第二久の湯(江東区|西大島駅)でサウナと縁側での外気浴で整った
東京都江東区北部を東西に流れる小名木川ランの汗を流しに、江東区大島1丁目にある銭湯「第二久の湯」へ行ってきた。
都内のレトロ銭湯だけど、サウナ・水風呂もあって、坪庭に面した縁側で外気浴もできたのだった。
最寄り駅
都営新宿線の西大島駅
江東区大島の銭湯「第二久の湯」は駅チカ銭湯!(※駅に近い)
都営新宿線の西大島駅から徒歩約3分、距離にして約260mだ!
近い~(嬉。
東京メトロ半蔵門線の住吉駅
また、東京メトロ半蔵門線の住吉駅からだと、第二久の湯まで徒歩約14分、距離は約1.1kmだ。
JR総武線の亀戸駅
さらに、JR総武線亀戸駅だと第二久の湯までは徒歩約17分、距離は約1.3kmだ。
というわけで、第二久の湯は複数路線を利用可能なのでアクセス良好とも言える!?
東京都道306号(王子千住南砂町線)から路地に入ると・・・、
コインランドリーも併設される第二久の湯は、千鳥破風でレトロ~な雰囲気で路地に佇んでいたのだった。
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営業時間は15時~22時
第二久の湯の営業時間は、
平日・土日問わず15時~22時!
そして毎週木曜日が定休日だ!
店の外壁に掲げてある営業案内の看板には、「ちょっと熱めのお湯でリフレッシュ」(!?)と書いてある💦。
あまり熱すぎるのはちょっと・・・。(^-^;
玄関に入ると、第二久の湯の下駄箱の数は108つ。煩悩と同じ数だ!
下駄箱は奥行きが少ないながらも、高さがあるのでデザートブーツでも収まりそう。
俺のNIKE社製厚底ランニングシューズ28センチもギリギリ収まった。
鍵は佇まいの雰囲気通り、レトロな木札。
ちなみに、玄関には縦置きの傘用ロッカーもあった。
各種料金
店内に入ると、雰囲気が浦和の稲荷湯に似ている!
赤いカーペットが敷かれ、右手にフロントがある。
入浴料金
親父さんに入浴料金の480円500円520円(2024年2月時点)を現金で支払う。
サウナ料金
2023年2月時点では、サウナ料金は230円。
そして、ガス高騰などのあおりで2023年4月1日からサウナ料金は280円へ値上げされた。
その後東京都銭湯料金の値上げもあって、
2024年2月時点、入浴料金+サウナ料金=800円。
(偶然だと思うが、キリがいい値段w)
サウナ利用客は下足箱の鍵を預けるシステム。
すると代わりにマジックテープ付きナイロンバンドだけを渡される。
そして、タオルはつかない。
(マジックテープバンド&タオルなしって、近くにある南砂の旭湯と同じだな。)
あと親父さんに「サウナ利用は1時間半程度で」と言われた。
※サウナに入らずお風呂だけの場合は、下駄箱の鍵は自分で保管。
PayPay決済も可能
なお、第二久の湯の入浴料金の支払い方法は、現金以外にPayPayでの支払いも可能だ!
フロントに向かって左側が男湯、右側が女湯。
いざ脱衣所へ。
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脱衣所
第二久の湯の男湯脱衣所の床はドライなゴザを敷き、ロッカーが四方の壁に設置されている。
具体的に文章で書こうと努力すると・・・、
まず、女湯側の壁の下半分に上下2段×4列の面ロッカー。(で、壁の上半分は鏡)
ロッカー上に扇風機が置いてある。
次に、店の入り口側(ロビー側)の壁には上下4段×5列のロッカー。
扉がなくなっているロッカーもちらほら。(盗られちゃうじゃんw(-_-;)
そして外壁側は上下3段×4列のロッカー。
いづれのロッカーも4:3くらいの縦横比の長方形。
俺がランニングで背負っているSALOMONトレイルブレイザー20は無事に収まったが。ε-(´∀`*)ホッ
ブリーフケースを抱えたスーツを着たビジネスマンや、フレーム入りの大きなリュックは荷物が更衣ロッカーには入らないだろうな。
あと、浴場への出入り口脇には、背が低いが洗面器も入るサイズの貸しロッカーがある。
で、貸しロッカー上に水分補給用のドリンクを置いている人がいる。
サッシを開閉すれば、浴場からでもドリンクを取ることができる仕組みか!
また脱衣所中央には脱衣籠のある棚と、両サイドに休憩用ベンチが置いてある。
そのほか脱衣所内には、昔ながらの秤式体重計と洗面所がある。
洗面所にはドライヤーが1機付いており、2分10円だった。
ドライヤー3分20円の銭湯が多い中、2分10円だったら20円で4分と1分長いではないか!
