!
18〜20度くらいかな。
手足の先が少し痛くなる感じの冷たさは、火照った体に気持ちいい!
4人くらいは入れそうな広めで深めの水風呂だった。
立ちシャワーも2ブースある!
ホースのハンドシャワーで水温調整が可能。
温度を下げたら、水風呂同様に水が冷たい!
休憩は先ほどの自然に囲まれた露天風呂で外気浴!
実はインフィニティチェアが1台あったが、座面がびちゃびちゃ(>_<)なのでやめといた。
広い露天エリアで、自分の好きな岩や寝そべりスペースを発見するのも面白い♪
訪れた日は時折雨が降る曇天だったが、晴れて青空の下での外気浴は最高だろうな。
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ダイソンのドライヤーが5分100円!
整ったところで、風呂上がり。
尾白の湯の男湯には、ドライヤーが3機設置されていた。
今まで無料でドライヤーが利用できたようだが、燃料費等高騰のため、2023年4月から有料になったらしい。
ドライヤーの利用料金は5分100円だが、ダイソンのドライヤーだ!
なお、ドライヤーの持ち込みOKで、持ち込み用コンセントもある。
館内には自販機が多数あるので、水分補給用ドリンク調達に困ることはないし、浴場へのドリンク持ち込みも許可されている。
けど、風呂上りにはやっぱり牛乳!
やはり北杜市へ来たなら、牛乳は明治屋雪印でなく、八ヶ岳牛乳!うまかった!
いやー尾白の湯は、
施設・浴場はキレイで、
シャンプー・ボディーソープ備え付けがあり、
内湯が広いうえに、
天然の稀有な温泉があり、
ドライサウナもあり、
冷たい水風呂もあり、
自然に囲まれた露天風呂と外気浴で、
素晴らしい体験ができた!
しばらくは余韻に浸り、他の銭湯で上書きしたくないなと思ったぜ。
翌日、甲府の銭湯に行ったけどな!
おしまい。