黄金湯(錦糸町駅|墨田区)はクラフトビールが飲める人気混雑銭湯
隅田川ランの汗を流しに、東京スカイツリーを通過して墨田区大平にあるオシャレ人気銭湯「黄金湯」へ行ってみたのだった。
オリナス錦糸町近くにあり、好アクセス!
黄金湯の最寄駅は、JR総武線・総武本線、東京メトロ半蔵門線の錦糸町駅。
地下鉄だったら半蔵門線錦糸町駅4番出口から出て、黄金湯まで距離約500m、徒歩で約6分だ。
JR錦糸町駅だったら北口から徒歩約9~10分くらいかかるだろう。
四ツ目通りを北上していくと、右手にショッピングセンターの「オリナス錦糸町」の巨大施設が見えてくる。
オリナス錦糸町を通過すれば、もうすぐ黄金湯だ。
ちなみに、東京スカイツリーのお膝元の押上駅(東京メトロ半蔵門線・都営浅草線・京成押上線・東武伊勢崎線)からだと黄金湯まで徒歩約9分(距離約750m)だ。
黄金湯は錦糸町駅と押上駅のほぼ中間(若干錦糸町寄り)に位置するということ。
2020年リニューアルのオシャレ銭湯。
黄金湯は2020年8月にリニューアル。
モダンだ店構え。
黄金湯を知らない通りすがりには、銭湯だとは思うまい。
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毎日朝湯。深夜まで営業と営業時間が長くて助かる。
黄金湯の営業時間は下記の通り。
平日・日曜・祝日 | 6~9時・11時~24時30分 |
土曜日 | 6~9時・15時~24時30分 |
黄金湯は毎日早朝6時から9時まで朝湯をやっている!
朝湯の後は午前11時(土曜は15時)から営業再開。
午前11時でも十分早い!
そして、深夜24時30分閉店と夜遅くまで営業している。
お風呂に入りたいときに入れるのが黄金湯だ。
ちなみに定休日は第2・第4月曜日。
さて、暖簾をくぐり、黄金湯店内に入ると、
360℃対応可能なフロント兼キッチン兼DJブースがある。
多い時は手狭なブース内に4人くらいのスタッフがいた。
サウナ料金は男女・曜日で異なる。
右手に券売機が2台ある。
渋谷のラーメン凛みたいな小さな券売機だ。
現金払いの人は、土足のまま券売機でチケットを購入。
PayPay決済する人は、下足箱に靴をしまってからフロントで支払いだ。
入浴料金は520円。(2023年8月時点東京都銭湯料金)
サウナは男女・曜日で料金が違う!
女湯 | 男湯 | |
平日 | 330円 | 530円 |
土日 | 350円 | 580円 |
女子が羨ましい。。
貸しタオルもある。
黄金湯はタオルのレンタルも可能。
券売機で貸しタオルを販売している。
貸しタオル小が70円、貸しタオル大が130円、貸しタオルセット大小が200円。(2023年8月時点)
ちなみに、サウナにはタオルが付いていないので、タオルを持参すると安く済む。
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下駄箱の鍵はフロントに預けるシステム。
モダンな店構え、カウンタ周りから一転、下駄箱はレトロな木札。
鍵に「anan」とある。(ananと言えばセクシュアルな記事もある女性誌だ。)
券売機で購入したチケットをカウンターに提出。
すると、下駄箱の鍵も渡すよう要求された。
木札と引き換えに脱衣所ロッカーの鍵が渡された。
入浴・サウナは制限時間制
黄金湯も人気銭湯ゆえか、渋谷の改良湯同様、制限時間がある。
入浴のみは90分、サウナ利用だと120分の制限時間だ。
預けた木札に入り時間が記された紙をクリップ留めして時間とロッカーを管理している。
制限時間を過ぎたら30分毎に400円の追加料金だ。:(;゙゚’ω゚’):
カウンターを背にして左が女湯、右が男湯だった。
※毎週水曜日のみ、男湯↔女湯がチェンジされる日みたいなので、水曜にも来てみたい。
ちょっとドキドキ❤する。
脱衣所に入ると、壁がコンクリート打ちっ放しだけど、木の温もりを感じるナチュラルブラウンのロッカーが並ぶ。
無機質と有機質の競演。(いや、共演?)
