三軒茶屋の富士見湯(世田谷区)はディープレトロ銭湯だった!

東京都の銭湯, 銭湯ラン

目黒川ランの汗を流しに東京都世田谷区太子堂にある銭湯「富士見湯」へ行ったのだった。

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三軒茶屋駅から徒歩6分のアクセス!

富士見湯の最寄駅は、のどかな東急田園都市線の駅の中でも繁華街でサブカルチックで若者に人気の三軒茶屋駅

三軒茶屋駅の北口Bの出口から出ると、徒歩約6分(距離約500m)だ。

太子堂中央街(行き交う人々はオシャンティー)の先にあるコーポ浪貝の1階が富士見湯だ。

世田谷区太子堂の銭湯「富士見湯」の外観
のれんでは、富士見湯の「富士」は「冨士」になってる(2023年2月時点)
世田谷区太子堂の銭湯「富士見湯」のコインランドリ
コインランドリー併設あり。(2023年2月時点)

コーポ浪貝は1988年築の賃貸マンション。
間取り1kで風呂付きで、近頃流行りの「風呂なし物件」ではないみたい。
けど、広いお風呂にすぐ入れるなんて羨ましい。
銭湯の上に住んでみたい。

15時開店!定休木曜!

2023年2月時点、富士見湯の営業時間は、

15時~23時!

※ただし、

サウナは22時まで!

(サウナの受付は21時で終了)

定休日は毎週木曜日!

世田谷区太子堂の銭湯「富士見湯」の営業案内
営業案内も「冨士」見湯だ。(2023年2月時点)

玄関に入ると、左右に下駄箱あり。

世田谷区太子堂の銭湯「富士見湯」のアイコン
営業案内の左隣にあった富士見湯のマークが玄関の床にもあった。かっこいい。コーポ浪貝の前はこんなだった?(2023年2月時点)

下駄箱の数は140弱あり多数。

銭湯らしいレトロな木札の下駄箱は、大きさ十分。
小生のNIKE社製厚底ランニングシューズ28センチも余裕でOK♪。

ブーツ用の下駄箱はなしで、みな大きさは同じ。

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アングラ・ロビー

自動ドアを開けて店内へ入ると、浦和の稲荷湯みたいな雰囲気でレトロ。
川崎の桐の湯にも雰囲気似てるかなぁ。

アンバーな照明で薄暗いロビーは割と広い。

奥と左側のスペースに、テーブル&ソファーの応接セットがある。
左側休憩所にはTVも1台ある。

奥の休憩所には漫画が積まれている。
週刊誌やコンビニコミック、単行本などの少年誌・青年誌。
週刊少年ジャンプは最新号があり、単行本はブリーチなどがあった。
が、コミックの巻数は揃ってなく、無造作に積まれている。

家具調度品は昭和レトロで年季が入っている。
田舎の親戚の家に来ましたって感じ。

右手のカウンターていうか、フロントにおかみさんが鎮座まします。
入浴料金500円(2023年2月時点)を現金で支払った。

ロビーには自販機があるほか、飲料水やアルコールの販売もしてた。
もちろん浴用品もガラスケース内で販売あり。

フロントに向かって右が女湯、左が男湯。
「男」の暖簾がだらしなくぶら下がってたりもして、富士見湯は雑然としており、ディープだね~。

脱衣所はエクササイズもできる!?

富士見湯の脱衣所はわりと広め。
そしてロビーの薄暗くて雑然とした感じから一転、照度も上がり小綺麗♪

三段のロッカーが壁伝いのL字に展開。
60個くらいあったかな?
三段で高くないから、天板にも荷物を置いたりできて、荷物の多い銭湯ランナーには便利👍

L字の角には液晶テレビが乗ってる。
トイレはレトロな和式

女湯側の壁には大塚製薬の自販機あり。
500mlのペットボトルが140円でリーズナブル!
350ml缶のポカリでも110円

(値上げの調整がめんどくさかったんかな?)

ドライヤーは1機あり、料金は20円
脱衣所中央にはベンチ2台とテーブルが、「エ」の字に置かれてる。

そして、

健康ステッパーとエアロバイクがある!

※こんなの↓

ジムみたいにエクササイズやれってかwww?

無料で使用できるけど、エクササイズやってる人は見かけんかった。

あと脱衣所には秤タイプのレトロな体重計もあった。

富士見湯の脱衣所の天井は低いけど、どこかのお寺なんかの歴史建築(鎌倉だったかな?)で見たことがあるような天井。
天井の中央が丸くて、中に鳥がいた。

さて、ロッカーは縦が少し長い小さめ長方形。
小生のサロモン・トレイルブレイザー20Lは入るけど、

仕事終わりにブリーフ抱えたスーツ姿のビジネスマンには無理だろうな。(T_T)

ロッカーの鍵に付くのはゴム紐(萎
前の客が使ってゴムが湿ってるの嫌だから(プチ潔癖)、乾いているゴム紐が付いたロッカーをチョイスして脱衣!

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シャンプー・ボディーソープの備え付けがある!