ただ悲しいかな、オレの薄くなった頭髪では2分で十分だろう。。
レトロな雰囲気の第二久の湯の天井は高いが格天井ではなかった。
また脱衣所内に自販機やウォータークーラーはないから、サウナの水分補給用ドリンクは事前に用意しておいた方がいいだろう。
坪庭
男湯脱衣所の外には縁側もあり開放感のある庭園とトイレがある。
石灯籠や石造りの池がある和風庭園(坪庭)!
(池に金魚は泳いでなかったけどw)
囲まれた塀の向こう側に隣の建物が見える。建物が隣接しているから脱衣所や縁側は大して覗かれもしないだろう。
ま、見えてもオレのは粗末なものだけどねw。
あとトイレはウォッシュレットなしの質素な洋式便器だけど、手摺り付きでバリアフリー。アップデートしとるw。
で、悲しいことにロッカーの鍵に付くのはゴム紐。( ノД`)シクシク…
(プチ潔癖の小生は濡れてないゴム紐のロッカーを探して利用したのだった。)
ランニングウエアを脱ぎ捨て、いざ第二久の湯の浴場へ!
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シャンプー・ボディーソープの備え付けあり!
半自動のドアを開け浴場へ突入!
目の前に島カランが2列ある!3席×両面と5席×両面の島カラン。
そして女湯側の壁にはカランが5席並び、トータル21個のカラン数。
なので、カランの数は標準的だと思う。
設備的には昭和を感じさせる年季物だが、清潔感もあって問題ない。
何より第二久の湯はシャンプー・ボディーソープの備え付けがあり、利用が無料なのが嬉しい!
シャンプー・ボディソープは業務用。各ボトルに油性マジックで手書きで「シャンプー」「ボディーソープ」とか書いてるのが趣があるww。
またカラン1列に1セットは置いてあるから、争奪戦になりにくく良かった。
ちなみに洗い場のえんじ色のタイルに、ハイビスカスみたいな熱帯の花が描かれてる。
カラダを清めてさぁお風呂だ!
3種類のお風呂!
第二久の湯・男湯には3種類のお風呂があった。
ジェット座風呂!
まず、ジェット座風呂。
青いタイルの浴槽は冷たそうだけど、お湯は40~42度くらい(訪れるときで体感が変わる💦)。
段差のある浴槽を降りると1mくらいの水深で深い。
ジェット座風呂の座面は低いから、覚悟しないと「おっとっと💦」になるw。
足裏・ふくらはぎ(足首上だけど)・背中を左右2条、腰を1条のジェット水流がマッサージ♪。
ジェットの勢いは強いが、ふくらはぎの位置が低く足首上なのが残念。
冷たい水枕付き♪だから、浅めに座るなどして体勢次第ではリラックスポイントの拡張性が広がる。
例えば、浴槽に奥行きがあるから、水枕に頭を預けて浅く腰掛け、足を前に投げ出して段差に乗せて寝風呂みたいに座れば、僧帽筋あたりをほぐされ、肩凝りに効きそう。
バイブラ気泡風呂!
次いで、長方形のクリーム色タイルの浴槽。背景画下にあり、第二久の湯内で一番広い浴槽だ。
3〜4人くらいは横並びで入れそう。
浴槽の半分はブクブクと気泡が沸き立つバイブラエリア。(バイブラ気泡はおとなしめ。)
もう半分はシンプルな内湯エリアだ。
壁の水温計は44度!?を示すが、そこまで熱くない(体感で42度くらい?)!
お風呂に浸かりながら、背景画を見上げると富士山のペンキ絵。
サインとみると平成30年に中島絵師に描かれたものみたい。
で、ペンキ絵の下はタイル画で、
白鳥やディズニー画調のバンビ。
(◎_◎;)❔
ミスマッチw。
前述の洗い場タイルに描かれたハイビスカス合わせて独特の感性だw。
浴場も天井が高い。
都内の宮造銭湯(例えば五反田の松の湯)と同じく白壁にブルーの柱・梁。
白壁は所々剥げていて、歴史を感じる。
日替わり健康風呂!
そして最後に正方形の小さな浴槽。
日替わり薬用風呂だ!
浴槽内に段差があるけど、そんなに深くなくひざ上くらい。
なので体育座りでちょうどいい深さ。広さはせいぜい2人が入れるくらいかな。
で、温度計は48度(!?)を示し驚いたが、多分壊れてるw。
体感40〜41度くらいで少しぬるくてじっくりと浸かった。
2021年12月某日に訪れた時の薬湯は、透明度の低い緑色の湯が揺蕩う。
緑色なのは、玉露カテキン風呂だから。心なしか香りも緑茶の香りがする。
けど飲んじゃいけない!
お茶だけど。
2023年3月某日に訪れた時の薬湯は、「温浴素じっこう」と書いてあり、川芎配合で生薬の匂いがする風呂だった。
お湯の色は赤茶に濁っていた。
生薬の匂いは嫌いじゃないぜ。
以上、第二久の湯の内湯は、3種の浴槽から成るのだった。
他には立ちシャワーが2ブースある!
