小山湯(横浜市中区|石川町・元町中華街駅)はワンコインで手ぶら入浴できる高コスパ銭湯!
みなとみらいランの汗を流しに、山下公園からほど近い石川町(元町・中華街)駅そばの銭湯「小山湯」へ行ったらコスパ最強だった!
石川町駅から徒歩4分!
小山湯の最寄り駅は、JR根岸線の石川町(元町・中華街)駅。
駅から近く、徒歩4分(距離約300m)だ!
小山湯は横浜市中区石川町3丁目にある「グレース元町」というマンションの地下1階にある。
(東京都中央区の勝どき湯と同じだな)
朝9:30から営業してる!
小山湯の営業時間は、
9:30~22:00
なんと朝早くから通しで営業している!
みなとみらいの朝ランから、関内や桜木町、元町中華街に繰り出すのも可能だ!
時間の有効活用ができる!
また、年中無休らしい。(店頭看板の記載によると)言い換えると定休日なし、ということ。すごい。
2023年9月来訪時には、「定休日(木)(金)」の貼り紙が貼ってあった。
学校や官公庁にあるようなスチールロッカーみたいな下駄箱。
小さいけど、小生のNIKE製厚底ランニングシューズ28センチは無事収まったε-(´∀`*)ホッ。
引き戸を開けると案の定、番台式。
右手に番台がある。
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下駄箱の鍵を預けるシステム
おかみさんにまず、
下駄箱の鍵を出すよう促される。
(ここは下駄箱の鍵とロッカーの鍵の交換制か?下駄箱に鍵を持って帰るなとかいてあったしな。)
で、おかみさん、目が悪いらしく?鍵の数字がよく見えないらしく「何番?」て聞いてくる。
常連だと下駄箱の鍵を渡す時に、「〇番です」と伝えながら出していた。
ここで常連客か一見客かの見分けがつくのだ!
まー、おかみさんはあんまり目がよくないみたいだね。
小生のこと、「お兄さん」て呼んでたからね。
おっさんなのに(爆。
そして、入浴料金490円(2022年9月時点)を現金支払い。
この時も「500円」て言って支払った方がいい。
※2023年9月時点、神奈川県の銭湯料金は500円。
ちなみに、流石に100円玉を「500円」て言ってもばれると思う。大きさ違うし。よいこのみんな、駄菓子屋でやるようなことをやっちゃダメだぞw。
お釣りの10円も、おばちゃん「10円だよね?」と確認しながら渡してきた。推して知るべしかな。
おつりの次に渡されたのは札。
下駄箱と同じ番号の。
「お、ここは下駄箱と同じ番号のロッカーの鍵を渡すのか。」
と思ったら、
鍵が付いてない。(。´・ω・)?
おばちゃん曰く「ロッカーは好きな番号使って❤」、らしい。
これは初めてのシステムだ。
いずれにせよ、下駄箱の鍵を持っていかれたくなくて、番台で管理したいようだ。
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貸しタオル・貸しナイロンタオル無料!?
番台周りには石鹸などの浴用品も販売している。また「貸しタオル無料」「貸しナイロンタオル無料」と紙に書いて貼ってあった。
こりゃ(・∀・)イイネ!!。タオル借りられるなんて渋谷のさかえ湯以来だ!
2023年9月来訪時、貸しタオル・ナイロンタオル無料の貼り紙はなかったな。
ちなみにスイカやペイペイも使える。
(交通系マネーや電子マネーが使える銭湯も初めて来たかもしれない。)
世間話してくる名物女将!?