4段の背の高いロッカーが9列あるが、小さめのロッカーだ。
一方、縦長ロッカー2段と小ロッカー1段構成の3段ロッカーが5列ある。
僕に割り当てられたのは、背の高い4段ロッカーの最上段。
ちょっと高いな。(-_-;)
高身長の僕でも着替えや荷造りするには少し不便だ。
でも上2段と下2段の間は棚になっていて、着替え中の荷物を置けるから、混雑していなければ最上段でも苦ではない。
とはいえ、幸い180cm近くある僕だけど、170cm前後の身長だと着替えがしづらいと思う。
身長175cmオーバーナイトセンセーションだ。
※175cmオーバーないと、センセーション(大騒ぎ)。
ちなみに、洋式トイレもコンクリート打ちっ放しのオシャレ空間だった。
浴場へのドアは手動なので、開閉はしっかりとする必要がある。
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シャンプー・ボディーソープの備え付けがある。
男湯浴場に入ると、左側に洗い場、奥から右側にかけてお風呂、左奥にはサウナゾーンへの入り口がある。
洗い場は女湯側の壁に9席と、片面6席だけの島カランが1列で、トータル15席ある。
壁側の両端の席はホースのシャワーだ。
風呂椅子と風呂桶は積まずに各席に置いてあるスーパー銭湯スタイル。
黄金湯にはリンスインシャンプーとボディーソープの備え付けがあった。
2席に1セットの割合で置かれていたので、シャンプー・ソープ争奪戦は起こらなそうだ。
ココプレミアムのオーガニックという、ココナッツ・オリーブ・アボカドオイルが配合されたリッチ感漂うシャンプー・ボディーソープだ。
加えて、クレイエステというシャンプーなのかコンディショナーなのか分からない試供品があり、使ってみた。
ヒバの香りがとてもいい。
しばらくして洗い流すと、髪がしっとり柔らかい!手ぐしが心地よく感じる。
残り少ない僕の頭髪でも素晴らしい使用感だった。
カランやシャワーなどの水回りや鏡は、割と使用感があり、水垢やサビなど見受けられる。
リニューアルでカランを新調したかは知らないし、日々の清掃具合も知らないが、数年間の長時間営業と大繁盛の結果なのかもしれない。
島カランの上はラックになっていて、浴用品を置くことができる。
脱衣所内の浴場出入口そばにもスチールラックがあるので、浴用品や水分補給のドリンクを置ける。
黄金湯は人気混雑銭湯なのに洗い場が少ないので、浴用品で席を占有しないように気をつけたい。
さて、風呂だ。
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3種の温度のお風呂
浴場内にあるお風呂は、あったかいお風呂が3つと水風呂の計4つ。
L字の長辺に当たる部分にあったかいお風呂が並び、底辺(短辺)に当たるところは水風呂だ。
3つのお風呂はそれぞれ温度が異なるので、熱いお湯が好きな老人でも、ぬるいお湯が好きな子どもでも入れる。
あつ湯はジェット付きでトゴールの湯。
湯温43~44度のあつ湯は浴槽内が2ブースに分かれる。
一方は、壁から1条のハイパージェットが勢いよく噴出している。
起立したままだと膝下・ふくらはぎに当たり、ランニングに疲れた脚をほぐしてくれる。
身を沈めれば、腰や背中など好きな部位にジェットを当てられる。
もう一方は、左右2条のジェットが噴出している。
肩甲骨周りをほぐすのにちょうどいい。
さらにあつ湯は「トゴールの湯」という人工温泉でもある。
トゴールの湯とは、新潟県の栃尾又温泉付近で算出される風化鉱物「トゴール・ウォームタイト」を使用した人工温泉システム。
トゴール・ウォームタイトの成分により代謝が良くなり、血流がアップするため、筋肉の凝りを和らげ、筋肉や関節の痛み、疲労の回復効果があるという。
江東区の文化湯や川崎市の平和湯や菊名の福美湯の岩盤泉みたいにタイルに鉱石が含まれているのかと思いきや、小石が詰まった袋が水中に沈んでいた。
中温湯は日替わり薬湯
40~41度の中温のお風呂は日替わりの薬湯。
3人くらい横並びできる広さの浴槽の中央から、一筋の気泡が沸き出でる。
