富士見湯(昭島市|青梅線中神駅)レビュー!暗闇瞑想と展望デッキでととのう

東京都の銭湯, 銭湯ラン

昭和記念公園ランや横田基地でのフロストバイトレースに使えそうな銭湯が昭島市中神町にある銭湯「昭島富士見湯」だ。

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アクセス

青梅線の東中神駅から徒歩9分

昭島富士見湯はJR青梅線の東中神駅と中神駅のちょうど中間くらいにある。

東中神駅からだと距離650mで徒歩9分

青梅線の中神駅から徒歩7分

一方、中神駅からだと昭島富士見湯まで距離550mで徒歩7分

中神駅を使った方が近そうだ。

昭和記念公園から徒歩18分

ちなみに、昭和記念公園ランの汗を流す際、昭和記念公園からのアクセスも紹介しておこう。

昭和記念公園から昭島富士見湯までは距離1.2km。歩くと18分だけど、ランナーならクールダウンがてら数分で着けるだろう。近いと思う。


住宅街を抜け空き地に出ると、「朝風呂」ののぼりが立ち、ライトアップされてる建物が登場。

昭島富士見湯の外観
駐車場も併設されている。
(2025年1月撮影)
昭島富士見湯の外観
昭島富士見湯に到着!
(2025年1月撮影)

営業時間

昭島富士見湯の営業時間は、

正午から翌朝9時まで!

※待合室は午前10時まで利用可能

なんとオールナイトの22時間営業!泊まれるスーパー銭湯ばり!

定休日は毎週月曜日

※月曜祝日の場合は翌火曜日が休み

昭島富士見湯の営業案内
2025年1月時点の営業案内

下駄箱は茶色の薄透明扉。よくある平成チックな下駄箱で鉄錠。
小さめの下駄箱にランニングシューズを押し込む。

各種料金

店内に入ると右にフロント。左に旋回すると券売機がある。

入浴料金

2025年1月現在、東京都銭湯料金は大人550円

※東京都浴場組合HPで最新の入浴料金をチェックする☞

サウナ料金・展望デッキ料金

男性サウナ料金(タオルは付かない)400円
女性サウナ料金300円
展望デッキ200円
男性サウナ+展望デッキ600円
2025年1月時点

女性サウナが男性より安いの、ずるいw。

券売機の前でにらめっこ。

展望デッキ?

こりゃー説明ないと分かりづらい。券売機にはメニューしか書いてない。ハードル高し。
詳細は後述するが、要は外気浴スペースかな。

で、よく分からず「サウナ+展望デッキ」のボタンだけポチって精算しようとしたら、フロントからおかみさんが出てきて「入浴券も必要」だと言われたw。

あ、そうなのね💦(照

横浜市泉区の葛の湯のロイヤルコースみたいな感じかな?

その他、レンタルタオルなども券売機で販売中。

※最新の料金を昭島富士見湯HPで確認する☞

サウナバンドの色で区別

購入したチケットをフロントに出す。

サウナ客は下駄箱の鍵も預ける

昭島富士見湯のサウナバンド
代わりに番号札の付いたカールコードのバンドが渡される。
「これを身に付けて入って」と。

あと番号札だけど、下駄箱の鍵を管理するためのものみたいで、「脱衣ロッカーは空いてるロッカーで好きなものを使って」と。
渡されたのは緑色のカールコード。

  • 緑のカールコードは、サウナ+展望デッキの客
  • 青は、展望デッキの客
  • 黄色は、サウナの客

というようにカールコードの色で区別してるらしい。青と黄色は混ぜたら緑ってわけねw。

漫画がずらり

で、男湯に行こうと踵を返したら、ロビーにはコミックがずらり

西小山の東京浴場よりは少なそうだけど、大田区久が原のココフロますの湯府中の桜湯よりは多そう。
昭島富士見湯HPによると7,000冊もの蔵書数らしい。
名作話題作がほぼ全巻揃ってる。漫画喫茶みたいだw。

っと、ここで立ち止まるわけには行かない!
うしろ髪ひかれ隊で男湯へw。

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男湯脱衣所の様子

男湯に入ると、浦和の鹿島湯西小山の東京浴場のようなアングラ感感じる脱衣所。

壁面と中置きで50強のロッカー数。
注意すべきは、ロッカー全てが小さめ
よって、荷物は少なめがよさそうだ。フレーム入りリュックやブリーフケースはロッカーに入らんな。

なお、「入らない荷物はフロントへ相談を」と書かれた貼り紙があった。

サウナバンドはカールコードだけど、ロッカーの鍵に付くのはゴム紐なのが少し萎えた⤵w。(前の客が使って湿っているのがイヤなプチ潔癖)

脱衣所内には、

  • デジタルのヘルスメーター
  • いかつい黒のマッサージチェア
  • トイレは大と小あり
  • ウォータークーラー
  • 明治乳業の自販機(白牛乳150円

自販機は漫画のあるロビーにもあるから、店内で水分補給ドリンクの調達可能だ。

休憩処もある!

