看板猫がいる足立区西新井の「湯処じんのび」は教育熱心な親子連れにおすすめな寺子屋銭湯!
西新井大師への初詣ランの汗を流し、凍えたカラダを温めるため、大師近くの銭湯「湯処じんのび」へ行った。
大師前駅と西新井大師西駅の両方からアクセス可能!
足立区西新井の銭湯「湯処じんのび」へは、東武鉄道大師線の大師前駅から徒歩約9分(距離約750m)。
一方、日暮里・舎人ライナーの西新井大師西駅からでも徒歩約9分(距離約700m)だ。
(駅名が「西・・・西」ってどっちやねん。麻雀で言ったら対子みたいなもんか)
じんのびビルで多角化経営!
1階は「洗処(あらいどころ)」でコインランドリー。
2階が銭湯の「湯処」。
天然カルシウム温泉・サウナ・露天風呂・散歩風呂・冷水風呂・電気風呂・メルヘンバス・リクエストバスと多種多様だ。
想像がつかない名前の風呂もあるがw
3階が「歌処&習処(ならいどころ)」で、カラオケルーム・レッスンスタジオ・ファミリールームがあるらしい。
じんのびさんは多角化経営をしていらっしゃるw
4階建てだけど、3階までしかないってのは、銭湯は天井が高くて2~3階分を使ってるってことだろうか。
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日曜日は正午から営業開始!
湯処じんのびの営業時間は14時~24時だが、日曜日は12時~24時だ。
日曜は正午から営業しているので初詣帰りにも有難い。
なお、定休日は月曜だ。
銭湯は寺子屋?
階段を上り2階の湯処へ。
「寺子屋銭湯=幼少期にみんなで入るお風呂を体験し、よそ様と触れ、尊敬慈愛感謝礼儀我慢辛抱挨拶等の躾を」
「銭湯にして銭湯にあらず、銭湯にあらずして銭湯なり」
「心の成長に他人の存在は必要不可欠。故に他人はそれをはぐくむ栄養素と思います」
やべーとこに来ちまった!?
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
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猫がいた!
玄関で靴を脱ぐ。
ん!?これは猫砂?猫のトイレか?
まぁいい。下駄箱の扉は半透明の茶色。小生のNIKE製厚底ランニングシューズ28cmは余裕で収まった。
下駄箱は高さがあるので、デザートブーツも入りそう。ちなみに1番下はブーツ用でもっと高さのある下駄箱だった。
鉄の鍵は自己保管。手指を消毒してロビーへ入る。
右手にフロント。ロビーはフロント前とフロント奥に分かれてる。
奥の方は食堂みたいで提供しているビールが飲めそうだ。ただ、食事はコロナ下で提供してない。両方の部屋にTVがあり、それぞれ別の番組を映し出していた。
フロントやロビーには、猫のマスコットや置物が所狭しとたくさん置いてある。店主は猫好きかと思ったら、
なーご🐈
と猫の鳴き声がする。
なんと!三毛猫がいた!
看板猫か。飼い猫がふらついてた。
飼い主ではない小生みたいな一見客には擦り寄ってこなかった。残念😿。
ま、小生みたいなおっさんが「猫かわいい♪」なんて、見るに耐えられない。
ホワッツマイケルの猫好きヤクザみたいな感じだ。
だが、猫好きの人にはおすすめの銭湯でもあるな!
湯処じんのびには券売機が2台ある。大人入浴料金480円をポチッとな(ボ〇ッキー。
券売機から出てきた紙の券をフロントに提出。
フロントに向かって右側の「東の湯」が男湯だった。
要求される100円硬貨
脱衣所内は壁三方がロッカーに囲まれている。うち一面が上下2段の縦長ロッカー。中はバーが渡され、ハンガーもかかってる。仕事帰りでも気軽に立ち寄れるね。
残り二面は正方形型ロッカー。上1段と下2段がロッカーで、2段目に当たる部分はロッカーがなくて棚になってる。
これって使い勝手がいいんだよね。
特に銭湯ランナーにとっては、脱いだランニングウエアはしまって、新しい服を着て帰るからので荷物が多い!こういう棚があると荷造りが便利なのだ。
ただ、
100円硬貨を要求される。
※コインバック式で実質無料だけど。
たまたま財布に100円玉あったけど、両替機は脱衣所内にない。
下駄箱が無賃だったから油断したぜ。
先にトイレいっとこ。
トイレは洋式。ビル銭湯だけあって流石に和式ではない。
ランニングウエアを脱ぎながら、脱衣所を観察。
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うつさないテレビ
脱衣所中央に休憩用か?ベンチが2台ある。
壁上部には液晶テレビがあるが、電源が消えてビニールがかかってる。
コロナ下なので、TVを映さず長居させないことで、コロナをうつさない、ってことか?