富士見湯の浴場への出入り口は、手動ドアが左右2か所にある。

(2つの出入り口間にはフックがあって、サウナ用品を掛けられる。)

浴場内の間取りを言葉で表してみよう(ちときついが、うまく説明できるかな)

女湯側の手前から、水風呂立ちシャワー4ブース→洗い場が2席ある。
左の外壁側から、サウナ室洗い場が3席白湯浴槽
突き当りは、薬湯洗い場が2席
浴場中央は、7席×2列の島カラン、という間取り。
(洗い場トータル21席かな)


とりあえず風呂椅子を持って島カランへ座る。

富士見湯の内湯内には浴用品を置けるラックとかないから、島カランの塀の上に浴用品を乗せてる人が割といた。

シャワー付きのカランで、シャワーの水圧や温度は申し分ない♪

鏡は腐食してたり、タイルにヒビありで経年を感じる。

ってか、浴場全体に暦年を感じるレトロ銭湯だけどなw。

浴場は天井が高いドーム型で、クリーム色の天井と壁は所々黒ずんでいる。
壁面上部にある窓や換気扇の周辺も黒く汚れている。
タイルの目地に黒ずみもある。

アンバーなロビーと変わって、白色蛍光灯に照らされる浴場だと黒い汚れが割と目立つように感じる。

で、富士見湯には、

リンスインシャンプー&ボディーソープの備え付けあり!
無料で使用可能だ!

しかも2〜3席ごとに1セットある!
数えたら9セットくらいあった!

こりゃ、争奪戦にならなくていい♪

ちなみに、PHOENIXの業務用シャンプーとボディソープ。

適正温度が高い白湯浴槽。

富士見湯の内風呂は大きく3種類に分かれる。

2席あるジェット座風呂!

サウナ室隣の浴槽は、ジェット座風呂が二人分ある!

水深1メートルくらいで深いと思ったが、座るからこんなもんかな。

足裏・ふくらはぎ・背中へは左右2条、腰は1条のジェットが噴出してる!

が、2席のうち片方の席は左右のどちらのジェットの水圧が弱かったり、腰のジェットが死んでたりするので注意。

お湯の温度は壁の水温計だと42〜43度を示してた。
個人的には熱すぎずぬるすぎずちょうどいい温度なのだが、メーターの表記がおかしい

42〜46度の目盛りゾーンに「適正温度」と書かれてた。

あついって!
適正じゃないって!

お湯に浸かっていたら肌が赤くなった。
「ちょうどいい温度」とか言ったけど、もしかしたら熱いかもしれない。
小生以外にも肌が赤くなる人がちらほらいたw。

ちなみに壁タイルはイルカや花、海辺などの写実的な絵が描かれている。
背景画は白樺並木の特大写真

勢いよく沸き立つ気泡風呂!

ジェット座風呂の隣は、同じく白湯で満たされた長細い浴槽。
横並びなら大人4人くらいは入れそう。
プールみたいで子どもは泳ぎたくなるかもしれない(お湯は熱めだがw)

浴槽のうち半分は、ボッコボコ沸き立つバイブラ気泡エリアだ!

で、泡の勢いがすごい
水面がこんもり隆起してる。

気泡風呂の水深は深くなくて、体育座りでちょうどいい深さ。
水枕も付いてるけど、微妙に枕位置が高め。
高身長、高座長の小生でも背筋伸ばさないと頭が安定しないくらいの高さだw。

で、水枕は冷たくない。OMG!

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薬湯もある!

隣の背景画下のほぼ正方形をした浴槽は薬湯
訪れたこの日は、ラベンダーとカミツレの入浴剤が入った健康薬湯だった!

お湯の色はラベンダーでなく紺色wだったけど香しい香りが漂う。

浴槽内は段差があるので、段差に座って半身浴も可能。
お湯の温度は白湯と同じくらいの42〜43度。

やはり「適温」で書いてるけど、熱いからね。

浴槽は2人くらい入れる広さ。
段差を降りると深いから、体勢に少し悩んだけど、浴槽の縁に頭を預け、段差に足を乗せたハンモックみたいな体勢が気持ちよかった。

サウナ室は4人制限中!

富士見湯のサウナ室ドアは鍵なしなので、「サウナは別料金」の注意書きが貼ってあった。

加えて「各段2人ずつ」と書いてあり、二段構成なので、サウナ室内は4人制限みたいだ。(2023年2月時点)

座面にタオルは敷いてあるが、小生が富士見湯滞在中には、タオル交換はなかった。
サウナ室ドア上の温度計は110度(!?)を超えていた。

サウナ室内には砂時計あり。

で、蒸された後はサウナ室の目の前に水風呂がある!
1畳くらいの小さな水風呂だが、水温16度くらいで冷たい!

富士見湯に露天風呂はないから、浴場内で休憩。
カラン前で風呂椅子に座って休憩になるかな。

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立ちシャワーブーツが4つもある!

休憩場所はないけど、立ちシャワーは多くて4ブースもある!

しかも薄緑色のシャワーカーテン付き
水撥ね防止になるからいいね👍

三軒茶屋にはシャイボーイが多いのだろうか。
それとも外国人か(見かけなかったけど)。

ブース内には石鹸置き場があって、ホースのシャワー(好きな部位にシャワーを掛けられる)お湯も水も出るからグッド👍だと思う。

時間帯なのか、いや土地柄だろう、若い客が多かった印象の富士見湯だった。

おしまい。

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