2023年8月来訪時は、ゆず湯の日だった。
不感温度の炭酸泉
黄金湯は炭酸泉もあり、不感温度とも言われる36度でぬるめ。
足を伸ばして4~5人並べる長方形浴槽。
リラックスした体勢で炭酸泉に浸かり、ついウトウトしてしまうほどの気持ちよさだった。
地下水掛け流しの水風呂
水風呂の温度は18~20度で冷たい。
汲み上げた地下水の掛け流しだ。
なお、黄金湯の湯水は軟水を使用している。
カルシウムやマグネシウムなどのミネラル濃度が低い軟水だと、肌や髪がしっとりツヤツヤになる。
髪の毛はもう少ないので、肌だけはキレイにしていたい。
ランニングで真っ黒に日焼けしているのだけど。
また立ちシャワーも1ブースある。
ホースのハンドシャワーとレインシャワーをハンドル(コック)で切り替えができる。
水も出るが、水風呂に比べるとぬるめだ。
内湯内にはガーデニングチェアが1脚置いてある。
温冷交互浴の休憩で利用できる。
浴場も脱衣所と同じく、無機物と有機物が絶妙にブレンドされている。
グレーの壁やスチール枠の島カランがモダンな表情を見せる中、ベージュタイルの床や壁がぬくもりを感じさせる。
一方でモダンとレトロも共存している。
背景画に当たる部分には「きょうの猫村さん」で有名なほしよりこ氏による絵巻物風の背景画が描かれている。
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奥のサウナゾーンへはサウナバンドが必要。
前述の左奥にあるサウナゾーンへの入り口は、鍵はないものの手首のサウナバンドが入場許可証みたいなもの。
(手首のサウナバンドは受付時に巻かれる)
銭湯ゾーンとサウナゾーンが区切られているのは、横浜石川町(元町・中華街)の恵びす温泉以来だ。
サウナは黄金湯HPからWEB予約ができるみたいなので、予め予約しておいた方が良さそうだ。
設置ドライヤーは無料で使用可能。
さて風呂上り。
黄金湯の男湯には、テスコムのノビーのドライヤーが3機設置されていた。
3機とも無料で使用可能だった!
僕の残り少ない髪を乾かすのに、ドライヤーなんて使う必要はないから、いつも自然乾燥だ。
また、綿棒が置いてある。
僕の耳垢はウェットなのでいつも綿棒を使っている。
よって、綿棒はありがたく使わせていただいた。m(__)m
綿棒の他にアメニティは、日本酒の化粧水があった。西小山の東京浴場でも置いてあったと思う。
あと巷の銭湯でよく見かけるブラックウルフのスカルプエッセンスもあった。
僕のハゲの進行を食い止められるなら、と思い、ありがたく使わせていただいた。m(__)m
脱衣所内には、ベンチが2台あるから休憩はできそうだ。(混んでいなければ)
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風呂上りに黄金湯オリジナルクラフトビール
僕はいつも風呂上りには牛乳を飲む。
黄金湯もちゃんとビン牛乳を扱っていて、170円だった。(2023年8月時点)
風呂上りの牛乳もいいけど、ビールも格別。
黄金湯は銭湯だけどオリジナルのクラフトビールを提供しているので、飲まない手はない。
定番として常時提供しているのは、ペールエール600円。
期間限定ものも600円で提供しており、2023年8月来訪時はホワイトビールだった。
ペールエールだけあって、苦味が少なく風呂上がりにぐびぐび飲みやすい一杯だった。
クラフトビール以外のアルコール取扱もある。
- カールスバーグ500円
- ハイボール450円
- ジンジャーハイボール550円
おつまみはきゅうり漬け120円がある。
もちろんノンアルコールもある。
- オロポ450円
- 梅ソーダ600円
- 紅のサウナソーダ500円
- パインソーダ500円
- ジンジャーエール500円
- コーヒー牛乳450円
ラストオーダーは24時だ。
クラフトビールを飲みながら、店内を見てたけど、サウナに入場制限が発生していた。
時刻は17時前。
黄金湯は人気混雑銭湯ゆえ、サウナで蒸されたいなら平日15時までの入店が良さそうだ。
つづく。