うまい!(自画自賛)
その他、湯処じんのびの脱衣所内には、MEIJIの自販機があり、牛乳などの瓶を販売。
体重計は秤でなく、もちろんデジタル。
洗面台は2つあり、ドライヤーも2機あるが、
なんとドライヤーは無料で使える。
太っ腹だニャー。
てな感じのシンプルな脱衣所だ。あと脱衣籠もあった。
ランニングウエアを脱ぎ捨て、渋々100円玉を投入して、ロッカーの鍵をかける。
カールコードであるのがせめてもの救い。
ゴム紐だったら、プチ潔癖の小生としては大分萎えるぜ⤵。
浴場へのドアの脇には、浴用品を置ける棚がある。
「他人のを使うな」
ってテプラがたくさん貼ってあった。
そういや、脱衣所には「小学生になったら異性の風呂に入ってはダメ」だとあった。
2022年1月1日から東京都をはじめ多くの自治体で、子どもが親と混浴できなくなる年齢が「10歳以上」から「7歳以上」に引き下げられたらしい。
まぢか!小学生になったらおっぱい(・)(・)見れないのか!
兎にも角にも、湯処じんのびは注意書きが多かった。これが寺子屋銭湯の謂れか?
以上、余談。風呂行くか!
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シャンプー・ボディーソープの設置あり!
銭湯て割と脱衣所・浴場が縦に繋がった間取りが多いけど、湯処じんのびはちょっと変わった間取り。
浴室のドアを開けると眼前にサウナ。右手には立ちシャワー×2。
で、左を向くと、浴場が大きく広く展開されている。
左側の女湯とを隔てる壁沿いに内湯が3浴槽ある。一方、右側にはサウナに続いて水風呂、カラン、奥に小さなお風呂がある。
突き当たりには背景画はなく、ガラスのサッシがあり、露天風呂があることを匂わせている。
内装はタイル使いの平成チックな洋風風呂だ。
カランは、左の浴槽の壁にカランが4、島カランが9×2、外壁側に6の計28個。
島カラン上は浴用品を置けるラックになっている(Good。
湯処じんのびは、リンスインシャンプー、ボディーソープの備え付けがある。
もちろん無料で使用可能だ!
ただ、セット数が少なく、4セットくらいしかない。
さらに、浴用品ラックがあるから、そこに置けばいいのに、
加えて!サウナ室ドア横にフックがあるから、そこに掛ければいいのに、
浴用品がシャンプー&ソープセットのそばに放置だ#。
カラダ洗ったあと、浴用品をカランに放置して風呂やサウナ入ってんだろ#。
寺子屋銭湯?
子どもより先にこういう大人を躾けろよ#。
それかセット数増やせばいいのに。
ま、シャンプーとボディーソープは固定されてないから、移動させるのは可能だ。
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湯気が天井からポタリと背中に♪
カランに座ってカラダを清める。
頭とカラダを洗ってると、時々背中や肩に冷たい雫がピチョンピチョン当たる?
そう、ドリフの歌のように
湯気が天井からポタリと背中に~♪
つめてエな♪つめてエな♪
だ!
凍えたカラダを早く洗い終わって、早く湯船に浸かりたいのに#!
つめてー!!
ブルーの青空みたいな天井の1番高いところは3階相当までぶち抜きだが、屋根のような傾斜が露天風呂へ向けて段々低くなってる。
で、ちょうど低くなってる部分から、水滴がポタポタ落ちてくる。換気はしてないようだ。
我慢してカラダを洗い終え、さぁ風呂へ!
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「散歩風呂」という名の歩行風呂
まずはカラン裏にある「散歩風呂」。
いわゆるUターンして帰ってくる歩行風呂で一方通行だ。床に凸凹の足ツボ刺激マットがある。
階段を降りると、水深が意外と浅くて60cmくらい。なので浮力があまりかからないので、
ちょっと痛い(´;ω;`)ウッ…。
しかもUターン折り返しで帰ってきたら、また階段に登らなあかん。
お湯はぬるいし、ジェットもないし、イマイチ。
てか、凍えたカラダがあったまらん!
隣は電気風呂。
奥行があり、中々ひろい電気風呂。女湯の壁側半分に電極がある。揉みパターンなしのビリビリタイプだ。
もう半分は普通に浸かってられる白湯。段差ありで半身浴も可能。サウナの休憩で座ってる人もいた。
お湯は41度を示していたが、そんなに熱く感じなかったし、
ビリビリが痛くて浸かってられず、あったまらん!
天然カルシウム温泉「二股温泉風呂」
最後の内湯は、薄く白く濁っている浴槽。
北海道二股温泉(人工)らしい。
お湯の温度は42度!
