大田区・矢口渡駅の草津湯は温泉付き・無料サウナ・外気浴可能なハイコスパ銭湯だ!

東京都の銭湯, 銭湯ラン

月例川崎マラソンでかいた汗を流しに東京都大田区の草津湯に立ち寄った。

スポンサーリンク

東急多摩川線・東急池上線からアクセス可能

草津湯に一番近い最寄り駅は、東急多摩川線「矢口渡」駅徒歩約5分、距離にして約350mだ。

次に近いのは東急池上線「蓮沼」駅徒歩約12分、距離にして約900m

しかし、地図をズームアウトしてご覧いただければお分かりいただけると思うが、草津湯のあるエリアは東急池上線と多摩川線に挟まれている。つまり、蒲田・池上・武蔵新田駅からのアクセスも容易だ。

大田区の銭湯「草津湯」外観
安方商店街にあるビル銭湯が草津湯(2021年9月撮影)

草津コーポの1階部分が草津湯。ぐるりと囲むようにたくさんの自転車・バイクが駐輪されている。繁盛してるみたいだ。

草津湯の営業時間は正午~24時。定休日は不定休だ。

大田区の銭湯「草津湯」玄関
いざ、草津湯へ入店(2021年9月撮影)

ホテルみたいな雰囲気のフロントロビー・脱衣所

自動ドアを開け、草津湯店内へ。なにやらホテル然とした雰囲気

手指を消毒してランニングシューズを脱ぐ。右手に下駄箱があり、シューズを収め鍵をかける。


フロントに入浴料金480円を現金支払い貸しタオルは50円だ。フロントの料金表にサウナ料金の記載はない

フロントに向かって左手に、脱衣所の入り口が男湯女湯ともに並ぶ。
右側が男湯だ。

入り口のS字クランクを通り抜け、脱衣所に到達。ニスの効いたフローリング床に、白い壁紙クロス、オレンジの関節照明から、依然としてホテルのような洋風の内装。清潔感がある

ドライヤーが無料で使用可能

フロント側の壁一面に、ロッカーがずらりと並ぶ。4段×十数列だから、ざっと50くらいのロッカー数。

ロッカーの大きさは、縦が少し長い正方形で全部同じ。小生のサロモン・トレイルブレイザー20Lは入る大きさだ。

鍵はゴム紐でなくカールコード。また、ロッカー前の床はゴザを敷いていて、ビチャビチャ感がなくドライ感を維持。プチ潔癖としてはうれしい。

外壁側の壁には、貸しロッカーとトイレ。
トイレを開けると、洋式便座と小便器がある。便器が2種類あるけど、トイレのドア閉めたら、一人でしか使えないから、あんま意味ないかも。

仲良く連れションならアリか!?

脱衣所中央には両面座れる長ベンチが1台。

洗面所は2つあり、ドライヤーが1機設置されているが、無料で使える(嬉。ヘアブラシも置いてある。

そのほか、デジタル体重計とウォータークーラーもある。

ごちゃごちゃしないシンプルな草津湯の脱衣所。ランニングウエアを脱ぎ去り、いざ浴室へ。

備え付けのシャンプー・ボディソープは無料で使用可能!

浴室へ入り、どこでカラダを洗おうか?と浴場内を見渡す。

左の脱衣所側の壁にカラン4、女湯側の壁にカラン4、で4×2の島カランが2つで合計24個のカラン。

右手には立ちシャワー×2とその奥がサウナ室。 

対面の壁全面に内湯がずらりと並ぶ。そして右側の奥に外へ出られる扉がある。


まずカラダを洗おう。
草津湯はリンスインシャンプーとボディーソープが設置されている

しかも、2カランに1セットずつ設置とスーパー銭湯並みの多さ!


が、空いてる席を見つけて座ろうとすると・・・浴用品が置いてある

これは北府中のあけぼの湯と同じ現象だ。

座れねーじゃねーか(# ゚Д゚)

そういや、脱衣所の壁に「サウナに入る人は洗面器をシャワーの上に置いて」とあった。浴用品置きラックの設置は急務であろう。

それか注意書きに従えや。


お、空き席見つけた(嬉。

ラッキー♪カラダを洗う。


備え付けのシャンプー・ソープはPhoenixの業務用。マーマレードみたいな柑橘系の香り。きらいじゃない。

シャワーの水温・水圧は申し分なし。気持ち弱いくらいだ。

では内湯へ。

妄想を掻き立てる風呂の説明イラスト♡

女湯側の壁には、ハイパワーボディージェット風呂とアイアンメイデンみたいなボディジェット風呂が一つずつ。

ハイパワーボディージェットは壁から1条の強力な水流が噴出されている。壁に説明書きのイラストがあり、女性が手すりに掴まって、ビート板姿勢でおっぱいに水流をあててる。

こういう使い方なのか??

確かに手すりは付いているが。

水深が1mくらいの場合、小生は起立したままだと、丁度臀部にジェット水流が当たる。なのでランニング後の臀部マッサージをここで施した。

しかし、イラストに描かれているのが女性とは。しかも裸だバストトップの隆起は描かれていない⤵。で、ビキニラインと鎖骨あたりに黒線が引かれている。

水着の線か?