お湯以外に水も出る。
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サウナ・水風呂・外気浴で整う
96度のサウナ
さて、身体が温まったらサウナへGO。
第二久の湯のサウナ概要を最初に述べておくと、
- サウナキーなし。代わりに手首にバンドを巻く。
- サウナマットなし
- 4人くらいが適正人員。
- 96度
- 12分計なし・5分砂時計あり
- テレビ・BGMなしの無音
って感じだ。以下で詳細を記述しよう。
サウナ室のドアは鍵なし。なのでドアに「有料230円280円」の貼り紙が貼ってある。
そして、フロントで渡されたバンドが目印だ。手首にバンドを巻いて入室。
サウナ室内に入ると小ぢんまり。目の前にヒーター、左に2段のベンチがある。
詰めれば1段に3人座れて、2段あるから最大6人が座れるかと思うが、動線確保や社会的距離など考えれば1段2人の4人がちょうどいい感じ。
室内には12分計なし。
5分計測の砂時計が両脇の壁にある。(つまり、砂時計が計2つ。)
またTVやBGMは流れておらず、静かに蒸されることができる。
温度計は96度を示していた。でも、ヒリヒリカラカラでなく適度に湿度があるように感じた。
室内の壁は木板の部分と石の部分があり、石は熱く熱され、壁に寄りかかると熱い!輻射熱も得られているかな。
なお、サウナマット(ビート板)は置かれていない。
ベンチにタオルは敷かれているが、滞在中にタオル交換はなかった。
ケツとケツの間接キスを防ぐには、サウナマット持参が良さそうだ。
24~28度?の水風呂
そして水風呂もある!
2人入ればMAXのコンパクトな水風呂は、水温計が28度(!?)を示していた。
またある時は、24度を示してた。多分、水温計は壊れてるな。
だって、体感16~18度くらい?手足末端が痛くて、キン〇マも痛くなってくる冷たさ。
よって水温計の表示ほどぬるく感じない。冷たい。
あと水風呂はバイブラあり。
縁側で外気浴
水風呂の後は休憩♪
前述の中庭(坪庭)を望める縁側へは、脱衣所からだけでなく、浴場からも出入り可能だ!
つまり、浴場から縁側へ出ることができるドアがある、ということ。
でも「カラダを拭いてから外に出るように」と書かれた注意書きがドアに貼られている。(当然か。めんどくさいけど)
とはいえ、菊名の福美湯と違って、浴場からダイレクトに庭へ行けるだけマシか。
縁側はクッションフロアで、3人掛けベンチが1台置いてある。
ベンチにはタオルが3枚敷かれてる。タオルは福美湯みたいに都度都度使い捨てでなく常時置かれているが。
でも外気浴、気持ちいい♪。
ということで、第二久の湯では・・・、
サウナ→水風呂→外気浴の黄金セットが可能なのだ!
池には鯉・金魚が見受けられなかったが、鯉が泳いでいればなお、外気浴が楽しめたかもしれない。
あと何故か縁側に、
ぶら下がり健康器が置いてあった。
金玉をぶら下げたまま、ぶら下がれというのか?
ちなみに滞在中にベンチ上のタオル交換には来なかった。でも店主の見回りはちょくちょくあった。
飲料・アイスに値上げの波!
さて、風呂から出ると、フロント奥のロビーへ。
ロビーには液晶テレビが1台あり、夜のTVショーを映し出ししていた。
中央に低い長テーブルがあり、肘掛け付きの1人がけソファーが5脚ほど向かい合うように置かれている。
うち2脚は肘掛けが破れた補修跡があり、長年の愛用を感じるw。
座らなかったけどw(プチ潔癖)。
また、比較的最近の型で昭和レトロに似つかわしくない、フットレスト付き&液晶リモコン付きの黒いマッサージチェアも1台ある!
料金は10分100円だった。座面の破れも見受けられず新しめ♪。
フロント前には、飲料水販売とアイスボックスがある。
子どもと一緒に銭湯に来て、風呂上がりのアイスもいいね👍。
お父さんのビールの取り扱いはなかった。
が、2023年3月某日に訪れた時、
アイスは3月1日から値上げ、飲料は10月から値上げの紙が貼ってあった!
(何年かは書いていないが多分2023年3月と2022年10月と思われる)
ここにも値上げの波が押し寄せてきてるのか。。
2024年2月時点の価格は、白牛乳(乳飲料)が150円、ポカリの350ml缶やオロナミンCが140円、アイスのガリガリ君は90円だった。
最近は値上げラッシュだからなぁ。また値段が変わるかも。
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「第二」久の湯と言うけども
最後に、「第二」久の湯という店名だが、
「第一」や「第三」があるのかどうかはわからない。
以上、現場からでした。
つづく?