おぉぉ、あったけえぇぇ。(*´Д`)=3
やっとゆっくりあったまれる。
北海道長万部の二股温泉の石灰華(湯の華)を使用した人工温泉は、天然カルシウムをふんだんに含み、血行を良くして代謝を活発化させるそう。
浴槽の一角には、壁からジェット水流(2人分)が出ている。
腰1条・背中2条のジェット水流は、圧が弱めのマイルドリラクゼーション。
また、浴槽の中央の方は、煮えたぎるかのようにバイブラ気泡がブクブク沸き立つ。
で、面白いのが、ジェットの反対側の一角にはテーブルと椅子がある。
四角い石のテーブルと、向かい合うように2つの段差(椅子)。テーブルは脚つきでなく、タイルを積んだ台に天板を載せてるので、座った時に脚を伸ばせない。
何用だ、これ?教育会議用か?
(いやー熱燗が飲みたくなるね。)
ただ、テーブルにも上からポタポタ水滴が落ちてきてた。
あかんわー、冷たくて考え事もできひんわ。
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メルヘン風呂!?
あと珍しいのは、プールみたいなちっちゃい子ども用お風呂がある。
アヒルや象さんジョウロなどのおもちゃが置いてあって、水深も浅い。
もうおっさんなんで、この風呂に入るのは大人気ない!と思ったが、子ども客もいなかったので、読者のために入ってみた。
ぬるい。38度くらいだろう。
お父さん・おじいちゃんが子ども(孫)と一緒に入って、メルヘン風呂で遊ぶ姿が目に浮かぶ・・・。
と想像してるおっさんが1人、メルヘンバスにいる・・・。
いたたまれない!
あと内湯はサウナ・水風呂・立ちシャワーだ。
サウナ料金は350円!
立ちシャワーはヘッド固定で、お湯と水の両方が出る。
サウナ前にあるから、すぐ汗を流せていいね。いい場所にあると思う。
サウナは有料。プラス350円で入れる。
ドアはサウナキーなし。なので「サウナ有料」や「反則サウナは罰金1,000円」とか書いてある。
サウナ客かどうかの判別は、サウナ料金を払ったら渡される赤いカールコード付きの小判札を身に着けているかどうか。
小学生以下はサウナに入れないから、
サウナは大人の性域だ。
あ、ちが、
性域聖域だ。
サ室ドア上の温度計は60度を示していた。ホントかどうかは、訪れた日はサウナに入ってないのでわからない┐(´д`)┌。
中を覗くとL字型に段差がある。長辺は2段。6,7人は入れそうな広さだ。
で、水風呂。浅くて広い。3人は足伸ばして入れそうだ。水温は19度を示していた。
内湯には休憩スペースはないので、浴槽の縁に座って休憩してる人がいた。
じゃぁ外気浴はできるのか??
答えは「できる!」
湯処じんのびには、露天風呂があるのだ!
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ブルー天井の半露天風呂!
突き当たりの露天へのサッシ(半自動ではないから開閉に注意)を開けると、ベランダのような空間。
ガーデンチェア2脚と露天風呂がある。
ここで外気浴可能だ。
露天スペースは大倉山のしのぶ湯みたいに、生け垣に造花が活けられてカラフルで綺麗。
で、正月雰囲気で梅の花や凧などが飾ってある。あとは、バラとか(花の名前詳しくないからあとはわからない。)
さて、ガーデンチェアに座って青空を見上げる。
ん?青空?
湯処じんのびに入った時はもう日が暮れてたけど。
よく見たら、天井と生垣の上の壁がスカイブルーに塗られていた!
ちなみに内湯の天井もブルーだから、その延長だね。
夜に来ても開放感が感じられていいね!
だからそんなに圧迫感感じない。
けど、洞窟みたいに密閉空間ではない。露天風呂の上の方に、天窓くらいの小さなスペースがあり、そこから外気に触れられる。だから半露天。
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露天風呂は「忘我の湯」
さて、露天風呂は「亡我の湯」と書いてある。
白湯の風呂でぬるめで、40度くらい。
石のレンガ積みの浴槽は浅い。体育座りでも肩が出る。体育座りなら大人3人くらいが横並びできそうだけど、足伸ばしたら浴槽から足が出ちゃうし、肩まで浸かろうと全身を沈めたら1人しか入れなくなるくらいの広さ。
要は浅くて狭くてぬるい。
がんばらない健康法という本の「7悪3膳1コウモリ」の法則というのが貼ってある。
よく読んだら、ちょっと論理がおかしくて、一人で突っ込んでた(タバコとか炭水化物の件ね。)
全然「亡我」できてねえ!
男湯と女湯は週単位で入れ替え!
訪れた日は男湯が「東の湯」で女湯が「西の湯」。
湯処じんのびは、週で男湯と女湯が入れ替わるのだ。趣の異なる風呂に入れるのならまた来たい。そして猫とも触れ合いたい。
以上。
つづく?