じゃぁロッカーどれにしようかな、と脱衣所を見回す。
ロッカーは女湯側の壁下半分(上半分は鏡)と、中置きが1台。
加えて入り口側の壁面の3箇所にある。
中置きは天板の上も使って荷造りできるから、荷物の多い銭湯ランナーには嬉しい。
ってことで中置きロッカーをチョイス。
中置は上下2段だけど、下段は鍵なしで潰されて使えるのは上段だけ。(ま、それでいいんだが。)
その他の壁面ロッカーは、下の段が貸しロッカーで洗面器入るくらいの大きさ。
上段が一般客用ロッカーで、縦:横が10:9くらいの大きさだ。
小生のSalomonトレイルブレイザー20Lは入ったが、仕事帰りのブリーフケースはちと厳しいだろう。
先にトイレ行っとこう。
トイレを開けると真っ暗。
電気のスイッチを探すも外になくて、トイレの中にあった。
灯りを点けると広い長方形の空間に、洋式トイレがぽつんとあった。
お腹痛かったんで、しばし座す💩。
トイレを出ると、おかみさんがぶつぶつ天気の話しながら、小生の出たトイレを開ける。
え!?臭いかも。(・・;)
(あ、マスクしてるかww)
おばちゃん「ちゃんと電気消してありがとねー。」
「最近電気代も上がってねー。」と。
(やばっ、アカン警察かいな。)
と続けて、
「最近は何でもかんでも値段上がってやだねー。」
「安くなるのは何もないよ。」
とボヤキwww。
そして
「今日はガラガラだー。」
「お金はあるところにはある、持ってる人は持ってる。」
「でも庶民にはないんだよねー。」
「お金欲しいわー。」
みたいなwww。
(わかる!わかるけどもー!)
まず、コロナ禍で黙浴お願いしてる銭湯が多い中、番頭自らおしゃべりってどういうこと?
(ちゃんとマスクしてるけど。)
で、トイレの電気消えてるかのコスト意識があるなら、貸しタオルなどの無料サービスは過剰とみなして、やめてもいいんじゃないんすかね?
客としては嬉しいけど、潰れるよりはマシ。
小山湯は色々サービスいいんだよね。※後述参照。
てなわけで、適当にあしらいつつ(おい、失礼だろw)、ランニングウエアを脱ぐ。
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ドライヤー無料で使用可能!
脱衣所は改装したのかな?結構新しくて綺麗で清潔感ある。
脱衣所内には液晶テレビと、その前にテーブル&椅子4脚のセットに加え、洗面台、レトロな秤式体重計、冷蔵ショーケース、パイプ椅子数脚が点在してる。
あと珍しいのが・・・、
昭和のSEGAのアーケードゲーム機がある!
が、もはやオブジェと化していた。
電源付けないのは、コストカッターの仕業だろうww。
と、ランニングウエアを脱ぎ捨て、いざお風呂へ!
シャンプー・ボディーソープの備え付けアリ!
半自動ドアを開けて小山湯の浴場へ。
洗い場は、右の女湯側にが6席、島カランは両面に4席が1列と、片面に4席が1列の2列ある。
左の外壁側には立ちシャワーと採暖室みたいな部屋(?)があり、突き当たりには背景画はなく、内湯浴槽が2つ。
小山湯には、
リンスインシャンプーとボディーソープ、さらにシェービングフォームの3点セットの備え付けがある!
無料で使用可能だ!
さらにカラン2席に1セットの割合で置いてあるから、争奪戦の心配もない。
サービスが(・∀・)イイネ!!
カランやシャワーヘッドもピカピカ。
やはり改装を経ているのだろうか、清潔感がある。
浴室内もベース照明などの明かりが多く、明るい。
そして脱衣所との隔たりはガラス張りゆえ、開放感ある。
また、小山湯は地下だけど、窓もあるので採光性もある。
関内の弁天湯や横浜市保土ヶ谷区の喜久の湯と違ってアンダーグラウンド感は皆無だ!
カラダを清めたら内湯へ!
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熱めの白湯浴槽
浴槽は白湯の青くて広い浴槽と、緑色の小さい浴槽の2つでシンプル。
露天風呂なんてものはない。
まずは青い大きい浴槽へ。
あつい!!
壁の水温計を見ると、
よ、48度!?
温度計ぶっ壊れてる!
入れんだろう、人間がwww。
体感的に44度くらい?
それでも熱い!