あと脱衣所内に階段梯子があるじゃん。
近づいてみると「有料」と書いてある。
階段梯子を上った先のロフトエリアは別料金みたい。

料金を払ってないから登ってないけど、貼り紙を見るに、裸でなく服を着て横になれる休憩スペースみたいだ。

※昭島富士見湯HPで料金を見てみる☞

漫画を読むもよし、仮眠するもよし、Wi-Fiやコンセントも完備だと。
これならフロストバイトレースの前泊に使えるんじゃないか?

さて風呂だ。

カラフルでポップなイラストの背景画

お風呂場の印象は、年季が入りつつ、やはりアングラ感があるな。

天井の高い2段天井は昔ながらの銭湯そのままなんだけど、背景画はカラフルでエキセントリックなイラスト
極彩色で富士山のほか、くじらや鳳凰、招き猫、亀、プードルなどが描かれている。面白い。

(福を呼ぶ動物らしい…。プードルも?)

シャンプー・ボディーソープの備え付けあり

洗い場は2列の島カラン。片面6席ずつで計24席。
シャワーはホースのハンドシャワーだけど、ホースの長さはまちまちw。
ハンドシャワーなのはありがたいけど、出るのはお湯のみ。水温調整は不可。混合水栓ではなく、カランはお湯と水がある。

リンスインシャンプーとボディーソープの備え付けあり!

持参しなくていいから嬉しい。
2席に1セットの割合で置かれてるから、争奪戦の心配もない。

内湯の種類

ジェット寝風呂

まず脱衣所側に浴槽が2つあり、1つは、水枕付きのジェット寝風呂が2人分。

背中へ左右2条、腰へセンター1条、左右の足裏にジェット噴射。だがマイルドw。
あと体型によって寝風呂にフィットするかどうか。身長180弱のオレだとあまりフィットしなかった。

お湯はぬるめの38〜40度くらいでリラックスはできた。

オモチャが浮かぶ浅風呂

ジェット寝風呂の隣には、おもちゃが浮かぶ白湯の浅風呂。お湯はやはりぬるめ。
親子連れが戯れることのできるほのぼの風呂だ。

ボディシャワーブース

女湯側の壁にボディーシャワーブースが1つあった。
スイッチを押すと、上中下段&2・4・8・10時の方向から、わがままボディに向かってシャワー噴出。
だいぶ勢いが強い。
あと出るのはお湯だけで水は出なかった。

頭上にヘッドシャワーもあったけど、位置が低くて身長180弱だと中腰にならざるをえなかった…。

電気風呂(低温湯)

エキセントリックな背景画下に3つの浴槽がある。
お湯の温度が異なり、低温・中温・高温の3種類だ。

低音湯の浴槽には、ショルダージェットバス電気風呂が各1人分ある。
お湯はぬるすぎなくらいでw、34〜36度くらい。

電気風呂は揉みパターンあり。そこそこ電圧強め。

ショルダージェットバス(低温湯)

ショルダージェットバスは、川崎市高津区の鈴の湯などと同じようなもの。
ジェットの位置調整ができるから、僧帽筋に当ててマッサージすることができた。(顔の大きさ次第w)

ジャグジー(中温湯)

中温湯は円形浴槽でジャグジー
床からバイブラ、壁からはジェットが吹き出してる。

なんだか西五反田の松の湯のジャグジーを思い出した。

お湯は38〜40度で、自分の好みに一番近い温度♪。

深風呂(高温湯)

高温湯は段差のある深風呂。
4人くらい入れそうな浴槽に入ってみたら、あつい!!