しかし、全身肌色に塗られている。

水着を着ての入浴はNGだから、水着の色を肌色にしたのだろうか?

いづれにせよ、中二ばりの小生の妄想力を舐めてるな凸

しかも、ジェットマッサージで血行も良くなってるからな凸

隣のアイアンメイデンみたいなボディジェットは、痩身の小生でもギリギリの大きさ。こりゃ、体がでかい人は入らんのではないか?


その隣は電気風呂。揉みパターンのない、ずっとビリビリするやつ。


さらにその隣は、寝風呂が2人分。下半身はバイブラの気泡がブクブク。腰・背中に1条の水流が噴出されて当たる。水枕付き。

座風呂に寝そべって天井を見上げると、洗い場部分の天井は2階までの高さで低いのだが、内風呂の天井は2階をぶち抜き、高くなっている。外壁側のサッシからは外光が差し込んでいる。天高と採光性により、圧迫感・閉塞感は感じない。


その隣はジェット座風呂が一人分。足裏・ふくらはぎ・腰・背中に2条の水流によるマッサージだ。

その隣は白湯の浴槽。これら上述の浴槽は、ほぼ繋がっていて、壁の水温計を見ると40度を示していた。(体感的にはもう少し熱い気もする。)

ちなみに背景画はアルプス湖畔の連峰のモザイクタイル画だった。

立ちシャワーはホースタイプでなく、シャワーヘッド固定タイプ。水も出るから温冷交代浴にも使える。

銭湯なのに温泉も入れる!

草津湯には、「鉱水の湯」という温泉が源泉掛け流しである。薄い茶褐色の温泉だ。

温泉浴槽内には段差があり、お湯の色で底が見えないので、手探りでゆっくり進む。すると、腰掛けもあるでないか。足の小指をぶつけないように、手探りで慎重に進むべきだ。

湯温は40度を示していた。温泉に浸かりながら壁に書いてあるこの温泉の特徴を見る。

肌荒れや冷え性に効能ありで、保温保湿効果もあるらしい。
壁の貼り紙には、1kg中の鉱石成分を細かく縦書きで書いていたが、縦書きだと読みづらい(汗)。全然頭に入ってこなかった。

入浴料金のみでサウナにも入れる!

鉱水の湯の前にサウナ室がある
ドアの上の温度計は90度くらいを示していた。

注意書きで「カラダを拭いて、バスタオルを腰に巻いて入れ」とのこと。注意書きはそれだけ。

あれ?「サウナ料金必要だよ」、みたいなのは?

サウナ室のドアには鍵穴がない。普通に取手だ。

ということは、もしや・・・

そう、草津湯は入浴料金でサウナにも入れるのだ!

追加でサウナ料金を払わなくてもいいなんて、

最高過ぎる!

そういえば、横浜市港北区綱島の草津湯も、サウナが無料だったな。「草津湯」という名前の銭湯はコスパが高いのか?

サウナ室は2段のタワーサウナで広め。TVもあり。

サウナ室の前(鉱水の湯の隣)が水風呂だ。

3人くらいは入れる広さの水風呂は、16度を示していた。

くぅ~冷た~い。

外気浴スペースもある!

そして、水風呂の隣のドアからは外へ出られる!上には「外気浴」スペースと書いてある。
そとに出ると、目の前に3人くらい座れるようになっている。

サウナ無料で、冷たい水風呂があって、外気浴スペースもあるって、草津湯は最高だ。

で、左手の奥の方は、打たせ湯になっている。 通常は水が止まっていて、 壁のボタンをぽちっと押すと、打たせ湯が開始する。

5秒くらい待つという時間差があるが。

2条の打たせ湯が両肩に当たり、暫しのマッサージ。1条でなく2条で両肩をほぐせるのが(・∀・)イイネ!!。


ちなみに、外気浴スペースのルーバー窓 (ジャロジー窓)は全開。銭湯側からは窓越しに民家やマンションが見える。もしかしたら向こうからも外気浴スペース内が見えるかもしれないが、気にしない。

スポンサーリンク

広いロビーでくつろげる

フロント両脇にロビーがある。フロントに向かって右側は、ローテーブルにソファーがL字に置かれている。こじんまりとして目立たない。

一方、フロントに向かって左側のロビーが広い。壁に液晶TVが点いている。

で、リクライニングチェアが3席×3列でTVを視聴できるように並べられている。そして各チェアの間にはサイドテーブルもある。

さらに、テレビの横にはガラス張りの喫煙スペース

加えて、サイドテーブル付きの背もたれなしの椅子も表通り側に3席ほど並べられている。
フットレスト付きマッサージチェアも2つあった。

飲料やアルコールも販売している。サウナ上がりのおじさんたちが、横一列でリクライニングチェアに座って飲んでた。

俺も座ってみた。

背もたれが倒れていたら、起こそうとしても動かない・・・?

「あ~、そのリクライニングはだめ、壊れてるよ」

とおじさんに教えてもらった。

こういう地元の人とのやりとりも銭湯の醍醐味の一つ。

人見知りだけど。

草津湯はコインランドリーも併設されている。また草津湯の入っている草津コーポの2階3階は住居のようだ。

毎日、草津湯に入れるなんてうらやましいぞ。

月例川崎マラソンの後に、また今度来よう。

つづく。

スポンサーリンク