(我慢して浸かる)
なお、浴槽の半分には上下2条の水流が噴き出しているが(2席分ある)、レトロ銭湯によくあるような、ジェットだとか超音波とか言えないくらいの弱い水圧。
それにしても熱い!
リラックスできない熱さで、我慢のセルフ熱湯コマーシャル。
熱い風呂好きにはオススメだ。
薬湯もある!
隣の緑色の浴槽は薬湯だ。
薬湯は一転、あ、それほど熱くない♪。
壁の水温計は、
よ、46度!?
(やっぱ壊れてるよw)
体感的には42℃から41℃くらい。
最初からこっち入ればよかったよー。
浴槽内に段差があるけど、ブクブク気泡のバイブラバス。
沸騰してるかのような見た目に騙されたw。
緑色の薬湯は入浴剤の香りもするけど、カルキ臭の方が強めだった。
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スチームサウナも無料!
プールの採暖室みたいな部屋は、
スチームサウナ!
サウナ料金なしで入れる!
サウナ室内は左にストーブ、目の前に2〜3人座れる座面、右端にホースのシャワーがある。
一応座面と床にはマットを敷いてあるけど、シャワーがあるから汗を流せていいね。
個人用サウナマットの設置はナシ。
温度計や12分計などない質素なサウナ室。温度はわからん。
詰めれば3人座れるけど、ソーシャルディスタンスを考えれば2人が限度かな。
サウナストーブにあたる熱湯シャワーは、三軒茶屋の弘善湯みたいに常時放流型だ。
熱湯がずっと出続けてサウナ室内の湿度・温度を保っている。
スチームサウナも料金取るか、やめればいいのに。
ホント、小山湯は
サービスがいい!
と感動しながら、じんわりゆっくりスチームサウナで汗をかく。
水風呂はないが水シャワーがある
小山湯には残念ながら水風呂はない。
サウナ室前にホースのシャワーがあるけど、お湯しか出ない。
けど、サウナ室の隣の立ちシャワー(レインヘッドシャワー)があり、水が出る!
てか水しか出ない。だから水シャワー。
スイッチのボタンを押し込むが、自動で戻らない💦
手動でボタンを引っ張って、ボタン位置を元に戻さなあかんトラップあり。
レインヘッドシャワーはそこそこ冷たいので、サウナの汗を流して冷やす。
小山湯には露天風呂もなく、休憩用にスペースもないが、サウナ室前が4×1の片面島カランの壁。
人通りも少なく手すりがあるだけの壁なので、ここに風呂椅子を持ってきて休憩した。
他の人はカラン前や浴槽の縁に座ったりしてた。
まぁドライサウナでなくスチームサウナなんで、そこまで本格的ではない。水風呂もないし。
というわけで、スチームサウナ含めた温冷交代浴をかまして風呂を出た。
ドライヤーが無料で使用可能!綿棒も置いてある!
風呂上り。
洗面所には
ドライヤーが1機あるけど、
無料で使用可能だ。
(これ、有料にしたらいいんじゃん?)
また、綿棒も置いてある!
(耳垢ウエットなので綿棒派)
冷蔵ショーケースでは飲料水の販売をしている。
瓶牛乳が130円、缶ビールの350ml缶が350円、発泡酒・氷結の350ml缶が250円。
また、土地柄なのか?栄養ドリンクが120円で販売してる。
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手ぶら入浴が可能だ!
貸しタオル無料だったり、シャンプー・ソープの備え付けがあり、スチームサウナは入浴料金で入れる、ドライヤーも無料など、小山湯は手ぶらで風呂に入れて、とてもサービスがいい。
風呂上がりもおばちゃんは「金がねー」とぼやいてたから、サービス見直してもいいんじゃんと思った。
帰りは札を返して、案の定「下駄箱の鍵の番号合ってるよね?」とやりとりして退店。
サービスよくて人情味も溢れるから、また来たい。営業時間も早いし。
グレース元町に住みたいぜ!
続く?