温度計は44度を示していた。こりゃ熱いわ~。(;´Д`)

露天風呂

昭島富士見湯には露天風呂もある。

4人くらい入れる和風の露天風呂はぬるく、体感的には35度前後。
お湯に色が付いていたので、薬湯も兼ねてるのかな。

なお、昭島富士見湯には立ちシャワーはない。水シャワーはできなかった。

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昼と夜で趣が変わるサウナ

昭島富士見湯のサウナは2023年7月にリニューアルしたらしく、昼と夜で雰囲気が変わるらしい。

昼はテレビあり

正午~18時までは、明るい室内でテレビの映し出しがある定番的なサウナ。

夜は暗闇瞑想サウナ

18時~翌9時まではテレビ番組の映し出しはなくなり、焚火映像が映し出され、鐘がチーン♪と鳴り響く。

筆者が訪れたのは夜だったので、暗闇迷走サウナについてレビューしていく。

サウナマットあり

サウナ室前にサウナマット(ビート板)あり。
多分トータル枚数は9枚で、枚数で人数制限してるらしい。

サウナ室ドアには鍵穴なし。フロントで渡された緑か黄色のカールバンドがサウナ客の目印だ。

そのほか、メガネ置きやラック(場所取り禁止。浴用品を置いておく)、ハット・ポンチョ掛けがある。
(ポンチョ?店内で300円で売ってたけど雨用かな?)

暗い

暗闇瞑想サウナと言う通り、室内は暗い。
ベンチ下の間接照明とスポットライトが一灯。

3セット目にベンチから立ち上がった時にライトに耳をぶつけて火傷したから要注意!

定員9名

サウナ室に入ると、右側にサウナストーンとヒーター。正面壁にテレビ、左側に3段タワーベンチ。
ベンチは3段で1段3人で、定員9名か。サイナマットの枚数とも合致。

ベンチは座面にタオルが敷かれ(滞在中にタオル交換はなし)、床は簀の子みたいなタイル。

最上段は瞑想ブース

最上段ベンチは奥行きがあることに加え、仕切り板でブース状になっている!座禅を組めるw。

こりゃぁ籠って自分の世界に没入できるぜ。マジ瞑想できる♪

12分計と15分砂時計あり

室内には12分計あり。
最上段ベンチの左右には、15分間を測れる砂時計あり。

93度くらい

室内に温度計があり、93度くらい(暗くてよく見えないw)を示していた。

3段ベンチのタワーサウナだから座る位置で温度は調整できる。一番下のベンチだとマイルド。

セルフロウリュ可能

「サウナストーン」と上述したが、バケツと手桶が置いてある。

そう、セルフロウリュが可能だ!

「昭島富士見湯式ロウリュ案内」が貼ってあった。

  1. サウナストーン前の砂時計が落ち切っているか?
  2. 周りの人に声をかける
  3. ラドル(手桶)に汲んだ水かアロマ水を石に掛ける
  4. 砂時計をひっくり返す(5分計)

訪れた日は生姜アロマ。
そんなに混んでなくて、誰もいない貸し切りタイミングでセルフロウリュをやってみた。
下段ベンチだと生姜の香りや熱波はこなかった。最上段の座禅ブースじゃないとロウリュを堪能できないな。

深層地下水の水風呂

サウナ室前に水風呂があるナイス動線♪
手桶で汗を流して、水風呂でクールダウン。

昭島市の深層地下水を使用した水風呂はマイルド~。

ちなみに昭島富士見湯のお風呂やシャワーも地下水100%らしい。

展望デッキで外気浴

2023年7月にオープンしたらしい展望デッキ。
露天風呂エリアに展望デッキへ上がる階段がある。
…いや、足場かなw。結構急なので登り降り注意⚠。

デッキは屋根がなく開放的。訪れた日は晴れていたけど、昭島でも夜空に星は見えなかった。
夏や昼間の晴天は気持ちよさそうだ。

目隠しがあるし、周りに高層マンションやビルもなさそうなので大事な急所は覗かれなそう(大したものは持ってないから見られても構わんがw)

アディロン&アルパインチェアが9脚あり。うちオットマン付きが5脚。
水流すシャワーもある。

ちなみに、露天エリアに足湯桶が置いてあり、露天風呂のお湯を汲んで持って行けば足湯ができるとか書いてあったが、階段が怖すぎて多分ムリ。こけそう…。

なお、展望デッキがあるのは男湯のみ

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ドライヤー無料!

ドライヤーはKOIZUMIが2機あり、無料で使える

(オレにはもうドライヤーが必要なほどの髪の毛はないから、いつもドライヤーは使わない)

風呂上がりのロビー。
テーブルや椅子があるが混雑して。
カップラーメンやたこ焼き食ってる人もいた。飲食物も色々とあるみたい。

昭島富士見湯は夜通し営業していて休憩スペースもあるから、フロストバイトレースや青梅マラソンやトレランの前泊に使えるんじゃないか?めっちゃ早く行けそう。

おしまい

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